登山用の浄水器はフィルターの洗浄が出来た方が良いと思う

saitama-nの日記：中空糸膜が主の浄水器（ソーヤーなど）でノロウイルスは除去できません（中空糸膜を通り抜けるサイズなので）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-338137
こちらの日記でモンベル扱いの浄水器ボトルを紹介しました。
ノロウイルスなどのウイルスが除去可能ですが、自分なら買いません。

モンベル扱いの浄水器ボトルはアウターボトルに浄水する水を入れて浄水フィルター付きの本体（インナーボトル）を押し込んで（プレスして）浄水します。
そのままボトルとして使えるのが利点のようです。
モンベル ｜ オンラインショップ ｜ 浄水ボトル
https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=321350

自分なら買わない理由
1　浄水した水を逆流させてフィルターを洗浄できない。
2　構造的に浄水する前の水がアウターボトルに残り続けて衛生的に嫌。
3　アイデアは良いのだけど、それが実用に耐えるかは別の話。

押し込んで（プレスして）浄水するので人によっては使いづらい（うまくプレスできない）と思います。
でも、この価格でウイルス除去可能なのは非常に魅力的です。

アメリカのAmazonのレビューを読むと、長期に使うにはどうかなあと感じます。
amazon.com/GRAYL UltraPress 16.9 oz Water Purifier & Filter Bottle for Hiking, Backpacking, Survival, Travel (Olive Drab)
https://www.amazon.com/dp/B09JRRP9XL

手持ちの携帯浄水器（mizu-Q PLUS）は自作のペットボトルアダプターを取り付けて水道水を逆流してフィルター洗浄後に分解してフィルターをブンブン振って水を切ってから再度組み立てて金魚ブクブクのエアポンプでフィルターを乾燥させています。

saitama-nの日記：携帯浄水器（mizu-Q PLUS）フィルター洗浄用ペットボトルアダプターを作る
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-169996
saitama-nの日記：埼玉県の川浦谷渓谷（安谷川）へ携帯浄水器を試しに行く（mizu-Q PLUS）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-170068
saitama-nの日記：浄水器は事前に試して実際の使用を想定した方が良いよ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-309783

コメント

kamisugirunner

なかなかに興味のある製品なので検討してみました
>買わない理由
逆洗させるのは構造上複雑になるので難しいのかな
よほどの濁った水でなければ通常の山行ではフィルターの洗浄は必要ないのでしょう
モンベルのHPでは浮遊物などは布で濾すように記述されていますね
もし洗浄するのであれば、ろ過した水をとっておき次亜塩素濃度を0.4ppm程度にしアウターボトルに入れてワンウェイバルブを抜いて洗浄する
ちなみにウイスル漏れが怖い人は同様に次亜塩素を入れることをお勧めします
（ハイターは界面活性剤が入っているのでダメです）

やはりアメリカはアイデアの国ですね
超長距離トレイルのある国だからでしょうか
製品化のレベルは日本の方が高いと思うんですがなぜか出てこない
GPSもガーミンに押されまくっている

saitama-n

何かしらの問題があるのかしら
kamisugirunner様。
開発している方々はフィルター洗浄の大切さをご存じだと思うので何かしらの問題でフィルター洗浄できない可能性があります。
または、ロングトレイルとかやらない方々による開発。

欧米はアイデアの国と思うけど、樹脂製のコップなどは電子レンジ対応でなかったりで、日本人の感覚からすると「どうしてそれで良しとする？」です。
「改良に改良を重ねて」でなくて、「そのアイデアと製品を他社に売却して次の事業へ」なのかしら。

GPSといえばエプソンかなあ・・・。
踏ん張り切れませんでしたね。