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SRK (SK-5) | Cold Steel Knives
https://www.coldsteel.com/srk-sk-5/
刃厚5mmで刃長は6インチ(約15cm)
鋼材はSK5(炭素鋼)
写真#3のSRKはリカッソ(刃の無い平らな部分)に幅がありますが、実物は半分以下です。
下記によるとSK5(SK85)鋼材は耐摩耗性に優れた炭素工具鋼鋼材でHRC58以上の硬度を得られるとか。
SK 5 - 川上ハガネ株式会社
https://www.kawakamihagane.com/materials/sk5/
SK5(SK85)鋼材は硬度と耐摩耗性の性能向上で炭素が多くて刃物に適しているものの、硬度と引き換えに靭性(衝撃や曲げに耐える粘り強さ)が少し劣るのと錆びやすいです。
Cold Steel SRK(SK-5)は錆びないように黒のコーティングがしてあります。
錆対策は使用後に刃物油を塗れば大丈夫(戸外で刃物油持ち歩きの漏れが気になる方はワセリンかリップクリーム)。
Cold Steel SRK(SK-5)はセイバーグラインドに軽いホローグラインドがかかっています(ホローグラインド:ベベルを中空に削ってベベルの先を細くする加工で食い込みが良くなるのと研ぎで鋼材を削る量が少なくなり研ぎ手間が減る)。
この処理は丈夫さ(Durable)と引き換えの使い勝手向上(対象物への食い込みがよくなる)で嫌がる方がいるようです。
シースはガラス繊維入りのプラチックで刃先が当たるとエッジが摩耗します。
シースからのナイフ出し入れはナイフの背側をシースの内側に押し付けてスライドを意識すれば大丈夫。
SRKはコンパクトバージョンもあります。
刃厚4mmで刃長は5インチ(約12.5cm)。
SRK COMPACT (SK-5) | Cold Steel Knives
https://www.coldsteel.com/srk-compact-sk-5/
こちらはセイバーグラインドでベベルにホローグラインドはかかっていません。
Cold Steel SRK(SK-5)に比べると木への食い込みが多少悪いのと、木を削る時などはハンドルが細く力が逃げないように握力が必要だとか(疲れる)。
Cold Steel SRK(SK-5)をお持ちなら購入するメリットは低いかな。
サイズにメリットを感じる方はハンドルにグリップテープでも巻いて太くすれば良いかと。
十分に乾燥している木なら刃厚4mmのナイフでバトニングは問題ないです(モーラの炭素鋼ナイフ刃厚3.2mmでも割れます)。
節があったり筋がうねっている木をナイフでバトニングはどんなナイフでもダメージが大きいので無理しないのも手です。
saitama-nの日記:「アカメガシワなんかチョロいぜ」と思ったら歯(刃)が立たなかった
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-353166
saitama-nの日記:金冠堂のキンカンの空容器を油つぼに使う(山に関係ないです)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-256475
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