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イワタニプリムスは「ガスカートリッジと接続する器具栓部分のOリングは消耗品です。 定期的に交換するようにしてください。」としています。
具体的には1〜2年で交換(この頻度で交換する人はいないと思うけど)。
こんろ、燃焼器具用、スペアパーツ・(ガスストーブ&ランタン) PRIMUSプリムス公式サイト|イワタニ・プリムス株式会社
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/safety/
上記でOリングの材質とサイズは不明です。
ですが、EU(欧州連合)のプリムスはOリングの材質とサイズを説明しています。
O-Ring Replacements
https://primusequipment.com/en/products/o-ring-non-return-valve-in-pump
アメリカのプリムスは日本のイワタニプリムス同様にOリングの材質とサイズの説明はありません。
O-Ring Replacements | Outdoor Stove and Fuel Bottle Parts | Primus – Primus Equipment US
https://primus.us/collections/stove-accessories-spare-parts/products/o-ring-non-return-valve-in-pump
はて、どういう事か。
どうやら、EU(欧州連合)ではメーカーにガスストーブで使用するOリングの材質とサイズの説明責任があるようです。
EU(欧州連合)の圧力でAppleにiPhoneのLightning端子をUSB Type-Cに変更させたのと同じ理屈かしら?
EU、すべてのスマホにType-C義務付け。'24年秋から - Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1415458.html
そんなこんなで、知りたかったイワタニプリムスのガスストーブで使用しているOリングの材質とサイズが分かりました(特に材質)。
ニトリルゴムでも耐候性の高いHNBR-70かHNBR-90だと思います。
耐熱性・耐薬品性・耐候性に優れたEPDM(エチレンプロピレンゴム)のOリングと思っていました。
FVMQのOリングは「pump」とあるので液体燃料を使うストーブのOリングでしょう(FVMQは通常のシリコンゴムには無い耐油性や耐燃料油性があるそうです)。
一般ゴム材 | 国内生産のOリングメーカー【森清化工】
https://www.morisei-kako.co.jp/product_info/material/general.html
Oリング材質 【Oリング・パーフロの桜シール】
https://www.sakura-seal.co.jp/category/1928607.html
ホームセンターで取り扱いの多いSANEI株式会社(給排水器具等の製造販売)のOリングをガスストーブに使わない方がいいよ。
水道のパッキンで使われるP規格のOリングはHNBRでない耐候性の劣るNBRのニトリルゴムと思われます。
saitama-nの日記:ニトリルゴムは劣化が早い(ガスバーナーで使用の方はご注意を)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-233991
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