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治るよという方は治し方を教えてください。お願いします。
ちょっと長い文章になります。医者に行き本を読んで自分で試しての経験です。
半分くらいは本当の事だと思います。
自分は腰痛持ちです。以前は歩けないくらいの腰痛でしたが、今では刺す程度の痛みがたまにあるのと腰に常に違和感がある程度。経験からいうと慢性的な腰痛をかかえている方の腰痛は治りません。
治らない理由
1 楽な姿勢をするから
2 歩く姿勢が悪いから
3 長年に渡る体の動かし方の癖だから
4 無意識だから
5 医者が対処療法をするから
6 整体を受けているから
7 筋力をアップすれば治ると思っているから
治らない理由の説明
1 楽な姿勢をするから
畳の上に座って楽にした状態を思い浮かべてください。
背中が丸まっていませんか?熊が座っているような姿勢になっていたら要注意。
座禅のように背中が垂直に立っている姿勢を思いうかべた方は腰痛にはならないでしょう。楽な姿勢は腰痛にはよくありません。
2 歩く姿勢が悪いから
歩く姿勢を学んだり、指導を受けた方はいますか?
アフリカの人が頭に荷物を乗せて歩いている姿勢を思い出してください。
あの格好が腰痛にならない歩き方です。腰から前に引っ張られているような感覚で歩くと同じような姿勢になります。
3 長年に渡る体の動かし方の癖だから
慢性的な腰痛は例えると「曲がったキュウリ」です。
体の動かし方の癖がキュウリの曲がりとなって現れます。成長段階なら透明なパイプにいれて簡単に真直ぐなキュウリを育てることができそうですが・・・。キュウリの曲がりを真直ぐに矯正しようとしても折れるか元の曲がった状態になります。体の動かし方の癖(キュウリの場合は曲がった状態)は直そうとしても元にすぐ戻ってしまいます。ここが腰痛治療の難しいところ。
4 無意識だから
腰痛を治すというのは腰痛の症状が出ないように意識して管理することです。キュウリなら「透明なパイプ」を朝起きてから寝るまでかぶせた状態に。人間の場合は「腰痛になりにくい姿勢」を意識します。
5 医者が対処療法をするから
「腰痛ですか?痛いですか?レントゲンを撮りましょう。(レントゲンを見て)あー症状が出ていますね。痛み止めを打ちましょう。栄養剤を打ちましょう。お薬用意しました。器具でマッサージと矯正しましょう。どうですか痛みは解消してきましたか?」こんな展開の医者に行くのはやめましょう。
対処療法は腰痛には意味がありません。痛いのはどこかの筋肉が炎症しているからです。痛いのにマッサージや矯正をしても悪化させるだけです。栄養のあるものを摂取して炎症が治まるのをじーっと待つしかありません。
6 整体を受けているから
3で理由を述べました。マッサージや矯正の効果があるのは(実際には気持ちいいだけ)その場だけ。すぐに元の曲がったキュウリになります。
7 筋力をアップすれば治ると思っているから
プロの運動選手で腰痛に悩まされている方がいます。
体を鍛えているプロの運動選手が腰痛になるという事は・・・筋力どうたらを考えても無駄ですね。
バレエダンサーも腰痛になるらしいので体が柔らかいだけじゃ駄目みたい。体の柔らかい人は関節がグラグラという説も(骨と筋肉のサポート力が弱まるらしい)。
考えられる腰痛の原因
1 姿勢が悪い
楽な姿勢・誤った姿勢。
2 歩き方が悪い
歩く姿勢を知らない。
3 筋力の衰え
筋肉の柔軟さ・筋力バランスの悪化・筋力の低下。
4 筋肉の固着
寝起き・運動不足。
5 ケガによるもの
筋力バランスの悪化・姿勢の悪化。
どうするか
1 腰痛にならない姿勢を心がける
楽な姿勢をしない。
2 歩く姿勢を変える
アフリカの人が頭に荷物を乗せて歩いている姿を真似ましょう。
3 常に姿勢を正す
曲がったキュウリの例にあるように曲がったものは直りません。常に意識して自分の体を矯正しましょう。
4 意識して筋肉を使う
例:顔を洗うために腰を曲げるときは事前に意識して腹筋・背筋等に力を入れる。
5 医者に頼りすぎない
医者は腰痛をその場で治せないのを知っています。腰痛の炎症が治まるまで何回か痛み止めを処方して医療費をもらう事しか考えていません(言いすぎだが実際はそうなっている)。
背骨のモデルを指差してここの隙間がふくらんで骨に挟まれてヘルニアがなんたらとか言っているような医者の話はあてになりますか?
うつぶせ・あおむけになって毎回触診されていますか?
腰痛の原因について毎回話しをしていますか?
一日の行動や運動量を聞かれましたか?
腰痛を防ぐにはどうしたらいいのか言われましたか?
本当にあなたの腰痛を改善しようとしている医者は少ないと思います。
6 整体は体を矯正できないので依存しすぎない
曲がったキュウリの例を思い出してください。気持ちいいだけ。
7 筋力アップでなく、体を動かす
ラジオ体操。散歩。椅子に長時間座る方は一時間に一回立ち上がって背筋を伸ばしたり腰をぐるぐるまわしたりと筋肉の固着を防ぎましょう。
犬は散歩に行くよーと言うと伸びをしませんか?固着した筋肉を伸ばして体を動かす準備をしています。朝起きたらすぐに動くのでなく犬のように伸びをしてから動きましょう。
腰痛と付き合う
あなたは腰痛と結婚しました。離婚はできません。
顔も見たくない相手ですが、部屋を分けて生活するのが精一杯。
気配を感じても顔を見ないように気をつけて意識的な体の動きと姿勢をしましょう。
顔を見ないようにお付き合いするのはお辛いでしょうが、仕方ありません。
今までしてきた体の動かし方や姿勢の癖は直りません。
起きている間は常に姿勢を正して自分の体を矯正しましょう。
次の動作の前に使うであろう筋肉に意識的に力をいれて、不意や無意識の動きをして腰痛にならないようにしましょう。地面に置いてある重い物を持ちあげる時は腰でなく足の屈伸で持ち上げましょう。
さいごに
いろいろ知識を仕入れて自分で試して分かったのは腰痛にならない姿勢を手にいれないといけないという事。しかし、性格と同じですぐに変えるは無理です。長年の間に身に付いた体の癖はそうそう変えられません。ひどい腰痛にならないようにうまく付き合っていくしかないです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。慢性的な腰痛を抱えている方にすこしでも参考になれば幸いです。
参考文献というか、もろパクリの本
腰痛はアタマで治す
伊藤和磨
集英社新書
ありがとう伊藤和磨さん。あなたのおかげで腰痛にならないよう常日頃気をつけて体を動かすようになりました。
自分で治せる! 腰痛改善マニュアル
ロビン・マッケンジー
実業之日本社
ありがとうマッケンジーさん。あなたの患者さんの腰痛を治すという熱意に感動しました。お亡くなりになったそうで残念です。
○○○保健整骨院の先生が書かれた本は○○でした(自主規制にて伏字)。お金を返して欲しいくらいです。宣伝本なんかちっとも参考にならんよー。
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