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2012年12月21日 21:23未分類全体に公開

Googleブックスにこんな本が...「スキー北海道」

Googleブックスに「スキー北海道」がPDFで上がっていた。
テキスト化?はされておらず画像だが、全文(全ページ)を読むことができる。

http://books.google.co.jp/books?id=2hnVcgKqE3oC&printsec=frontcover&dq=%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93&hl=ja&sa=X&ei=GfbTUKa1IKPMmgX3lIDoCg&ved=0CEEQ6AEwAA

「スキー北海道」は、戦前に鉄道省(後の国鉄・現在のJR)札幌鉄道局が出していた山スキーのガイドブック(戦後は「新スキー北海道」)。何版も出ているが、これは昭和13年版。
一つの山・コースの説明はそれほど多くはないが、札樽近郊やニセコ、十勝岳連峰、表大雪などに加え、最近は注目されない全道各地の山・スキー地、そして山小屋・ヒュッテが紹介されている。等高線入りの地図=ルート図や写真も結構入っていて、なかなかよくできた本である。これだけの北海道の山スキー・ガイドは、その後も出ていないのではないか。
ここに掲載されている、今では忘れられているルートをたどってみたいものだ。

この本は、Googleブックスと提携している慶應義塾図書館が所蔵する本をスキャンしたもののようだ。Googleブックスについては批判もあるものの、このような古くて入手・閲覧の難しい書籍をWEB上あるいはダウンロードして読めるのは、素直にうれしいことである。
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コメント

RE: Googleブックスにこんな本が...「スキー北海道」
途中の写真が美しいですね!行ってみたくなります!
2012/12/21 22:41
RE: Googleブックスにこんな本が...「スキー北海道」
グーグルブックス初めて知りました。
馴染みのあった函館近郊で見ると、昭和13年には横津岳の山腹に当時破竹の勢いの日魯漁業の山小屋がありました。ほかにもたくさん知らない小屋が。山スキー導入から20年ぽっちでこれだけ山スキー文化が広がったんですね。
十勝連峰のアルファベット略図もH,O,P,zなど以外の今は使われない地点名もみな地図に載っていますね。執筆者は誰なのだろう。
函館、札幌近郊の記述の充実ぶりに比べ、帯広方面、釧路方面の項目は、ある事自体は凄いのですが、やはりまだこちらのほうは日々の暮らしがタイヘンで、山スキーどころじゃなかった時代なのでしょうか。函館では、こちら方面を「奥地」とよんでいました。
スキー担いで鉄道で入山、というスタイルに美学を感じます。北国の冬山はいいなあ!
でも巻末の鉄道運賃表が泣ける。これは高かったことでしょうね。貧乏な坂本直行少年時代など、歩いて定山渓まで行っていたようですから。
2012/12/22 6:00
RE: Googleブックスにこんな本が...「スキー北海道」
アラゲンさん

なかなか怖ろしげ?なところの写真もあり、昔はこんなところにも“一般スキーヤー”が行っていたのかと。今どきJRがこんなのを出したら、無謀登山を奨励して遭難を誘発しているという話になりそうです。
ルート図を見るのも楽しいですよ、昔はこんなところ登ってたのか、よし行ってみるか、という感じで
2012/12/22 13:28
RE: Googleブックスにこんな本が...「スキー北海道」
yoneyamaさん

北大のものを中心とした札幌近郊の小屋も、なくなってしまったものを含めて、ほとんどが昭和の最初の10年の間に作られていますね。

誰が書いたのかは私もちょっと気になるところです。

帯広、釧路は、今も“スケート文化圏”で、本文に書かれているように雪が少ないところですし、平坦で街の近くには山らしい山がないですから、仕方がないでしょうね。阿寒のことが“原始の秘境”と書かれているように、奥地は交通の便も悪かったでしょうし。

定鉄(定山渓鉄道)も、当然これほどのものではないですが、パンフレットを出していますね。

戦前にも、記録の沢山残っている北大など大学山岳部の先鋭的な?登山の他に、多くの社会人の“日曜登山家・スキーヤー”?がいたことがわかりますね。その代表は一原有徳でしょうが、もっと軟弱な?登山者・スキーヤーもいっぱいいたことでしょう。

かつて札幌近郊の山小屋に大きな存在意義があったのも、“山小屋の鎖”という構想はさておき、こうした土曜半ドン、日曜休みの社会人登山者・スキーヤー”が多くいたこと、そして麓までの交通手段が鉄道・バスに限られていたことが大きいのではないでしょうか?
彼らは、土曜の午後に町を出て鉄道(バス)を利用して麓まで行き、2時間ほど歩いて小屋に達し、そこで一泊。翌日曜日に山に登って帰ってくる(私の高校時代もそんな感じでした)。山小屋も、ちょうどそんな山行形態に都合のいい(を想定した?)位置に建っている。
週休二日になり、しかも自家用車で林道の奥まで早朝に着いてしまうようになった今では、すぐに山小屋に着いてしまうし、だいたい頂上も往復できてしまうので、宿泊する必要さえない。
というわけで、山小屋に行く、泊まる、というのは、山に登るための手段・一過程ではなく、山登りとはまた別の行為になってしまう傾向にある気がします。
もちろん、これは市街地に近くて比較的標高の低い札幌近郊の山の小屋についての話で、もっと遠隔地や標高の高い山の場合は全然事情が異なるでしょうが。
2012/12/22 15:34
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