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これらの写真の多く父が撮ったものだと思うのだが、撮影場所がどこなのか、父に訊いてもわからない写真が結構多くあった。中には山の写真も多少あるが、先日それを見ていて、「これは...!もしかして...あるいは...?」という写真があったので、少しずつ調べていこうと思う。Google Earthも使い、そして、可能なものは現地で検証してみようと思う。札幌市内はこの4,50年で家が増えて、同じアングルで山の写真を撮るのはかなり難しいとは思うが...
この3枚の写真は、いずれも我が家の近くの山。といっても、それは現在の我が家。これらの写真を撮ったと思われる昭和20年代後半〜30年代前半は、この辺りには住んでいなかった。
1枚目は、左奥に見えるのが藻岩山。すると右側は? この形は...神社山!? 荒井山交差点から少し動物園寄りのあたりから撮ったと考えると、藻岩山との位置関係、角度も合っている。それにしては...現在に比べて家が少ないのはもちろん、平地も山も木が少ない! だが、神社山はかつてスキー地だったというから、この程度だったのかも。
2枚目は三角山。頂上付近に、今は既にない白い電波反射板が見える。ということは、手前の横に長い平らな尾根はナマコ山(大ナマコ山、馬の背山、馬場山)か。とすると撮影地点は、現在の三角山小学校の東側。かつての馬場牧場の下あたりということになる。あるいは、平らな山は、もう一つ東の小ナマコ山(現・宮の森緑地)か?
3枚目は2枚目の写真より上、南西寄りの地点と思われる。左上に三角山の北東尾根が、その下にはナマコ山(大?小?)の頂稜の南西端が見える。これが大ナマコ山なら、中央に見えるサイロ付きの建物は馬場牧場ということになるが...。実は中学のときに馬場牧場の息子と同級生で、一度訪ねていったことがあるが、どんな建物だったか憶えていない。
後の2枚も、現在に比べれば家だけでなく木も少ないが、ここが牧草地でやはりスキーのメッカでもあったことを考えると、うなずける。いずれにせよ、現場検証してみなければなるまい。いい写真を撮るのは至難だとは思うが...。
昔の写真の山座同定は面白いですね〜宝探しみたいで
どこだかわかりそうで、わからない写真があると、熱中してしまいます。クセになるというか...。
地形が全然わからない写真だとどうしようもないですが。
Google Earthなんかの力も大きいですね。
これはこれは、ものすごく貴重な写真じゃないですか!
興味深いですね。
初冬の木の葉が落ちた頃が、山の形も分かりやすくて
いいかも。この写真を眺めながら、近所をキョロキョロしたくなりました!
なまこ山の木々は開墾で取り残されたものと思っていたけど
植林されたのかしら。すごく面白いです。
写真、また見つけて見せてください!
marikkaさん
地元?山麓?の人から見ても、これは神社山でしょうか?
もう少し早い時期(早春まで)に気づけば、と思いました。今じゃ、木の葉が茂ってしまっていますからね。
未だに現場検証に行けず、車で通っただけですが、いずれにしろ写真を撮るのは難しそうではありますね。
「郷土誌 宮の森」(札幌市立宮の森中学校・平成2年)によると、
明治43年春に盤之沢(盤渓)で山火事が発生し、小別沢・十二軒一帯も火の海となって焼き尽くされたそうです。さらに谷を越えて神社山も延焼し、山の南半分の山林を焼失。今でも古い木と若い木の境目が見られる、とあります。
写真は北側ですが、木はこの山火事でなくなったのかもしれませんね。もっとも、明治43年からは40年以上経っていたのですが。いずれにせよ、円山や藻岩山、野幌などの、そう呼ばれているところ以外は原始林ではないわけですよね。
ナマコ山の東側は、馬場牧場の牧草地だったのではないでしょうか?今みたいに木が茂っていたのじゃ、スキーもできそうにないですしね。(それは神社山も同じ)
いろいろ写真はありますが...とりあえず両親をユーザー登録して昔の山行記録を写真、押し花付きで上げてみるか、と思っています。
検索でここに辿り着きました。懐かし過ぎるのでコメントさせて下さい。
2枚目は恐らく馬場牧場の向かい側のスキーゲレンデ(と言うべきか斜面)かと思います。
3枚目は間違いなく馬場牧場です。サイロもそうです。
実は昭和43年頃に馬場牧場の御子息と宮の森小学校で同級生でした。だからよく遊びに行ったのです。そこに写っているサイロや牛舎(?)の中で遊んだ事もあります。
2枚目のゲレンデは冬に宮の森小学校の生徒がスキーを担いで滑りに行った、そして日曜日は親子連れで行った所です。
ああ、何だか涙が出そうな程懐かしい写真です。
おや、そうでしたか。同じ頃に同じあたりに暮らしていたということですね。私は円山小学校でしたから、スキー学習で馬場山付近に行ったのは一度きりでしたが。
現在札幌にいらっしゃらないならご存じないかも知れませんが、このあたりは、この3〜40年ぐらいで急速に開発されて家が建ち並び、まったく昔の面影がありません。
ところで、馬場康成君はどうしているのでしょうね?
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