日本で初めてGパンを履いたといわれる白洲次郎がこういった「偽物はすぐわかるが、似非を見抜くのは難しい、似非を見抜く力を養いなさい」
「似非」 は 「えせ」 と読みます。 「似非」 には 「似ているが、本物ではない、偽物」 という意味があります。 例えば、 「似非登山家」 という場合は、山岳に詳しく知識があるものの、正式に登山家と呼べるような立場にいないことを示唆します。
情報のリテラシーが云われて久しい若い世代は学校で「情報のリテラシーについて学んでいる」のでテレビなどのマスコミに印象操作をされている「高齢者」よりもよっぽどまともかも知れない。
最近は山岳知識など「知ったかぶりをする登山者や関係者が急増しており、間違ったことをまき散らしているが情報社会でもはやだれにも止められず拡散していく」白洲次郎が「似非を見抜く力を養いなさい」と言ったのは昭和だが今でもこの言葉はいきている、くしくも「情報のリテラシー」のことをいっている。
週刊誌ネタでまた発信された「高齢者遭難が増えている」「登山ブームだから」というこのもう10年くらい前までのことをまことしやかに記事を書く輩がいる、吐き気がする、なにが山岳ライターか冗談云うのはよしてくれといいたい、適当な奴だ。調べもせずに自分の印象だけで書いている。15年から10年前より登山人口は減り続けて1000万いた登山者は2022年は440万人ですでに下火だ。
アウトドアブーム・キャンプブームはあるものの首都圏・東海のみで全国のことではない、地方は閑散としている、長野県・岐阜県はコロナ禍を境に60歳以下の第二団塊世代を中心にした遭難者が70%を占め60歳以上は30%しかいない、キノコ・山菜遭難の遭難を引くと全国でもその傾向だ。
「似非情報で商売側の利益をあげるべく拡散させる情報があまりにおおいので、本当に気を付けないといけない、ものの本にはこうした世の中は自分で調べることが大事だと書いてある」特に医療情報は世界的な学術論文に基づいているのか?とかだ。
本当に騙されやすい世の中になったものだが、アナログの高齢者ほど騙されやすいのでいろいろと事件がおおい、情報収集が不得意で処理ができないからだ。自分自身の戒めとしたい。
ただ、ひとつきになるのが「若い世代が情報リテラシー」を学んでいるという点です。教える世代の上の世代の人たちにそもそも「情報リテラシー」などほとんどなく、実際に若い世代が情報を精査して自分の思考で考えて判断しているかというと怪しい所です。情報の収集能力は高くても、実際に精度の高い情報の取得能力については高齢者とあまり相違がないように感じられます。
日本全体で情報を活用するための教育をもっと推進していく必要性を感じます。
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