![]() |
山岳業界の商売上の戦略から山岳遭難までは、統計局の「人口動態統計」をよく読むとなんとなく見えてくる。業界トップ経営者は織り込み済だろう。団塊世代の総人口は第二団塊にもう完全に逆転されている。
添附している統計表に2歳を足したのが現在だ、2025年問題はさらにこれに2歳足した「黒く塗っている世代がほとんど山から消える」のだ。
15年前から10年前の「山ガールブーム」を牽引した40-50代前後の女性年代と比較すると山ガール対象の現在の20代-30代の年代は人口構成の比率が低いのでブームにはならない。
ガールと呼べる「年代が何歳なのかは特定はないので正確には不明だ」可愛い山服をファッションとして買う女性なら山ガールブームの一役を買ったと言えるが、後ろから見て「あっ」と思い振り返られると「えっ」という経験はたくさんしたからである。
記事の内容は現在首都圏のアウトドアブームでキャンプを卒業した若い女子が「山ガールとなって再来する、〇〇〇マン女子店舗で火付け役になっている」とかいう週刊誌記事がでたが、東京・神奈川の店舗数は11店舗だが、関西は2店舗のみ、四国はなく九州は1店舗のみだ。
景気の良いのは首都圏と東海までだ。大阪の駅前開発は進むが駅前ビル4つは企業の本社がここ10年でほとんど東京に移転してもぬけの殻だ。駅裏の経済特区グランフロントは本社の課税を出店したら無税にするという5年間が過ぎて本気の生き残りになっているがわからない。最近店舗の入れ替えが激しい。
〇急旅行社では登山ツアーがコロナ前の倍になっているとあるが、週刊誌ネタであるから本気にしたらいけないが、〇急は2018年前後からやっていなかった「登山ツアー」を始めていて業務の拡大の影響が大きく全体の登山者がふえたのではない関西では〇日旅行が二つ消えた、〇〇ケイ旅行もなくなった関西特有の旅行業界の事情を知る者にとってはよくわかる。
長野県警も昨日週報で50代女性の遭難が増えていて「世代交代」についてひとこと触れているが、統計局の人口動態を見れば一目瞭然だ。第二団塊世代の遭難が増えて60歳以下は山菜・キノコの特殊な高齢者遭難を除くと、70%を超える、60歳以上は30%を割るのではないか。経済の動きは人口動態をみればこういう記事が煽りかどうかはすぐに分かる。
グランピングブームというが、見越して勝手に作っただけで誰が3-4万円もだして宿泊するのか?根拠はないのでアッいう間に淘汰されるだろう、中国人や外国人の「富裕層」向けだともいうがまだ来ていないし、「円安」が後押しすると踏んでいるが甘いだろう。
〇〇テラスも全国で増えているがこちらは観光振興としては観光客と登山客、ハイカー、冬の御用達と幅が広く成功するだろう。
本当に厳しい時代が目前だ高齢者を大事にしてたくさんもらっている「潤沢な年金資金」を認知症には十分気を付けて声かけをして長生きしていただいてたくさん使っていただきたい。
コロナをまき散らして高齢者による「超過死亡を引き起こす」などはとんでもない、コロナを登山でまき散らしてはならない、団塊世代の資金のインパクトは想像を超えるだろう2025年以降は想像を絶する「若い世代の苦労が始まって、登山どころではなくなるだろう」先日、80歳の叔母と長話をしたが身近な親戚、身内の高齢者を大事にすることが涵養であり自分の為だ、特に親は大事にしないといけない。
先日「老後の資金がありません」という映画を見たがひとつの考えるきっかけになるよくできた映画だ。親が5年長生した時の支給額は莫大だよーく考えて山ボケしないようにしたい。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する