たまの夜にJAZZライブ

2024年06月04日 12:26ベース日記全体に公開

場所は仙台のジャズ喫茶「カーボ」
私が生まれる１年前に開業したというが、現在、仙台にある中では、最も古いジャズスポットだそうだ
ビビリな私、常連さんの中に１人で入っていくアウェー感が苦手。
最近までずっと、店に入れずにいた

某日２１時４５分・・・仙台市中心街の「東一市場」の古い路地奥に「カーボ」の灯
すでに店に入る前から激しいソロが繰り広げられているがわかる
なんだろう？？・・なんか聴いたことある感じだけど
何の曲かは思い出せない

私たちが店内に入ると、ヤニの匂いの満ちた古い・・いわゆる「昭和」の雰囲気。
店内はとても狭く、ＬＩＶＥ中は10人も入れないくらい
しかし、この狭い空間だからこそ、ウッドベースの低音を中心に
早くもＪＡＺＺの世界にのめり込んでしまった

ソロ回しからラストコーラスにうつる
ようやく気が付いた・・・チュニジアの夜
その後も、ほぼ間髪入れずに曲が入る

偶然にもウッドベースまでの距離は、1メートルもなく、こっちを向いて弾いている
視線もついベース奏者の右手と左手に行ってしまうが、
いわゆる「模範」とは程遠く自由奔放で、指板上を激しく上下する左手
まるで、奏者の意識と無関係に「手」そのものに意識があるような動き
しかし、ドラムやピアノとの一体感は振動で確実に伝わってくる
なんて心地よいグルーブであろう

1時間近くのステージがあっという間に終わってしまった
特に「Ｍr.P.C.」（PC雑誌ではなく、ポール・チェンパーズ）にはシビれたな～

一見さんである私に対して、
「いろいろやってますので、また来て下さいね。」と
気さくなママさん
「とても心地よい時間でした。また来ます」と返す
やっぱり生演奏は違う

・・・そして、通うこと数回

6月も仕事に疲れた夜に寄らせてもらいます

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