橋場バス停〜粥新田峠〜秩父高原牧場(ここは最高に気分いい)〜二本木峠〜愛宕山〜皇鈴山〜登谷山〜釜伏峠〜中間平〜寄居駅というコース
登谷山以後は車道になって駅まで延々と2時間以上歩く。いくつもの道路と交差するから道迷いをするかもしれないと入念に下調べをしてきたが、ハイキングコースはコロナ前まで名物の大会が開催されていたためか、案内板が完備していて全く不安がなかった。
中間平から人家のある平地へ下りてしばらくしたら交差点に差し掛かった。(写真1参照)
右側にハイキングコースの案内指示板があった。(写真2)
矢印は直進である。
え!、あんなとこへ入って行くの?(写真3)
すぐにそう疑問に思った。左へ曲がるのが正解だろうと思いながら、何度も案内板の矢印と現場の道路を見比べてみたが、矢印が左方向へ曲がるように示しているとはどうしても解釈できなかったので思い切って直進の狭い道へ突入した。
くねくねと人家の裏を通って行き、そのうち緩やかに上り始め人家の手前を裏へ回り込んで少し進んだらもう道ではない感じ、積もった落ち葉があるだけ、進むことはできるけれどもこんなところハイキングコースである筈がない、そう考えてそこからもとの交差点へ引き返した。
そしてまた案内板と道路を何度も見比べ、自分の地図も調べて結局車道を左折した。これが正解だった。しばらく歩いたらハイキングコース案内板が現れた。
なーんだ、もうちょっと正確に設置して欲しいものだ、大会なら大勢の参加者がぞろぞろ歩くからともかく、老人がひとりぼっちで来かかるときもあるのだから、設置する以上は眺めた人が迷いのないように一目ではっきり解るように示してもらいたいものだ、などちょっと不満を抱えながら、ロスした時間を取り返すべくエーイとばかりに夕暮れときの国道を足を速めて駅を目指した。いつもと違ってまだ元気だった。
案内板の指示に従ったと信じている自分が間違っているのだろうか、それとも自分が案内板を見た時の矢印に対する見方そのものが間違っていたのだろうか、つまり矢印の方向自体を間違って解釈していた、正しくは左方向を示していたのに直進方向だと見誤っていたのだろうか、設置者は正しく設置したと考えていても、設置の仕方によってはそれが正しく登山者に伝わらない場合も結構あるから、その辺は難しい。とにかく一目瞭然が必要かと
写真1(現場の見取り図)
写真2(案内板)
写真3(進入した直進路)
先日私も伊豆ヶ岳から子の権現を歩いた時同じように道標がずれた所に遭遇しました
道のない方向を向いていたので地図を確認して進みました
しかし山行前の事前確認不足の為最後の最後に大間違いを犯し結果予定外の距離を歩く事になりました
私の場合ですが、明らかに事前確認不足が原因でした
最近道標完備の場所ばかり歩いていて地図を確認するという原則を怠っていたので、天の声と思い地図を見る事を忘れないようにします
コメントありがとうございます。
曖昧な道標には、ときどき出会いますね。
設置者は、その辺の地理を熟知しているので、これで十分と考えているのでしょう。
今回は、写真でもお判りにように、交差点の角が微妙に傾いています。それと関係しているかもしれませんが、一見して「左折」とは読み取れませんでした。左折の矢印を書くのが正解でしょう。
お互い気をつけましょう。
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