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年を取るほど時間の過ぎるのがとても早い。毎日変化なく同じことを繰り返すので、何をしてもついさっきしたことばかり、あれ、またベッドに入るのか、ついさっき寝たばかりなのに、と呟きながら同じ動作を繰り返し一日が過ぎる。夜の目覚めにも慣れてしまった、眠りに入らなくとも気にならない、そのうちすぐに時間は経つし、朝が来て何となく気が晴れる。朝食の席に座った時が一番楽しい。まあ、それでいい・・・
などとだらだら感想を述べていてもしょうがない。
「お父さんの誕生日には家で食事会をするからね」
娘が張り切って約束していた。息子や孫たちも一緒に賑やかになる筈だった。
しかし、中止になった。世の中コロナが猛威を振るっている。孫の1年坊主が通う学校で生徒がコロナに感染し1週間の休校、次の週にその下の孫が通う保育園も休園になった。3人目はまだ生後7ケ月で可愛い盛り、女の子なのでみんなで溺愛している。この子に万一のことがあったら大変、さすがにわが能天気夫婦も怖くなった。爺いの誕生祝いどころでない。
中止になった代わりに娘からいろいろプレゼントをもらった。いつにも増して高級な肉、ウナギ、野菜、お菓子、それに何故かでっかいあんみつ。妻はしきりに感謝していた。
妻は、あんこが大好きだが、あんみつは大嫌い、その理由がわからない。矛盾していると思う。コンビニで買ったものを夫がおいしそうに食べていると必ず横やりを入れる。家ではおちおち味わえない。それであんみつを抱えて景信山へ脱出した。誕生日だがちょっとだけ歩いてくると断って。頂上でデザートにあんみつを食べた。黒蜜をたっぷりかけて心ゆくまで味わった。妻や子供たち、孫たちのこと、あれこれ思い浮かべ、今日の誕生日を無事迎えられ感謝しなければと改めて感じた。
感謝しなければ・・・誰に・・・いつもの神様に、天にいる神様に・・・神様って言っても漠然としているし・・・そうか、それなら母に・・・そう母に、100歳直前まで元気に生きた母に、その遺伝子を与えてくれた母に・・・・・・そうすればまだ未来は明るい。
乳母車
三好達治詩集「測量船」から
母よ ―
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花いろのもののふるなり
はてしなき並樹のかげを
そうそうと風のふくなり
時はたそがれ
母よ 私の乳母車を押せ
泣きぬれる夕陽に向かって
凛凛と私の乳母車を押せ
・・・
・・・
・・・
母よ 私は知っている
この道は遠く遠くはてしない道
人間年をとっても幼児と同じです。いや、幼児に帰るか
写真1(あんみつ)
写真2(ランチ)
写真3(塔ノ岳は雲の中、さぞ寒いでしょう)
子供にとって親が元気で長生きしてくれるのは何よりの喜びです
しかもお山であんみつバースデーとは洒落てますね
奥様が餡子は好きでもあんみつ苦手というのも分かる気がします
あんみつだと好きな餡子は全体からみると少なめで、餡子好きにとっては物足りないと思います
昔私もどちらかといえばあんみつさほど好きではありませんでした
特に硬くて甘くない黒豆が苦手でした
今では苦手ではなくなりましたがやはり練り切りや善哉の方が好きです
あんみつお好きなnibinさんに添えないお話しですみません
こんばんわ
今朝返信を差し上げたつもりが、なんかコメント欄に書いてしまいました。返信になってなくてすみません。
自分で自分にコメントしてどうするの、やはりボケたか
83歳の失敗第1号となりました。
娘はわれわれ夫婦がそろってあんこ好きだとわかっているので、あんみつを2個プレゼントしてくれたのでしょうが、けしからんことに妻は嫌いだからと自分の分を1個返却してしまいました。ありがたく頂戴しておけばいいものを娘の気持ちも汲まないで、と思いましたが、娘もそれは重々承知の上で2個持参し、母が食べなかった分は父が食べればいいと考えていたのでしょう。残念、残念、受け取っておけば2個食べられたのに
妻があんこ大好きでもあんみつ大嫌いの理由は、どうも気味の悪いフルーツや生ぬるいかんてんが混ざり合って訳が分からないからのようで、ストレートな性格が表れてますね。
あんみつは甘さ控えめでなんか上品な感じだったので、あまり罪悪感を感じないで1個全部を平らげてしまいました。砂糖と塩分には気を付けているのですが、今日は特別の日だから、まあ大丈夫かと
黒豆は歯ごたえがあって味の引立て役になっていませんか、ぜんざいは困ります、もう1椀をこらえるのに苦しみます。
帰宅したら高級肉が待っていて、美味しい誕生日でした。
nibinさんの日記読むの楽しみです。
勝手にフォローさせてもらってます。
また日記楽しみにしてます。
あんみつ苦手なaoitoriでした(*^^*)(ぜんざい・お汁粉派)
ありがとうございます。
あれ、washiokenさんと同じ派ですか、
ぜんざい・お汁粉がよくて、あんみつ苦手とは、わたくしには理解不能です、全部全部大好きです。
子供のころ甘さに飢えて育ったせいでしょうかね。
頑張ってなんでも派になればもっと楽しいですよ。
でも糖分とりすぎ要注意でいきましょう。
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