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転倒後1ケ月過ぎた頃、内科通院の折、ついでに整形外科に寄ってみた。若い男性医師が、まだ腫れてますね、と言いながらしきりに足をさすった後、念のため感染症の点も調べておきましょう、血液検査をしましょうとモニターを眺めていたら、ああ、これなら大丈夫、心配ないでしょう、あとは様子見ですね、となった。その日の内科の血液検査の結果が共有できているのだ、これで安堵した。非常に優しい医師だったので、今度別の件で整形を受診する必要があったらこの先生に診てもらおうと名前をメモしてきた。ただ週に1度の派遣医外来だからうまくはまればいいのだが
転倒した現場を見たくなって、その半月後の4月28日に同じコースを歩いたが(前々回の日記)、その後、連休が終わってからも2回仏果山へ出掛けた。同じ登山口から同じコースを辿った。ただし、この2回は経ケ岳へ登らず、その手前の分岐点から土山峠へ下山した。
短期間に同じ山へ連続して登るなんて、何故だろう。意識はしてないが、仏果山のこのコースが気に入ったのだろうと思う。老人には手応え十分の登り道、緩んだ神経を覚醒してくれる危険な鎖場と岩々した細尾根、歩きやすくて樹木がやさしく身体を包み疲れを癒してくれる土山峠への下り道、とてもよいコースだ。
それに登ったばかりの道なら記憶も鮮明で安心感がある。今度はどこへ登ろうか、決めるのが面倒臭い、煩わしい、それなら先日登ったばかりの馴染みの道を歩けば世話ないし、頭を悩ます必要がない。それにもう新しいコースに挑戦する意欲も沸かなくなった。毎度お馴染みの道を心安らかに歩いていたい、そんな心境に陥ったのかもしれない。
景信山や大高山がそんな感じで親しい山だが、それにこの仏果山をひとつ加えたいなと考えている。しかし、これからヒルが怖いシーズンだから秋まで休まざるを得ない、体力がそれまでいまの状態で維持できるか不安な気もする。
ところで先日転倒した際にズボンの膝のところが少し破れた。登山を始めた頃に買って以来使用している象印の丈夫なズボン、お気に入りだが大分年数が経ったので転倒以前から新しいズボンを登山店で物色してきた。しかし今時のズボンは自分の脚というか体型には全く合わない。ダブダブが好みなのにみんな細身で窮屈、これでは山でいらいらするばかり、それに色が気に入らない、カーキ色がない、あってもごくわずかで超細身、使い物にならない。困っていた。
ところが先日、昼食に出た帰りに雨宿りを兼ねて入った石井スポーツ店で時間潰しにズボン売り場を眺めていたらカーキ色の集団が目についた。直感的になんかピンときた、手に取ってみたらフォックスファイアー、うむ、うむ、自分の体型に唯一合うメーカーだ、XLからSまで全部揃っている、ウエストは? Lが82―88、いいね、こうゆう寸法の取り方は非常に合う、お腹は出たり引っ込んだりするからね、幅もかなりゆったり広めでさらに膝近くにジッパー付の大きなポケットが付いている、お尻にもゆったりしたポケット、ポケットが6つもある、これは便利だ、いいね、いいね、とてもいい、気に入った、ようやく目的のズボンに出会った。
それで今日開店間もなく入って試着、問題なし、即購入、裾上げは短めにしてもらった。1万8500円、法事の返戻商品券とポイントを利用したら6千円で済んだ、よかった。いま使用している象印のズボンとデザインがほぼ同じ、ただ象印に付いていた右ポケット内部の小さな副ポケット、マジックテープがあって車や自宅のキーを入れるのに重宝したのにそれがない、残念、これからキーをどこに収納しよう。その他昔の製品と比べいろいろコストダウンの努力が目についた。
ザック売り場も眺めたが、今の型番と同じタイプでも本当に簡略化している、手抜き工事みたいだ、値段を上げてもいいから以前のようなしっかりした製品を作ってもらいたい。パタゴニアを愛用している娘に話したら、事情は同じよ、と似たようなことを言われた。経営者は、コストだけでなく、職人魂を発揮してもらいたいものだ。
写真1 いつもお賽銭を上げて安全を祈願する、祠のお賽銭は通る度に増えている。
写真2 鎖場を終わって細尾根が続く、いつも向こうから下りてくる、バランスに弱い老人は怖い思いをする。
写真3 赤と白のコントラスト、周囲に溶け込んで美しい。
私も象印を通勤にも着用しています
細身だなと思いますが、向こうの方は皆、背が高くて細身の人しか登山しない(若しくは買わない)のかな?と考えたりしています
おはようございます。
同じメーカーでしたか、
丈夫で長持ちして、押し利回りもゆったり、気に入っていました。
破れた穴はごく小さいのでまだ使い続けます。
先日、通りを歩いていたら、前を行く帰宅途中の若い女性が2人ともブカブカのズボン、あれ、と思ったら他にも結構いるではないですか、なんか家の中での普段着そのままのよう
帰宅して妻に聞いたら、今年は流行で多くなったとのこと、ああ、それで登山ズボンもその影響を受けたのかと妙に納得、妻も買おうと思って試着したけど、引っ掛けて転ぶといけないのでやめたと話していました。
海外ブランドは、昭和の日本人体型の私には合わないので、
私も、フォックスファイヤー使ってます。
軽いし、ストレッチ性もいいです。
山に復活した頃は、ミズノが好きでしたが、山用衣料は撤退した感じ
山道具は、昔の感覚で探してはいけないのかな?と思う今日この頃
でも、納得できないと買えないんです。
だて、お高いんですもの
年々身体の衰えを感じながら山に向かっています。
特に下りが危ない
無理せず楽しい登山を続けて行きましょう
こんばんわ
やはりフォックスファイアーの愛好者ですか
近くの石井スポーツではこのブランドがたくさん置いてあったし、ほかのブランドのように自社のマークを派手に見せることもなく、何といってもサイズがピッタリなので、結局は衣類のほとんどはこれを選んでいました。
特にYシャツ型の山シャツ、これはおじさん専用ですが、アイロン不要、クリーニング代不要、妻の命令で何枚も買って街着に着ています。
時々上品そうなパタゴニアなどに浮気をすることもありますが、自分と会わなくてやはり後で捨てることになりますね。衣類だから許されますけど、高い授業料がもったいない。
道具選びも登山の楽しみのひとつ、いつまでも山を続けましょう。
私もフォックスファイヤーのズボン使ってました。
ズタボロになってしまったので好日山荘に行ったのですが、諭吉が2枚ないと買えない😆
ネットで探したら、中華製のトレッキングパンツを見つけました。
ポケットも多くて値段も3700円とお手頃なので購入。金欠病の自分にはこれで充分です(^^;
こんばんわ
以前のフォックスファイアーのズボンは見かけたことがなかったのですが、昨日購入したのと同じ型だったのですかね
いずれにしろ値札を見たときは、あらら、と思いました。1万円余りと予想していたのに、でも最後のズボンですから値段は構わないです。
vt250zさんは、藪漕ぎなどもされるでしょうから、高いお金を払ってブランドものを買ってもすぐ破いてしまうかも、安い値段ならガシガシ行けてよいのでは
昨年末、友人に案内して貰って念願の仏果山を歩くことができました。
事前調査で、中の写真あたりを下降するのはイヤだなと思い、登り利用で周回させてもらいました。
通過後の感想ですが、岩場も含めて登り利用になるので、不安少なくて良かったなと思いました。
年齢・体力・体調などに応じて柔軟にルート取りすることが大切だと再認識しました。
仏果山は思ったとおり明るくて、全般的によく整備されていて、歩行距離もほど良く、岩場が適度にあらわれたりして楽しいルートでした。
こんばんわ
がんこ屋さんも楽しまれましたか
仏果山は、道中を含めベンチもたくさんあり整備が行き届いていて、コースとりによってはベテランから初心者、高齢者から若者まで幅広く迎えてくれると思いました。
迷ったときは仏果山へ、秋からはそうなるかも
わたくしは、あの岩場、4回とも下りました。確かに下りは怖いです、年齢的に足が弱っているので、よろっときたらお終いだ、という負のイメージばかりが付きまといます。登りに利用も考えましたが、体力のない自分はそこへ差し掛かったころはバテているのではと心配が先立ってなかなか踏ん切りがつきません。
でも私の歩いた後半2回のコース、登りは安全、次はスリル、最後は慰め、なかなか面白かったです。
迷ったときは物価山へ、秋からはそうなるかも
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