クライミングシューズ修理

クライミングシューズは消耗品。ボルダリングは靴とチョークがあればできるスポーツだけれども、そのシューズは二万円前後。
これは決して安くない…。今年購入した5.10のハイアングルがもう既に穴開きに近いので、流石に何とかせねばと色々ネットを漁ってみた。

とりあえず購入したのはコニシのG17。弾性を持つ万能接着剤で、値段も手頃。
剥がれたソールのゴムはこれで接着出来る。強度的にも問題ないと思うが、直ぐに固まらないのでハネたソールは中々一体になってくれない。

ゼリータイプの瞬間接着剤の方がいいかもしれないが、少し高い。

今回直した。というよりは幾らか使えるようにしたというだが、爪先に穴が空いたミウラーと小さな穴が開きつつあるハイアングル。

とりあえず、手順としては
1.清掃
2.下地作り。剥がれたゴムの修正
3.ゴム補修材塗り

1.は水拭きでチョークや泥を落として接着剤の密着性を高める。
2.は少しでも健全な部分を残す事を目的としているが、接着に耐えられない部分はカットする。バリがあるとゴムを新たに塗っても切っ掛けとなってしまい剥がれやすくなる。
3.は本命の補修材。今回はセメダインのシューズドクターを使用してみた。
ファイブテンに専用の補修材があるが、中々お高いので諦めた。


結果としては、ミウラーは一回の使用でダメになるが、逆に言えば一回は使えた。そこまで使用に違和感はない。簡単なルートなら問題ないのではないだろうか。
ハイアングルの方は幾らか亀裂の進行を遅らせている気がする。