クライミングにおける手首、肘、肩の痛みの原因は、クライミングの動作における背面の筋肉の優位性の低さにある。
という事を説明しようと思ったら大変だったので、他人の解説によって省略する。
以下のリンクがかなり詳しく書いてあってわかりやすい。
https://takato77.hatenablog.com/entry/2020/02/22/184656
加えて前にも紹介したかもしれないが、BDのサイト。
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/stories/EX2020_BD_esther_smith_shoulder_maintenance_for_climbers.html
そして、フォームを意識した時の参考に。
https://note.com/pii2en/n/ncf3dda3e0fe9
以上の内容について思うところがあるならば、目標のルートに対して明日のことを考えない限界トライの時以外は、肘上がりや肩関節で固めるようなホールディングは避けるべきだ。
正直、ここ最近まで自分も上記リンクにあるような事が理解できずに、手首や肩の痛みに悩んできたし、限界グレードが上がらないという状況に苦しんでいた。
ここで立ち返るべきことは、クライミングにおける「基礎」の存在だ。
自然の造形物である岩の課題は別として、トレーニングのために存在するクライミングジムでの課題には、この基礎的な動きに導かれるものと、あえて基礎的な動きを封じるような2パターンあるということは事実であり、どちらが面白いかは別として、基礎から「崩れやすい」課題というのは、総じて怪我に繋がりやすい。
ただ登ればいいという意識だけでは、トレーニングとして成立しておらず、意図的に基礎から崩されるような課題であっても、崩れないように登ることがトレーニングの大原則となる。
じゃあ基礎って何なんだよ。っていう話になると、例えば数学の1+1=2を証明するためには多大なる理解が必要であるように、クライミングにおける基礎への理解も泥沼で、正直全然わからない。
しかし、1+1=2を受け入れてしまうと、四則演算が可能であるのと同じように、最初に紹介したようなリンクの内容を受け入れてしまうと、どん詰まりだった状況から次の段階へ進めるかもしれないのだ。
長くなってしまったが、ぶっちゃけ最終的な結論は、クライミングはフィジカル=グレードという方程式である。これはリードもボルダリングも一緒。では如何にしてそのフィジカルを身に着けるか。という事において基礎が大変重要なのだ。というお話でした。
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