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比叡山南斜面は、尾根に乗ると比較的歩きやすいですが、問題は700〜750mあたりからの上部。ガーデンミュージアム比叡の直下は植林帯の急傾斜で踏み跡も不明瞭。左右にトラバースして抜ける必要があります。初めて歩くルートの場合は、下りで使うのは避けた方が無難です。
◇主要尾根
南斜面には以下の8本の主要な尾根があります。
(名称はfu-tyanさんのレコ&ブログから。)
【杉谷尾根】
西俣・東俣あり。上部で京都一周トレイルに合流。
【天ヶ丸尾根】
取り付きは渡渉。上部で京都一周トレイルに合流。
【花ヶ谷尾根】
尾根の先端までは沢を遡上。Ca720mで明瞭なトラバースに合流。
【長尾尾根】
西俣・東俣あり。Ca700mで明瞭なトラバースに合流。
【黒目尾根】
Ca670mで細尾根&急登あり。Ca760mで植林帯の細めのトラバース。
【月吉尾根】
Ca720mで隣の尾根へ。Ca760mで植林帯の細めのトラバース。
【調専口尾根】
750mあたりから植林帯の細い獣道程度のトラバース。上部は要注意。
【二ノ木ヶ尾根】
750mあたりは踏み跡不明瞭な雑木林の急登。ドライブウェイを横断して大比叡へ。
◇その他の尾根
主要尾根の他にもいくつかの尾根&ルートがあります。
(名称はいずれも仮称。)
【府境尾根】
基本的に植林帯。上部は鉄塔巡視路からドライブウェイを横断して大比叡へ。
【勢ヶ谷尾根】
基本的に植林帯。上部で府境尾根から分岐。
【井出ヶ谷尾根】
尾根の先端までは沢を遡上。Ca760mで植林帯の細めのトラバース。
【二ノ木ガ谷鉄塔巡視路】
尾根ではなく谷沿いの鉄塔巡視路。上部はドライブウェイを横断して大比叡へ。
◇尾根ルートの難易度。※個人的な印象です。
(易⇔難)
杉谷>>天ヶ丸>長尾>勢ヶ谷=府境=二ノ木>月吉>黒目>花ヶ谷=井出ヶ谷>>調専口
◇山行記録
天ヶ丸尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1832476.html
杉谷尾根(西俣・東俣)・長尾尾根(西俣)・調専口尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2071461.html
黒目尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2281264.html
二ノ木ガ谷 鉄塔巡視路
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3263102.html
月吉尾根・二ノ木ヶ尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3603788.html
花ヶ谷尾根・府境尾根・長尾尾根(東俣)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3634344.html
勢ヶ谷尾根・井出ヶ谷尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3658283.html
沢山のルート歩かれましたね。
私も数回あの辺りを歩きましたがガーデンミュージアム比叡が近くなると一気に空き缶、空き瓶のゴミが増えて気が滅入ります。
その後、色々調べますと南斜面にはいくつかの石切場跡がある様で気にはなっていました。まだ一度も石切場跡には行き当たってないので歩いてみたいと思います。
いろんな方のレコの助けを借りて無事に登れました。
尾根上は雰囲気の良い雑木林なのに、最後だけゴミが散乱しているのは確かに残念ですね。割れた空き瓶を見かけると、転んでしまわないように特に慎重になったりも。
石切場は私も気にはなっていたのですが、沢沿いの様子が不明なので躊躇していたりもします。
ちなみに、比叡山南斜面(と瓜生山南部)の石切場については、こちらの論文がとても参考になります。ご参考まで。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/232337/
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