昨日右膝の内視鏡手術を受けたのですが、その原因が靭帯や関節軟骨の由来では無かったので、備忘録で日記に書いて置きます。
靭帯とか軟骨と言うのは良く聞くワードで膝痛の原因として挙げられます。
私の膝痛も当初は腸脛靭帯の痛みで、通称ランナー膝と思って居ました。
整形外科に行って患部を見せると、どうも部位が違うらしいのです。
立ち上がった状態で足を真っ直ぐに伸ばした時に、上側に腿の大腿骨とその下に接する腓骨があり、２つの骨の中間前側に膝蓋骨（お皿）が有ります。
これらの骨の合わせ目にクッションとなる軟骨が有るそうです。
これらの形成する関節がスムーズに動くためには可動域分の隙間が必要で、その可動域である関節包を満たして居るのが滑液なんだそうです。
そして滑液は滑膜で生み出されるとのことで、さらに滑膜は関節包を包んでも居るようです。
詳しくは下部に説明をコピペして置きます。
さて私の右膝の滑膜は、何らかの原因で傷ついて剥がれ落ちてしまった様です。
山行中に膝をぶつける事が多くありましたので、一因かも知れませんね。
その剥がれ落ちた滑膜は、関節包の中の膝外前側の隙間に溜まって、団子状のしこりに成って居ました。
膝を伸ばす曲げるの動作を繰り返すと、残っている滑膜がそのしこりの上を通過するのですが、その時にコクンという感触が膝の外から触って居ても感じられました。
そば打ちで、蕎麦の生地と麺棒の様な関係で、その生地に大豆が一粒入って居たと考えて下さい。いよいよ生地を板状に延ばす作業で麺棒を前後すると大豆を乗り越えるときにコクンとなります、そんなイメージですね。
数メートル歩くだけなら痛みにまで発展しない物でしたが、５分くらい歩くとその場所が痛くて仕方がなくなります。もう歩くのが苦痛でした。
整形外科で触診を受けた時、主治医は既にそれを頭の中でイメージしていたのかも知れません。MRI診断の結果を見てから一週間もしないうちに内視鏡手術を受けられたのは幸いでした。
手術でしこりを取り除いて、膝の曲げ伸ばしの時のコクンと言う症状は無くなりました。
昨日手術したばかりですから、その動作をするのはとても痛いのですが、見える希望の方が痛みを上回って居ます。
人間の体って難しいですね、ほんとに良く出来てると思いました。
（滑膜）
関節包（かんせつほう）の内面を覆い、主に滑膜細胞と疎水性結合組織（そすいせいけつごうそしき）で形成された膜。関節軟骨の周辺に付着し、関節軟骨と共に関節腔（かんせつくう）を形成している。その生理機能は �ヾ慇甕奸務蟇奸覆�つえき）〕の産生 ��関節液との物質交換 �４慇瓩琉堕蠕�（関節の隙間を埋める）に対する作用が挙げられる。リウマチ性関節炎では関節の中でも特にこの滑膜がおかされて炎症を起こし（滑膜炎）、痛みや変形の原因となる。
患部の状況も良くわかり、勉強になりました。
こういったこともあるんだなあ・・・と。
私も来年50歳。このあたりの年齢になると、普段から適度な運動をしている場合、トレーニングとかよりも、如何に体のパーツの寿命を長く維持できるかということが重要になってくると実感しています。そのためには、不具合や破損したパーツはこまめに点検、治療し、その原因となる筋肉や靭帯などのゆがみを普段からメンテナンスすることが重要だと痛感しています。
そういった点から考えますと、gravelさんの今回の滑膜剥離による痛みは、ちょっとイレギュラーというか知っておかないと自己判断できないという面から興味深かったです。
私もかつて日常生活に支障をきたすほどに体が壊れた経験があるので、人体って本当に機械的な作用で動いているのだなあ・・・と思うとともに、その治癒力の素晴らしさに「人体って不思議だ」と感銘を受けています。
とにもかくにも、お早い復帰とご活躍を祈っておりますm(__)m。
無理はなさらぬように(笑)。自分だったら・・・と思うと、約束はできませんが(^^ゞ。
冗談はさておき、年末にはラッセル隊員に加われないかと思っております！
心も体も繊細なんですけれど、そういう風には見えないらしいですね・・・(笑)。
もう少し周囲から心配されてみたいと思いつつ、50年が過ぎようとしています(´；ω；`)ｳｩｩ
年末ラッセル隊員は・・・(-_-;)。来週ですよね・・・。それこそ冗談ですよね・・・。
お体が可哀そう・・・と思うのは、自分だけでしょうか(笑)。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する