細胞と細胞のクッションとなるコラーゲン、肌のハリに直接関係するたんぱく質だけど・・・「食品として摂取されたコラーゲンはアミノ酸として消化吸収されるが、それはただのアミノ酸で体内でコラーゲンの材料にはならない」と、分子生物学者の福岡伸一先生は書いておられる。なるほどね。「コラーゲンは皮膚から吸収されることもない」と断言。これを相棒さんに告げたら、「ためしてガッテンでもやってたから知ってる」「あー^^;」
たかがコラーゲン一つとっても、不足したら外から摂取すると動き出すってもんじゃありませんから。細胞も命も、常に変化しながら、総体として動的平衡を保っているシステム、だそうです・・・(私の頭ではこれくらいしか^^;)
それとは別に(笑)ミトコンドリア、ES細胞、BSE、バイオテクノロジー、ダイエットなどの章立ては、庶民の啓蒙にはなかなか至れり尽くせりの読み物でありました。無論、このロハス的匂いはどうなんでしょう、と思う方もあるでしょう。
福岡さんは「生物と無生物のあいだ」が面白かったので、これが2冊目。09年2月初版なのに、図書館の新刊コーナーにありました。ついでに借りたのが懐かしい上野千鶴子の新刊で、これは明日の楽しみだ〜(笑)
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