「おひとりさまの老後」では、女性読者からかなりの批判を受けたとか。知らなかった^^;そもそも上野さんが介護問題にコミットしていたことも知らなかった。
その2年後、09年11月にでた、この「男おひとりさま道」は続編だそうで、そうだね、いたってまともな指南書であった。これは男からの批判はこないだろう。
多くは介護と人生の降り方、そして「ひとり死」について割かれている。介護保険制度が高齢者のニーズでなく、家族のニーズを中心に展開されていることを憂いながら、新しい介護の形を提案するのだけど・・・我が家も介護が始まり、身につまされて最後まで読んだ。上野さんの著作をこのような気持で読むとはね(笑)
「どんなあばら家でも自宅で死にたい」
「ひとりで暮らしてきたのだもの、一人で生きてきたように、一人で死んでいけばいい」
うーん、60歳になった上野さんのこういう呟きは意外なものだった。
そこにはジェンダーの問題はもうないよね・・・
ネットで少し調べていたら、京大時代の俳句がひっかかった(ここに載せていいのかな^^;)
乳頭を尖らせゐたり月十夜
エンサイクロペディア海の深さを藍で知る
どちらの俳句も若々しくて、私は好きだな。昨日は雨、県境は湿雪の一日だった。山は、遠い・・・
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