20万部も売れたのか・・・内田ファン恐るべし。でも書いてあることは、なんていうんでしょう、ブログをマメに読んでいれば、聞いたことあるな〜という話。勿論、とてもいい話である。
日本は世界の辺境国家であり、大きな物語を語ることはできないので、辺境性を活かしながら、一見正しそうなお説教は少し眉唾してくぐらいがいいよと。あれーこれは違うかしら^^; 人間で言えば;
「欠点は治らない。欠点とその人の長所はゼロサム的に一体をなしている。
だったら、長所を伸ばして、欠点のもたらす現実的災厄を抑制するのが効果的である。その経験則を国民国家にも適用してみたのである。」−ブログより
ということであった(笑)
内田さんはお説教するより、誰もやらない雪かき作業をするほうがが好きなのだと、おっしゃってますが、どうして、なかなか説教もうまいです。
来週こそ、山行記録を書いてみたいものである(笑)
kiyoshiさんこんにちは
僕も5,6年前から内田樹の熱心な読者です。以前合気道をやっていたのではじめはそちらからです。体術、フランス現代思想、ユダヤ人論と、引き出しの多いところがおもしろいです。若いときにはそのときやるべきことをやっていて、歳をとって染み出てきたものをかいている、というかんじがします。
内田樹のお説教は雪かき作業のようなものでしょうね。
サリンジャーの死はこの場で知りましたよ。
武闘派だったんですね、yoneyamaさん(笑)
5,6年前からというと、メィジャーデビューした「おじさん的思考」あたりからでしょうか。この人、団塊最後あたりかな。昔は全共闘世代って言ってたが。やっぱり人材豊富だなあって思った記憶があります。
ところで内田の中で一つだけ腑に落ちないのが、武道の師−弟子関係を援用した「学び」の理論。yoneyamaさんなら、きっとぴったり分かるのだと思う。「何事にも、先達はあらまほし」ですが、私はついに会えませんでした・・・
サリンジャーも、年末になくなったレヴィ・ストロースも、みんな長生きでした。悪い奴らだったのかもしれん(笑)
*こんなのにコメントしてくれてありがとう。いつも記録(と発言^^)楽しく読んでいますよ^^これからも気をつけて登ってくださいね。
あ、学びの話は腑に落ちましたよ。街場の教育論でしたか狼少年のパラドックスでしたか似たような内容なのでどこで読んだか忘れましたが、師は師と思えば存在するという話ですよね。師を目指すのでなく、師の目指すものを目指すと。剣術の極意を、師が馬上から落とした靴を拾う時に会得したという話、おもしろかったですねえ。
合気道また始めたいのですが、一日中稽古時間のある東京の本部道場でないと、平日稽古に行けないのです。でも合気道は生涯いつまでも再開できそうな武道です。合気道は「武闘派」武道ではないんですよ。自分の体と語り合う、登山やランニングに近いものがあります。
あのお話です(笑)美しい話で私も大好きなのですが・・・
師を持つというのも、一つの小さなパラダイムなのですよ^^;
そのよな経験がないから「腑に落ちない」と。それだけであって、疑っているわけではありませんからね。むしろ羨ましいなあと。
合気道の話、ありがとう。心に残りました。やってみたくなりました・・・でも、実は、今肋骨を痛めているので、痛い話は避けとこっと(笑)では、おやすみなさい^^
kiyoshiさん、こんばんは。今日は盛岡で会議があって、今戻ったのですが、太平洋側が結構積もっていますね。毎週末雪降りで、山はなかなかチャンスがありません
kiyoshiさんがすべて読んでいるという内田樹さん、私はまったく読んだことがありませんでした。時々週刊現代を買うのですが、今回内田樹さんが対談で載っており、共感するところ大、昨日書店で「日本辺境論」を手に取ったところ、「場の空気で戦争を始めた・・」とあり、思わず引き込まれて、今日から読んでいます。
「日本はなぜ戦争を始めたのか」が私の知りたいテーマで、半藤一利さんなどの本を読んでいるのですが、この本でこのテーマが日本人論にまで広がり、かかっていた雲が流れて青空が広がってきたような感じがしています。
(日本人のこの「親しさ」への固執、場の親密性を自分自身のアイデンティティの一貫性よりも優先させる傾向は・・)の指摘、私自身にもとても当てはまると思っていました。一人で仕事をし、一人で山へ行くのも、そうなりがちな状況、苦手な状況から逃れて、自分で判断し行動する心地よさを知ってしまったからというのが大きいと思っています。
まだ三分の一しか読んでいなくて、yoneyamaさんとのコメントのやりとり、私にはついていけませんでしたが、これから読み進めるのが楽しみです
kamadamさんて、すごく真面目ですよね
こういう固めの本を読んで面白いとおっしゃる方はなかなかおられません。読み終わってからでいいので、「おじさん的思考」ご一読ください。これで私はやられましたし、私はこれが最高傑作だと思います。
この人、「つかみ」がうまいですよね。最初に引きつけます。おーっと思います。
長く読んできて、私は少し飽きてきましたが
kamdamさんは読書家ですね。私は最近本を読まなくなって自分でもまずいと思っていました。
今読みかけているのは、正法眼蔵随聞記、ですが、難しくて遅々として進みませんです
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