半世紀過ぎても忘れない一年生の出来事

青森は今、花見のシーズン
そして、下校時間には黄色のカバーのランドセルの小学生
新一年生だろうな

自分にもあったんだよねそんな頃が…
今は山岳用カメラザックから手足が生えた、ガメラみたいにして山に登っている
あの頃はランドセルから手足が生えた、ミドリガメみたいな感じかな〜

一年生の頃のことはそんなに覚えちゃいない

でも、あれから50数年経ってもいまだに覚えていることがある
担任のO先生…（先生とは呼びたくもないので、以下その男とします狂暴なので）

入学して皆に渡されたテンプレート
晴れ、曇り、雨なんかの記号を書くものだった
テスト（まあ新一年生だが）でお天気を答えに書くのだが、このテンプレート使って記号で答えなさいっていうものだった

そして、一人の子が呼ばれてその男の前に行くと…
いきなりひっぱたかれた(>_<)
その子はよろけてテストの答案を落とし、答案は私の近くに飛んできた
答案には「はれ」というようにして、記号で書いていなかった
何かふざけたことを書いたんじゃない、答え方を間違えたんだよ

その子は割と大柄だったし泣くこともなかった
ミドリガメだったら吹っ飛んでただろうし、半べそだっただろう

その男はさらに怒鳴り散らしていた…

その男はプラスチックの指し棒をいつも持っている
授業で問題を出して挙手してない子（答えがわからない子）を指し棒で頭をコツンとやるのだ
教室全体をゆっくり回りながら、コツンとやる
これは痛いわけじゃないが、最初の出来事があるからその時間は恐怖でしかなかった
だから、わからないのに挙手したり…

今思えば、教室をゆっくり歩き回りコツン、その時間は授業が止まっている
授業時間を無駄にしてるよね
最初の子だってひっぱたかれるほどのことじゃあない
注意すればいいだけのことだよね

その男はただ恐怖支配をしていただけで、とても教師と言えるモンじゃない
教師って教え導くものだよね

幸い翌年転任になった
心の中でホントよかった〜と思った

写真は新一年生をイメージしました