ランニングは全身の筋肉や関節を使うスポーツですが、走ったあとはハリやコリ、疲労を感じやすい面もあります。
医師にしてサウナーでもある加藤容宗さんは、著書『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか』(加藤容宗著、ダイヤモンド社)の中で、医学的におすすめしたいサウナの入り方や、脳と体に与える影響について詳しく紹介しています。
それによると、サウナは、脳疲労と体の疲労の両方をやわらげることができるそう。「サウナに入ると疲労が取れるという報告があります。その理由は、まず、温熱効果によって凝り固まった筋肉がやわらぎ、血流が増加するということ。」とあります。つまり、サウナは、血行不良と酸素循環改善の強い味方。「血流の役割には、熱を運んだり、酸素や栄養を運んだりする以外に、余計なものを回収するという働きもあります。つまり、肉体を疲労させる物質を運び去り、スッキリさせてくれるのです。また、万病の元とされる炎症が減り、活性酸素が減少することも報告されています。」。サウナーが体験している『ととのう』感覚は、サウナによって血流が促進され、酸素や栄養が全身に行き渡り、乱れていた体の健康状態がまさに整っていくのを実感しているからだと思います。
朝のランニング後に、早朝営業をしているサウナ付きの温泉に行き、「ととのう」を実感してきました。「サウナ(6分〜12分)→水風呂→外気でのヒーリング→水分補給(プロテイン飲料)」をワンセットとして、これを4回繰り返しました。いつもの休日は、自宅でお風呂に入って・・・というパターンですが、ランニング直後にサウナに入ると、既に血流が良くなっていることもあって、汗が噴き出すように出てきます。温まることで、酸素や栄養が筋肉の隅々に行き渡り、また、老廃物が血液に流れ出て、汗となって体外に放出。活性酸素も減少し、すっきりとした身体感覚が味わえます。水風呂に入ると、全てが解放された感じがして、頭から足先まで全身が気持ち良さに包まれ、至福です。
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