トレイルランニングにはちょうどいい暑さ

　この土日の大阪は、日中は２５度近くまで気温が上昇しましたが、早朝は１６度程度。走っているうちに２０度近くまで上がるという感じで、昨日は若干蒸し暑さも感じましたが、走るのにはちょうどいい気候でした。この季節が一番好きです。暑すぎず、寒すぎず・・・。
　これからは、ノースリーブ又はタンクトップにランニングショーツで、身軽に走れます。身体に外気を感じながら走るのは、本当に気持ちがいいです。寝起きの身体がいっきり目覚め、自然と一体化して順応するような感覚が得られます。３キロほど走ると、エンドルフィンやエンドカンナビノイドが分泌され、ある種のリワードが得られるようになります。いわゆる脳内でドラッグが生成。エンドルフィンはアヘンのように機能するホルモンで、エンドカンナビノイドは脳に大麻に似た効果を及ぼします。もちろん、これらに中毒性はありませんが、ランニングを楽しくしてくれる、あの “ランナーズハイ” の構成要素と言えます。
　また、ランニングをすると、瞑想状態、つまり、その瞬間だけを意識する状態に入りやすくなります。呼吸や足音、周辺環境だけに集中するようになる。上手くいけば、昨日起きたことや明日起きることについて一切気にならなくなる、いわゆる “フロウ” 状態に入ることもできます。心配事がない状態で家に戻れます。
　だから走ることがやめられないんでしょうね。そして、明日も走ります。