写真2 針ノ木岳から見た360度パノラマ写真。オリジナルより縮されてるなぁ
写真3 帰りに見た雷鳥(雌) 子は少なくとも1羽はいた
・天候は無風快晴だったが残念ながら空気の透明度は悪く、妙高、火打、高妻山等の北信の山がかろうじて見える程度で志賀高原の山々は見えず。八ヶ岳、富士山、南アルプスも見えなかった。本日見えた最遠は乗鞍岳だろう。日の出の時刻なのに南東方向には背の高い積乱雲が数か所で見えていたので、もしかしたら八ヶ岳や南アルプスは雲の中だったのかもしれない。
・お盆休み中なので海の日の3連休並みの人の多さかと思ったがそこまで多くはなかった。それでも針ノ木小屋近くのテント場は満員で、かなり離れた砂礫斜面にテントあり。
・針ノ木小屋から軽装で往復の人もそれなりにいたが、半分程度は種池方面へ縦走へ向かっていった。
・高山植物は夏の花はピークを過ぎてイワギキョウ、チシマギキョウ、トウヤクリンドウ、ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ等の初秋の花に移り変わっている。
・針ノ木雪渓の雪は僅かに残る程度だが、登山道は秋道に切り替わって雪渓歩きは皆無。高巻きで左岸の岩場をよじ登る箇所があるので注意。主に河原や沢近くの高巻道を歩くため、登山道周囲は石や砂礫の場所が多く藪が無いので登山道が分かりにくい。秋道のルートを熟知した人以外は暗い時間帯に歩くのは止めた方がいい。一応、目印はあるが簡単に道を見失うと思う。
・このコースは最終水場(標高2300m付近)まで何か所も支流の小さな沢を通過するので、最終水場までは少量の水だけ持てばOK。
・今年は大沢小屋の営業は無く、1ヵ月前に大沢小屋の荷上げ道を歩いた際は篭川にかかる仮設橋が無かったので、今回は渡渉用に長靴を担いでいったら橋が架かっていた! もしかしたらあの橋は針ノ木小屋で架けている? なお、この夏は少雨で沢の水量が大幅に減っていて、橋が無くても飛び石で渡れる状態だった。
・市営扇沢第一駐車場(無料)は夜中1時時点でもまだ空きがあったが、下山時(午前9時前)は有料駐車場を含めて満車で、マイカーは麓の「らいちょう駐車場」に誘導されてシャトルバスで扇沢に入るようになっていた。
・爺ヶ岳/鹿島槍ヶ岳登山口である柏原新道登山口近くの2箇所の駐車場も満車で、スノーシェッドを下った数か所の駐車スペースも満車で、3つ目のスノーシェッドを出たヘアピンカーブ付近の路側も駐車した車が多数あった。
・夜間登山だったため、途中で短時間の休憩がてら夜空を見上げてペルセウス座流星群の観察。2回ほど計約10分見上げて10個流星を見た。活発な時は数10秒間隔流れることもあり、短時間でも楽しめた。流星、人工衛星とも数年ぶりに見ることができた。
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