それでも本格的籔漕ぎするのはまだ気温が高め。籔漕ぎの服装は基本的になるべく皮膚の露出を少なくするように長袖長ズボン+手袋なので暑い。寒い時期の方が籔漕ぎに向いているが、今度は林道が冬季通行止めとか、半端な量の雪が笹の上に乗って、かえって籔漕ぎが重くなったりすることもあるので要注意。
この時期、私の服装は長袖では死ぬほど汗が出るので半袖に腕カバーが基本。これで腕の傷は避けられるが首周りが。冬ならネックウォーマーが使えるが、今の時期は長袖以上に暑さが。
また、意外にも顔も傷だらけになる。笹の葉のエッジは意外に切れ味がいい。目に見えるほどの傷にはならないが、温泉に入るとかなりしみる程度にはなる。笹藪の場合、よほど笹の背が低くない限りは笹の葉は顔の高さに必ずあるので、高密度の笹藪だと少なからず顔に傷ができる。汗かくとこれにしみる・・・冬なら「覆面」で対応可能かな。
最近はダニがヤバいウィルスを持っていることもあるので怖い。ダニは寒くなるといなくなるので冬が絶対有利。でも、下山後に要所を自己チェックすればかなり避けられると思う。ダニは柔らかい皮膚に張りつくので主に関節付近や胴体回りを見ればOK。話によるとダニが体に取り付いてから皮膚に潜りこむまで24時間くらいかかるらしいから、日帰りなら下山後にチェックしても充分に間に合う。
私が最初で最後のダニに喰われたのは15年くらい前の笊ヶ岳だけ。それ以降、数々の籔山に登って衣服やザックにダニが付いていたことはあったが、喰いつかれたことはない。
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