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そんな中、今朝の『神奈川新聞』には、県内の山についての話題が2本掲載されておりました。【以下しばらく、午前中に書いてアップ】
★大山……ケーブルカー新装オープンにつき、昨年比44%の利用客増!
http://www.kanaloco.jp/article/135172
……まぁこれは、小田急の駅でガンガン宣伝しまくっていることもあり、当然の展開でしょうか?! あの優雅な車体、そして高尾山ほど混むわけではない落ち着いた環境 (?!) とくれば、訪れてみたい向きが多いのは当然の成り行きでしょうか。平日でも乗るまでしばらく待たされるらしいというのがトホホですが……

★箱根……噴火前のレベルに戻りつつある?
http://www.kanaloco.jp/article/135182
……気象庁が観測データに基づいてレベル1 (通常なみ。火山であることに留意) に下げることを検討しているというのは、正月の書き入れ時を控えているだけに、目出度い限りです。確かに、最近は富士・愛鷹界隈から眺めても、全然噴気は活発ではないようですし。
但し、↑のネット記事には載っていませんが、紙面には大涌谷の現状について厳しい認識も載っていました。
▼人体に影響のない硫化水素濃度は0.1ppm以下。(平常時)
これを超えると喘息持ちの方に影響発生。
▼5ppmを超えると死。
▼しかし、大涌谷では依然として10ppm〜15ppmを超えることあり

というわけで、噴火活動の余波として、目に見えない脅威は大いに続いているようです。レベル1に下げられても、当面この数値が平常時近くに戻るまで、大涌谷に限って立入規制は続くのでしょう。
今後観光客向けスペースでは立入規制が緩和されても、モロに足下から湯気が上がりまくりな大涌谷〜神山ルート登山道は、さらに規制が続くのかも知れません


ヤマレコを始める前に登ったきりの神山に、赤線を延ばせるのは一体いつになるのやら……。

【14:55補記】こんなことを書いていたら、今日の14時、正式に警戒レベルが1に格下げ!!

こんにちは。
噴火警戒レベルの引き下げ記念で早速昨日箱根に
山歩きに行ってきました
意外と登山者は多かったですね、良いことです
大涌谷に下りるコースは無理だとしても、早雲山に
下りるコースは再開して欲しいですね
人が歩いていないとコースは荒れるばかりでしょう
から
大山の方はしばらくは大混雑かなぁ、秦野や渋沢
よりも断然伊勢原の方が乗降客(しかも山姿)が
多かったから
紅葉の時期は避けたほうが良いかも
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
滝見コースのレコ拝見しました! 大涌谷が完全に安全ではないだけに、まだ完全な人出回復というわけではないでしょうけど、やっぱり神奈川県民にとって、箱根が賑わっているのは本当にうれしいことです (人混みキライとか言っているくせに……
ただ、私も同じく、コースが無事再会されるかどうか、荒れ具合はどうなのか、大いに気になるところです。草木の生命力は凄まじく、良く踏まれた登山道であっても、しばらく誰も通らなければあっという間にヤブでしょうから……。大涌谷から早雲山分岐までの間を除いて登山道を復活して頂ければと思うのですが、風向きの影響で冠ヶ岳あたりも硫化水素の濃度が上がってしまいかねないということでしたら、当分こりゃ仕方ないでしょうね
小田急はここしばらく(とくにレベル3だった頃)、箱根方面へ行く昼間のロマンスカーが気の毒なほどガラガラで(「メトロはこね」など壊滅的)、定期券外の客が2%減ったと聞きます。それだけに、猛烈な大山プッシュが続いており、今後もしばらく新緑と紅葉のピークはダメでしょうね。高尾山のような通勤ラッシュ状態
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