![]() |

私の場合、早めの予約などはせずに、天気予報と休みが重なったときに「それっ」と出掛けるスタイルですので、いざ出掛けようというときになって「指定券全席売り切れトホホ……」とぼやくのが常なのですが (自己責任 w

それでも、ハイシーズンの土曜日に日本アルプス方面へ向かう場合、早い段階で列車は満員 、高速バスも夜行便は売り切れ、昼行便は渋滞間違いなしにつきノーサンキュー……と、いろいろ面倒な状況があることでしょう。

そんな中、JR東日本が新たな試みとして、既にご存知の方もいらっしゃるでしょうが、恐ろしいほど早朝に「山かいじ号」を運転することになりました

* 7/28 (土)、8/4 (土)、11 (土)、12 (日) の計4日
* 立川発5:10〜小淵沢着7:01
* 売り文句は、八ヶ岳から東の山々に、早朝からラクラク登山開始♪
……という要領で運行されます。
使用される電車は、アクアラインバスの拡充で大打撃を受け減便・減車されまくった千葉の特急電車・E257系5両編成 (画像の左の電車)。今年の春から、富士急に直通するホリデー快速が全部これになりましたが、それに引き続く活用策といえます。
しかし思うに……立川発5:10って一体どうよ???




この列車に乗れるのは、中央線中野以西、南武線登戸以北 (ギリギリ乗り換え)、青梅線青梅以南という、極めて限られた範囲の住人だけで、それ以外の人は立川の漫画喫茶か居酒屋で徹夜しろ……ということのようです (滝汗)。
折角設定しても、結構スカスカな列車になることは間違いないでしょう……

こんな列車を走らせるくらいなら、
*ムーンライト信州の増発・運転日増加。
(1人で520円の指定席2枚を買って悠然と乗るという悪辣な輩を排除するため、特急あかぎと同じような「スワローサービス」、または座席定員制の自由席 (定員分だけ着席整理券を発売) の導入希望……。あるいは、八王子から先では完全自由席扱い希望……)。
*晴天の土日祝日には座席が必ず埋まる《高尾発6時14分・八王子発6時35分の松本ゆき普通列車》をサポートするような、早朝6時台の登山特急運転。
……こういうサービスを望みますが、まぁ今回の「山かいじ」登場を機に、JREにもいろいろと検討して頂きたいものです。

しかし夜行列車は、人手不足・人件費アップを理由に、なかなかやらないんだろうなぁ……。「四季島」みたいな、登山とは一切無縁な豪華列車は走らせるくせに。
※画像……E257系は別に好きな車両ではないため、千葉の蘇我駅で13年前に撮ったものです。
脇を走る紺色とクリーム色の電車は、千葉からも中央線からも消えて久しいですが、しなの鉄道で1編成だけ復活しています♪ (厳密に申しますと、千葉と長野では形式と塗り分け方が異なります。乗る分には同じですが、ブレーキが違う)
おはようございます。
「やまかいじ」、南武線を利用してもまず乗れません。
中央線方面への山行に、グリーンラインの始発と横浜線を利用している身としては、6時半から7時の間に臨時特急か快速がほしいところです。
なるほどお。人それぞれで、私が普通に思ったのは
小淵沢着7:01?こんな「遅い」時間じゃ登山なんてできないじゃん、でした・・
しかも週末限定こんな電車出したら激コミだろうなあ、と・・。
実際はどうなんでしょうね??
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
南武線沿線からみたこの列車、一応時刻表上では乗れる登戸以北民でも、立川で4分乗り換えでしたら、重いザックを背負っていることもあって、イマイチ時間がタイトで不安で仕方がないですし、登戸以南民には無縁なのは言わずもがな。
地下鉄緑線と横浜線の乗り継ぎでしたら、八王子には6:21ですか……。
八王子発6:35の普通列車松本行きであれば、首都圏西部に住んでいるハイカーが大体間に合い、その結果メチャクチャ混み合う
こういう列車があれば、大月で何とか7:02の河口湖行きにも間に合いますし……。
あ、この「山かいじ」、韮崎→御座石鉱泉&青木鉱泉行きの始発バスには間に合いそうです。
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
八ヶ岳に登る場合、稜線の山小屋に着くまでの所要時間や、途中の暑さを考えますと、やはり早朝であればあるほど良いわけですが、このような時間帯を狙って日帰りしようと思う向きは、既に夜中の高速道路に移行したとJRは見ているのかも知れません。
多くの場合土曜運転ですので、基本的には1泊山行を念頭に置いているのかも……。
それにしては運転時間の設定がイマイチですので、多分満席にはならないと見ています。
乗車可能な範囲に住んでいる方 (主に中野以西の中央線沿線民) にとっては、大いなる福音なのかも知れませんが……。
フタを開けて見たらどうなるか、少しだけ、立川で徹夜して乗ってみようか……という物好きな気分です (乗るとは申し上げておりません
bobandouさん、こんにちは。
「山かいじ」の情報を聞いてあきれました。
中央沿線の山へのアクセス全然わかってないJRの素人企画部門がつくった赤字垂れ流し確実臨時特急でしょうか?
おっしゃる通り、立川5:10なんて中央線沿線居住者でないと乗れませんよね。
それでいて全席指定ってどういうことよ?
立川5:10に乗るためには中野4:25に乗らなければならず、
それなら高尾5:14に乗れるので、その方が良いということになります。
高尾5:14より10〜20分早く着くようですが、大月で河口湖行きも結局同じ電車、
甲府でも広河原行のバスは多少並ぶ順番が早くなるかも程度?
小淵沢に至っては7:49の小海線までどうやってヒマ潰すの?
高尾5:14で十分です。
調べてみるとホントに乗る側のメリット無し、JR側にとっても赤字垂れ流し列車走らせてどうするんでしょうね。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
公共交通利用派にとっての山登りとは、単に電車に乗るだけでなく、そのあとの支線やバスへの連絡も含めての山登りであるわけですが、主要な登山口の駅におけるバスへの連絡を山梨交通等と調整した気配が全くないこの列車は、おっしゃる通り
登山客は朝が早い→ならば、普通列車しかない時間帯になる早で全席指定の特急を走らせれば、特急料金ガバガバでウハウハ
という、極めて薄っぺらい(ほとんど企画にもならない)企画として走り出してしまったのだろう・・・と推測しています。
八王子支社の企画担当者、およびその周辺の社員には、果たして本当にハイカーがいなかったのか??
まずはJR東日本社内の登山・ハイキングサークル (そんなのがあるのか否か分かりませんが) にご意見頂戴する機会はなかったのか??
……いや〜本当に、考えれば考えるほど、何故この時間設定になったのか、本当に謎の中の謎です。
むかしむかしの80年代、既に長距離客の趣向は特急列車や高速道路に移ってしまったのに、何故か季節列車(ハイシーズンの臨時列車よりも運転日が多い)として設定され、超ガラガラな状態で走っていた夜行急行列車がありましたが、その再来を思わせる需要の見誤りを感じています(そんな夜行急行は、貧乏周遊券小僧にはサイコーの列車でしたが……遠い目
ま、中央線沿線民で、甲府から7時の広河原行きのバスに座って乗りたい人、もしくは鳳凰三山に韮崎7時台のバスで登りたい人にはどうぞ……という感じでしょうか。
あるいは他の山の場合、バスの連絡が悪い山にタクシーで向かわせることで、タクシー会社を喜ばせる……ということなのかも知れませんが、タクシーは3〜4人でないと割に合いませんから、とくに単独行者には使えない列車ですね〜
結論としては、高尾発早朝の普通列車に乗れる人はそれでどうぞ!ということに尽きるでしょう……(トホホ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する