そのPCが先月の中頃、突然、立ち上がらなくなってしまいました。それで焦ったのは、10日後に予定している利尻への山旅の航空券、宿、レンタカー等の全ての予約番号や連絡先などが取り出せなくなったことです。
PC修理をしてくれる所を2、3ヵ所回ったけど、いずこも復帰不可能、結局のところ新規購入となりました。新しいPCを購入するとありがちな、ネットに繋がらないとか、メールの設定ができないとかの問題はあったものの3日ほどのブランクで使える状態になり、使っている幾つかの旅行関連サイトのアカウントを全てチェックして予約の再確認、何とか無事に利尻の山行を終えられました。
その後は写真縮小ソフトやGPSロガーのデータ取り込みソフトをインストールして、記録をアップすることもできるようになりました。
ちなみに写真縮小ソフトは Ralpha Image Resizer を使っており、フォルダごと一気に縮小でき、写真のExif情報も残せて便利です。
そして今は、以前の環境に戻すべく奮闘を続けています。ソフトの再インストールで苦戦しているのが、カシミール3DとGPSロガーのデータ取り込み用ソフト。
まずはカシミール3D。
山と高原地図にコースタイムの入っていないルートに行くことが多く、累積標高差と距離を求めて行動時間を見積るのに重宝してます。地図の印刷、GPXファイルの作成や修正と用途は多彩で、山歩きに欠かせないツールとなっています。また、山で撮った写真で山の名前が分からないときも、写真を撮った場所からの展望図を出せば山座同定ができます。
ソフト自体は無料で使えますが、展望図や累積標高差を出すためには標高データを入れる必要があります。今回、国土地理院の基盤地図情報を使おうとしましたが、データを取り込んでくれませんでした。
差し当たって以前購入した「日本高密メッシュ標高データ」が使えるから良いのだけど、やはり基盤地図情報を使いたいので今後も試行錯誤が続きます。
GPSロガーはHOLUXのM-241とCanMoreのGP-102を使っています。
GP-102は専用ソフトが問題なくインストールできましたが、M-241のソフトであるezTourはインストールしてデータ取り込みしようとしたらプロダクトキーを要求してきました。3年以上も前に購入したのでプロダクトキーが分からなくなっており、これでは使えません。
ネットで調べると、MtkDLut というソフトが使えるとの事で、やってみるとデータを取り込むことはできました。しかし、NMEA形式かCSV形式なので、ヤマレコにアップするには、さらに NMEA2KMZ というソフトでGPXに変換する必要があり、少し手間がかかります。コマンドラインでも使えるようだからバッチファイルを作れば良いのだけど、それも面倒ではあります。
M-241はプロダクトキーだけを買えるらしいけど、何となく馬鹿らしくもあり検討中です。
こういうのはスマホで各種のアプリを使えば、もっと手軽にできるという声が聞こえてきそうですが、なんでもかんでもスマホというのが嫌だし、基本的に暇人なのでこれで良いのです。
しかし正直言って、山に行くのに本当にPCが必要なのか?・・・昔は紙と鉛筆で計画し記録してたもんだ!なんて思うところもあります。
参考URL
カシミール3D( http://www.kashmir3d.com/ )
Ralpha Image Resizer( https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ralpha/ )
MtkDLut( http://4river.a.la9.jp/gps/indexj.htm#006 )
NMEA2KMZ( http://4river.a.la9.jp/gps/indexj.htm#003 )
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