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最近、昔の山仲間に会う機会があって彼の山のアルバムを見せてもらいました。彼は明神岳東稜に一緒に行った友達で、アルバムにはその時の写真が数枚残っていました。それを見ていたら昔の記憶が鮮やかに蘇って・・・なんて事はなく、唯一思い出したのが、奥又A沢の下りが雪で厄介だった事。しかしそれも他の時の記憶とゴッチャになっている可能性もあり、本当にその時の記憶なのか今一つ定かではありません。
整理の良い彼は記録をちゃんと残しており、それによると初日は上高地を昼頃に出て瓢箪池で幕営、翌日は東稜を登り、A沢のコルから略奪点を経て、奥又白池でもう1泊した事になっています。でも、明神岳山頂も奥又白池の記憶もありません。
もう30年以上も昔の事だから仕方ないのだけど、それ以前の山行であっても鮮明に覚えているのもあります。記憶に残っているもの、残っていないものの違いは何なんでしょうね。覚えている山行も、やがて年月を経れば徐々に記憶が薄くなるのかも知れません。
昔は山にカメラを持って行かない事も多く、持って行ってもフィルムなので多くの写真が残っている訳ではありません。今はデジカメで手軽に沢山の写真が残せるから、昔よりも記憶を維持しやすいかも。でも、写真は残っていても何処で撮ったのか判らないという事も出てきます。だから、記録も残しておくことが大事なのですが、それが苦手というのは困ったものです。
写真1(左):東稜を登っている途中
写真2(右):明神山頂からの奥穂
guchi999さん
なんかとても厭な件名ですね。
痴呆になっていくような響きです。(笑)
多分年代的には近いと思うのですが。
私も屏風や滝谷でつっぱていたころはカメラなんて持っていなかったですし、記録も付けていませんでした。
一度死んだかと思った後は「写真でも撮ってのんびりと」という事でカメラを持ちました。
当然フィルムカメラです。
デジタルカメラを購入したのはD800Eがモデルチェンジ直前でしたら最近です。
横場山の記録も拝見しました。
あのギャップは正面の小さなスラブをそのまま突っ切りました。(笑)
落ちなくてよかったです。
これからも古い記録をアップしてください。
期待しています。
borav64mさん、
PCが壊れたため返事が遅くなりました、すみません。
厭なタイトルですか・・・哀愁があってイイと思ったのですけどねぇ。
「痴呆になってゆく」還暦を過ぎると現実味が出てきて恐怖ですよね。一応、抵抗はしているけど、最近はその疑いが濃くなってきたようで参ります。人の名前なんて、すぐに忘れてしまいますから。
昔はカメラも高かったし、フィルム代やら現像代もかかるし、冬山や岩登りだと写真を撮っている余裕はないから、持って行かない事が多かったですよね。いま考えると、少し惜しいような気がします。
おぉ!横場山に行っておられましたか!
あのギャップは、ほんの数メートルだけど脆くて滑りやすいから嫌な所ですよね。
今回は、あの手の所に慣れていない人も一緒だったから、ロープ代わりに持っていったテープを出しました。あそこは100回行ったら、1、2回はミスして落ちる事もあるかも、なんて思っています。
友達のアルバムには明神東稜だけでなく、他の写真もあったから借りてきてスキャンしたのですが、PCがお亡くなりになると共に、そのデータが取り出せなくなってしまいました。
また、スキャンするか、壊れたPCのHDDからデータをサルベージするか検討中です。
他の古い記録については、期待せずにお待ちください。
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