ザレたような足場の悪い所のトラバース等では、たまに欲しいと思うことはあるけど無くても何とかなります。ダブルストックに関しては、推進力を得てスピードを上げるような歩き方は性に合わないし、両手が塞がれるのが邪魔くさく感じます。だから無雪期の山では必要性を感じず待っていませんでした。
しかし、積雪期は踏み抜きやスリップ、アイゼンの引っ掛け等によりバランスを崩す可能性が高く、ピッケルかストックが欲しいものです。そうは言っても私の行くような雪山は、ピッケルが大げさに思えるような所ばかり。それで、クロカンスキー用の2段つなぎのストックを一本持って行くことで済ませていました。
今年は白馬か針ノ木の雪渓を歩く計画があって、いつものスキーストックを持って行っても良いけど、縮めても長いしスノーリングが大きくて邪魔くさい、というわけでストックを購入しました。
選択基準は、まず価格が安いこと、縮めたときにコンパクトで軽いこと、それに雪渓でのグリセード等を考えて、ある程度は横方向の強度が有る、の3つでした。色々見ると、コンパクトで軽い物は価格が高い、安い物は華奢な感じという具合で、結果的にモンベルの3段つなぎのスタンダードタイプにしました。
価格が予定したより高かったのは不満だけど、まあ妥協の範囲です。強度に関して、取説にグリセードには使うなと書いてありましたが、やって出来ないことは無いと思っています。それに、やるときは自己責任で、折れても文句を言うつもりはありません。だから安心してね → モンベルさん。
雪渓用にストックを購入したのは良いけれど、今年は台風が多くて野暮用もあったので、計画が先延ばしになっています。そろそろ雪渓も小さくなってストックの必要性も低くなってきました。来週あたりには行きたいけど天気は悪そうです。このままでは使わずに終わってしまう可能性も出てきました。さてさて、どうしたものか・・・
まあ、今シーズンは使わなくても来シーズンもあるし、冬用にスノーバスケットも買ってきたから良いのだけど、あまり使わない物を買ったような気がしているのも事実ではあります。
写真1(左):購入したストックとスノーバスケット
写真2(右):雪のシーズンに使っているクロカンスキーのストック
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