和式の便器で頑張っているとすぐに膝が痛くなり、途中で中腰になって膝を伸ばさなければ耐えられないのです。出が悪いときなど頑張って、やっと出そうになったら膝が痛くなり、立ち上がったら引っ込んでしまってやり直し、なにかと時間がかかるのです。
それほど出が悪くなくても膝が持たない事もあります。それで中腰になるときにブツの切れが悪くてぶら下がっていたりすると衣類を汚すから注意が必要だし、下痢気味のときは尻が閉じて汚れた部分が広がらないように加減して膝を伸ばしたり色々面倒で疲れます。汚い話で申し訳ございません m(_._)m
最近は外国の人も来るからか、山小屋やテント場のトイレも洋式便器がある所が多く、少し前に行った白馬頂上宿舎のテント場も、祖母谷温泉も洋式便器があって助かりました。ただ、和式に比べ洋式はスペースを取るので個室が窮屈になりがちです。和式で作った個室に後から洋式を据え付けたので仕方ないけど、体格の大きな人は圧迫感があると思います。それに、狭いと色々とぶつかり易いので頭に付けたヘッドランプなどを落とさないように注意する必要があります。
そういえば、トイレの底で光っているヘッドランプを見たことが2、3回あります。あれは困りますね。引き上げるのは困難だし、よしんば取れたとしても洗って再装着するのも抵抗があります。結局、諦めるしかないけど、その先の行動にも差し障るから気を付けなければいけません。
いままでで一番快適だったトイレは薬師峠のテント場。あそこは洋式であるのは勿論のこと、水が豊富だから簡易水洗で臭いも少ないです。「北アルプスで一番キレイなトイレを目指してます」と書かれているだけのことはあって、下界の公衆トイレと遜色ないような感じです。
トイレ自体の話ではありませんが、過去において一番緊迫したキジウチは北岳バットレスのピラミッドフェースでの事。核心部のオーバーハングを登っている時に腹の調子が悪くなり始め、ビレーポイントでパートナーを確保している間にも迫りくる便意。とにかく早く登ってきてくれと、祈るような気持ちでザイルを引き上げていました。
パートナーが登ってきても、それで終わりではありません。ビレーポイントは狭く、近くに適当なテラスも無し。しょうがないからルートを外れ、下のルートに交差しない所までトラバース、脂汗を流しながら必死になってハーケンを2本打ってセルフビレーを取り、ザイルをハーネスから外して体に直に結び付けてからハーネスを脱いでズボンを降ろすというジリジリするような手順を踏み、打ったハーケンに掴まって岩壁から尻を突き出して無事に終了しました。
こういう行為に関し何かとご批判もございましょうが、もう四十年くらい昔の話でありまして、時効という事でご容赦いただきたいと思います。
guchiさん、はじめまして。
乗り継ぎの悪い小山駅で晩御飯を食しておりまして、このネタ振りはかなり厳しいと思いますが、
「和式時のひざ痛」には共感する部分がありつつも、大型連休後の「糞尿水面水位」が上昇している時は、瞬発力を持って立ち上がる膝の力が必要です。
膝の力はなんとか補えるのですが、経験値が少なく、今春「おつり」の攻撃を受けたトイレ初級者です。
だれか、水面までの距離と物体の質量と落下距離の関係から、着水時の跳ね返りを物理的に分析していただいて、投下した瞬間から何秒で立ち上がれば良いのかご教示願えれば幸いです。
おっと、電車が来たので失礼します。
haccymasaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
お食事中でしたか、それは大変失礼いたしました。m(_._)m
「糞尿水面水位」これはアルアルですね。
「おつり」に関しては、ブツが切れて落下し始める瞬間に尻をちょっと横に振る、というのをやってます。
つまり、ブツが水面に突入するときに、角度を持って入ることで跳ね上がりを少なくし、かつ、真上に上がるの防ぐ、という狙いですね。
ただ問題は、落下し始める瞬間を見極めるのが難しいのと、尻を振りすぎるとブツが穴をそれてトイレを汚す可能性があるのです。
別の方法として、ペーパーを水面に広がるように落下させてから行うというのもあるけど、ベーパーが溶けてしまえば効果はないし、最近はペーパーを別に捨てるとか、持ち帰りを求める所もあって、これも完ぺきな対策ではないですね。
guchiさん、電車の中で笑いをこらえるのが必死です。
着水の角度ですね。ポイントは。
ペーパーは広げられないご時世ですからね。今のご時世は。
因みに時効の例のブツを崖から落とした時は「ラーックっ!」とかなんか違う業界用語でも叫んだのでしょうか?目の当たりにした人には時効では許されないと思います
(=^▽^)σ
haccymasaさん、
そう、キーは入射角です。
あと、突入速度とブツの質量などの関係もあり、一筋縄では行きません。
まだまだ修行が必要な奥深い世界であります。
業界用語は、なにしろ緊迫した状況なので発する余裕はありませんでした。
4人で登っていたので、仲間には
「こっちを見るんじゃね〜ぞ」と声を掛けたけど
「誰も見たかねーよ!バーカ!」
と言われてしまいました。
少なくとも後ろから登ってくるパーティは居なかったので、
目撃者は仲間内だけだと思います・・・いや、思いたいです。
ぐち先生!
お山のトイレ問題は何かと困りますよね〜。
下界では定期的快○を誇るウシ女も、お山では緊張のせいかどうにもままならずで悩んでおります
北岳バットレスのキジ撃ちのエピソードは、「まさかホンマに〜?!」と爆笑でございました!
いやもう、臨場感が凄いですね〜(爆)
極限状態でハーケンを2本打つという超人的な精神力も凄いですが、
それらすべての手順に耐えた括約筋にも拍手です!
爆裂なくご無事なによりでした
クニさん、
山ではトイレのリズムが狂いがちですよね。
睡眠不足やら緊張、飲み物や食べ物の関係もあるのでしょうけど、本当に困ります。
バットレス、キジ撃ち事件はネタくさいけど、恥ずかしながら事実であります。
ハーケンを2本打ったのは、1本はセルフビレー用、もう1本はカラビナやら8環、アブミ等のギアと脱いだハーネスをぶら下げるのに必要だったのです。
このエピソードから分かると思いますが、ハーネスとザイルを結ぶエイトノットだけでなく、
体にザイルを直接結ぶクラシックなブーリンノットも覚えておいた方が良いですよ、
なんて偉そうに能書きを垂れたりして。
はじめまして。
「山のトイレ」最近ちょくちょく話題になるオーバーユース問題かと思いきや。
北岳での臨場感あふれるレポートに、つい笑ってしまいました。
よく考えるとものすごい超人技ですが・・・。
そういえば大型連休後の「糞尿水面水位」、かなり前ですが某百名山のトイレで、上昇どころか隆起しているのを目撃したことがあります(当時は紙入り)。
あれはあれで、一体どうしたらいいんでしょうねぇ???
Haru_michikusaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私はお下品アウトロー系の馬鹿野郎なので、意識高い系の記事は書けないのです。
隆起については、人が多い所は排泄物の量も多くなるから、ピナクルとなって和式便器の上に顔を出している事もありました。
特に冬山だと凍り付いて崩れず、見事なニードルとなっているのを見たこともあります。
これはもう、どうしようもありませんね。
ピナクルの斜面を転がり落ちるようなポジションで精密射撃して、それ以上に隆起/成長させないようにするか、他のトイレまで我慢するしかないでしょうね。
こんばんは〜。
「私はお下品アウトロー系の馬鹿野郎なので」まぁ素敵♪
好きですよ〜そっち系(笑)。楽しいじゃないですか♡
山トイレ問題、結構奥深いですねぇ。
うちはお猿(子供)が同じく山趣味なんですが、現代っ子なので山を始めた4歳くらいの頃は和式がダメで苦労した覚えがあります。
その後、トイレ問題で山に行けないのは悔しいと思ったらしく一念発起。
小6の頃には、ハエ大量&和式お釣りタイプの燕山荘テン場トイレも何のその!になっていました。
人間、やればできるもんだ〜、と思ったのでした☆
Haru_michikusaさん、こんにちは。
ウトローといっても、せいぜい通行止めの所を歩いたりする程度の小物で、
レコで叩かれるのを恐れて、それを省いたりするチキン野郎ですけどね。
最近の子供や若い人は汚いトイレは駄目な人も多いでしょうね。
特に小さい子はポットントイレの穴は怖いのではないでしょうか。
山に行きたいがために、それを克服されたお子さんは将来有望ですね。
guchiさん、こんにちは!
昼飯前に美しい話を読んでしまいました。
いや、これ、切実な話ですよね。
私は和式でもしゃがめるんですが、日常的にはもう40年以上も遠ざかっているので苦手です。それに登山靴を履いていると、前に掴む取っ手がないと辛いですよね。
いやー、ますます尾籠な話しなりますが、私は過敏性腸症候群なもので、朝は腸が落ち着くまで一苦労なんです。出発時刻の大分早くに起きて朝食を摂り、何度がトイレに通わないと、うかつに出発できないんです。
というわけで、同行者との山行では相手を待たせないように、人知れず苦労をしておりますよ。 これが単独行が多い理由でもあります。
最近はウォッシュレット付が増えたので、腸の弱い人間は助かります。西丹沢のVCも導入してくれたし、十勝岳の望岳台シェルターもウォッシュレットで感激しました。でも、高速道路のSA、PAでも未だにウォッシュレットなしがあって、え〜っ、折角寄ったのになんだよ〜って経験も多いです。
話しがずれましたかネ?
イーグルさん、こんにちは。
本当に山のトイレは困りますよね。
過敏性腸症候群ではないと思いますが、私も腸が弱くて、朝のお勤めに時間がかかる上に、出発前に用を足しても行動中に突然腹痛が出たりして、キジ場を探すのに苦労する事が、ままあります。
それで、ストッパを持って行くんですけど、効かない時もあって、大きな声では言えませんが、結構、各地の山を汚染してます。
ウォッシュレットはインスタントラーメン、カップ麺と並んで、世界に誇るべき大発明ですね。国内では10年くらい前から、かなり増えてきたのが嬉しいです。
最近は知らないけど、アメリカでは6、7年くらい前は皆無でした。いまでも、それほど変わっていないのではないかと思います。
もう海外旅行に行くことも余りないけど、できれば世界中に広まってほしいものです。
guchi999さん、こんばんは。夕ご飯時に失礼いたしますm(_ _)m
迫真の北岳レコに思わず手とお尻に汗を握ってしまいました(゚◇゚;;💦 そこまでダイナミックな経験はないのですが、朝の出発時は起きて速攻で食べてから、準備・撤収・パック。その間に1〜2回トイレに行っておくようにしています。それでも歩き始めて1時間程で緊急事態を迎えることも。そんな時は道を逸れてしゃがんだら袴の下で携帯トイレ…💦 ホント山行中は冷汗ものですよね(´д`)
あと和洋に関してはちょっと切実でして… うちはまだ和もOKなんですが、相方が全然ダメでして、同行時は山小屋選びにも苦労しています。そこでなんとかならないかと、こんな折りたたみ椅子を買ってみました。
○Amazon:BUNDOK BD-174 アウトドアチェア軽量
http://j.mp/2yErkfd
ポイントは折り畳めて和便器を跨げるサイズと構造。これの布に大穴を開けておいて座るという寸法なんですが、せっかく用意したのに嫌がられていてまだ実戦投入できていません。イケると思うんだけどなぁ
toshimizu7566さん、こんばんは。
やはりトイレについては苦労されておられるようですね。
皆さん広言されないけど、同じような人は多いのではないかと思います。
折りたたみ椅子に穴をあけるというアイデアは良さそうな気もするけど、
布椅子特融の座面の感触が微妙ですね。
あと穴の大きさも問題なかも知れません。
小さければ小の方がかかるような心配があるし、
大きいと安定感がなく強度的に弱くなるのではないでしょうか。
それに、ザックに括り付けて持ち歩くのも・・・
何か良い方法はないものですかねぇ。
訂正:
特融→特有ですね。
初めまして
ちょくちょく拝見させて頂いています
北岳バットレスのお話
緊迫感がハンパないです
でも、むちゃくちゃ笑えました
山でのトイレネタ
自分の中ではアンタッチャブルネタっす
コメントありがとうございます。
バットレスのような所はもう行けませんが、
最近でも八ヶ岳の権現岳の山頂でいきなり腹痛に見舞われ、
脂汗を流しながら権現小屋に駆け込んで事なきをを得たとか、いまだに似たような事をやってます。
トイレネタは色々差障りもあるから、あまり触れない方が良いのでしょうけど、
食う、寝る、出すは山での基本事項だから、たまには話題としても良いのではと思ってます。
まあ、自分の品性があまり良くないからかも知れませんが。
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