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写真１(左) のザックは30年以上前に買ったミレーの65L。荷物の量に応じてショルダーベルトの位置が変えられ、サイドベルトを締めたり緩めたりしてザックの厚みが調節出来るというのがウリだったのですが、そういう調整は面倒であまりやらないし、全体的にバランスが悪くて、あまり良いザックではありませんでした。
今は長期間山に入る事もなく65Lの容量は１泊〜２泊程度のテント泊では大きすぎ、これもバランスの悪さに加えて使いにくさの要因ではあります。
全体的にヘタっており補修もしてるので買い替えるべきなのでしょうが、年に何回もテント泊に行くわけではないのでズルズル使い続けています。
写真２(中) のザックは、カリマーのピーター・ハーベラーモデル、50年近く昔の物です。同時代ではカリマーと言えばジョーブラウンモデルの方が流行っていましたが、山仲間が使っていたので対抗意識でピーター・ハーベラーにしました。別に同じザックでも良かったのですけど、そこは『若気の至り』ってやつです。
そういう選択の経緯はともあれ、このザックはバランスも良くて使いやすいザックでした。しかしもう雨蓋のゴムは緩みきってだらしなく、写真には写っていませんが背中は擦り切れてパッドが出ています。
余りにもヘタり過ぎているので山で使う気にはなりませんが何となく捨てられず、年に１、２回、昔の山仲間が集まるキャンプに使っています。
ちなみに、ピーター・ハーベラーはラインホルト・メスナーと共に、初のエベレスト無酸素登頂をした人。ジョーブラウンは世界第３位のカンチェンジュンガの初登頂者です。
写真３(右) は日帰りに使っているザックで、右側のデイパックは50年近く前に買った今は無きIBS石井スポーツの製品。ボトムのビニールレザーは擦り切れ、ほつろけた縫い目を何回か補修していますが問題なく使えています。とは言え、そろそろ替え時だと思っているのですが、どこまで使えるのか試してみたい気もして悩ましい所です。
左側のザックは日帰りでも荷物が多い時や1泊2日くらいの時に使う３５Lのゼロポイント(モンベル)のザック。これは数年前に買ったものですが、使う頻度の割には擦り切れ始めた所があったりして、昔のザックに比べたら軽くて良いのだけどヤワな感じは否めません。
ピーターハーベラー、最初に買ったザックです。
初投入は４０年前の南アルプス縦走、４年ほど使った後、役目を同じカリマーのアルピニスト７に引き継ぎました。
今は日帰りばかりなので両方とも自宅の何処かで眠っています。
ピーターハーベラー、お使いでしたか。
４年ほど使われたそうですが、私は１０年くらい使ってました。
貧乏性だから使えるうちは多少の不都合があっても我慢するからですけど。
カリマーのザックは広告を見ると、シルエットがすっきりしてて良いな〜と思います。
でも私はパッキングがいい加減だから、カッコよく詰められるのか疑問の残る所です。
当時「シュナード」が流行っていましたが、赤と緑が綺麗なピーター・ハーベラーを選んだ事を思い出しました。貧乏学生には高かった。懐かしい。
捨てるに忍びなく、押し入れで眠っています。
シュイナードのザックも人気がありましたね。
私は使ってなかったけど、長靴のような登山靴を履いたドラゴンのロゴが好きでした。
ピーターハーベラーの色違いは紫とかがあったけど、赤と緑がしっくり来るような気がしてました。
押し入れで眠ってるザック、私のみたいに背中が擦り切れていなければ、取り出して使ってみたらいかがでしょうか。
古いザックだと懐かしがって、声を掛けてくれる人もいますよ。
ザックを出したなら山に行ってちょーーーだいっっ。
低山だと夏は暑くて嫌だとか、高山だと混んでて嫌だとか言ってるとねーー、そのうち秋が来て冬になっちゃうんだからーーーっっっ！！
はいはい、充分に分かっております。
でもね、あちぃ〜んだよ・・・
それはともあれ来月のことは検討中です。
って、もう明日は８月か！
ザックに限らず、年季の入ったものはそれなりに味わい深いものがありますね。ペンキの剥げ、あちこちエクボだらけの水筒なんかも真っ新な新品とは違い、存在感はありますね。
私の使っている道具は、ザックに限らず古い物が多いです。
エクボだらけのグランテトラの水筒も持っています。
年季が入っているのを使っているという、安いプライドみたいなのも確かにあるけど、
性能的にはやはり新しい物のほうが良いのは分かっているので、
単にしみったれているという範疇なのかも知れません。
ザックは消耗品なもので、クライミングに使っていると穴あくの早いです。背負いバンドが切れたこともあったかな。なので、昔のは全滅しています。
それよりグランテトラ。私もでっかい 2L の未だに持っています。たま〜に使ってたりすることも。臭いが付かないってことで、はやっていたのが懐かしいです。
もしかして、カジタの中空カラビナとかもご存じでしょうか？当時、かなり軽量な方でした。でも、現在の最軽量は、これの 1/2。 40 年の差とはいえ、技術の進歩著しいです。
昔のアブミプレートにサレワの軽量モノがあって、同じくサレワのグリップフィフィと合わせると非常に具合のよいアブミが作れたので、今でも欲しく仕方ありません。板金屋に頼んで、自作しようかなと思ったりします。
ガチャの類は意外と重いし、チムニーやルンゼでは岩に押し付けたり擦ったりで傷付くことも多いですから、普通の山歩きより消耗しますね。
2Lのグランテトラとは大きいですね。
今のポリカーボネート等の水筒は昔のポリタンみたいに極端に臭いが付くとこは無いようですが、やっぱりグランテトラの方が優れていると思ってます。
問題は重さですよね。
中空カラビナは広告では見たけど実際に手にした事はありませんでした。確かに今のカラビナは昔のに比べると軽いですよね。
今はテープアブミが主流でアブミプレートなんてもう売ってないかと思って検索したら、ミヤコスポーツがまだ作っていますね。
https://www.kamoshikasports.com/product/1328
結構良さげですが、どうなんでしょうね。
グリップフィフィは屏風のボルトラダーみたいな所では良いけど、ルーフだと腕力を消耗するからスリングの方が良いと思っていました。
あと被ったルンゼやクラックでは邪魔になる気もするし、動きによっては外れる事もあるからカラビナに小ぶりのフィフィの組み合わせが良い気がします。
ミヤコスポーツのは、気がつきませんでした。実物みて考えてみます。他にも少しだけアブミプレートは販売されていますが、気に入らないので 40 年前のモノを使用しています。サレワと同等のものがないので仕方なし。テープアブミは、足入れしにくくて非常に使いにくいです。重量もプレート物と変わりません。更に、テープは自分の体に合った高さに調整できない。特に最上段の位置はシビアにきめたい場所です。サレワのグリップフィフィは、手のひら1個分延長するように使えたので、届かないところが届きました。峠の人口ルートだと1個飛ばしが可能でした。また、BD クリフハンガーのようにも使えました。
今は、カラビナ、スリング、BD クリフハンガー(フィフィの代わり)を幅狭に削って使っています。クリフハンガーなら岩にも掛けられるので便利です。
アルパインだと人工も出てきますから、アブミが要らないことにはならないのに、まともな物がないので困ります。それ以外の装備は、何でも軽量化されて、以前の半分ぐらいの重量になりました。9.5mm W Rope なんて、今では重くて使う気になりません。アルパインでも 8.5mm Single で十分です。
既製品のテープアブミは長さが調整できないのが不便ですね。
かといって自分で作るとループが広がるようできないから足入れが厄介。
１、２回しか使わないルートなら良いけど、ずっとエイドクライミングが続くルートは、やっぱりプレートのアブミですよね。
グリップフィフィは確かにピンの間隔が広い所では有利ですね。
中にはどんな長身でリーチの長いヤツが打ったのか？なんて思うくらい遠いのもありますからねえ。
クリフハンガー、あれを支点にしている写真を見ますが、あんな事をやっている人はあまり多くないと思ってます。
そういえば、ウォーレン・ハーディングの『墜落のしかた教えます』という本の中で、クリフハンガーより角度の緩いフックの先端を5�个曚疋椒襯箸汎韻孤�に削って、ボルト穴に軽く打ち込んでそれに乗れば、穴を掘る時間が大幅に減らせると書いており、この発想にはシビレたものです。
8.5mmロープ、 ダブルなら昔使っていた9mmとそんなに変わらない気がするけど、シングル は何となく不安な気がします。
まあ、実質は問題ないのでしょうから気分的なものでしょうけど。
なるほど・・・・とは思うけど、怖いですよ、コレ
滅多なことでは落ちない自信があれば、7.8mm Single でやるときもあります。この前のシンセンみたいな時ですが、2本と１本の差は結構なもので、その昔は何も考えずにアルパインは W と決めつけていましたが、登攀ルートと難度により使い分けして、行動をスピーディーした方が良いと思うようになりました。
だから、フックを打ち込んだのや、差し込んだだけのボルトに乗るなんてのは絶対に出来ません。
落ちない自信があれば7.8mm Single どころか究極はフリーソロでもできるでしょうけど、わたしゃ無理です。
八峰6峰のCフェースをソロで登って、最初はザイルを使ってたけど、登ったら懸垂してまた登り返すのが面倒になり、途中からロープを片付けたことがありますが、あんな�教蕁↓卦蕕靴�ないルートでも緊張して、2度とやるまいと思ったものです。
ダブルザイルを使うのは安全性のこともあるけど、支点がジグザクになってザイルが来なくなるのを防ぐ利点が大きいと思ってます。
いずれにせよ、ルートと難易度によりますけどね。
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