中でもピッケルやアイゼンはその最たる物で、使いもしなくても後生大事にとってあります。
写真1は冬山を始めた頃に使っていた物で、知り合いの人から頂いた鍛造8本爪アイゼンとウッドシャフトのピッケルです。ピッケルはシャフトの長さが80センチ以上あるクラシックなものでした。
当時でも鍛造アイゼンはほとんど使っている人は無く、流石に使いにくかったので直ぐに10本爪プレスアイゼンに替え、ピッケルも岩を登るために短いメタルシャフトにしたのが写真2です。
このピッケルはシャフトが60センチで岩場でもそれほど邪魔にならず、メタルシャフトは使い方やメンテナンスをウッドシャフトほど気を使う必要がなかったので重宝しました。
その後、氷を登るようになると、アイゼンは12本爪、ピオレトラクション用にアイスバイルが必要になり、ピッケルはヘッドが軽いため氷への刺さりが今一つだったので、アイスハンマーも揃えたのが写真3です。
人に自慢できるほど大したルートを登っていた訳ではありませんが、これらを見ていると、それなりに苦労した事や楽しかった事が思い出されます。
もう殆ど(全く?)使う事が無いだろうから、自分がそうだったように誰か使う人にあげてしまうのも一考だけど、最近の道具は進化して高性能になっているから、昔の道具を使いたいという物好きは人はいないでしょうね。
こんにちは。
私はヤマレコ休止中なんですが休止を小休止してコメントさせてください。
右のサレワのアイスハンマーは私も同じ物をもっていました。バイルはシモンですかね?
懐かしいです。数年前に全部捨ててしまったのが今となっては非常に残念です。
左のピッケルは高校登山部の部室で見たことがあります。たぶん国産かなと思いますが違っていたらごめんなさい。
murrenさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
当時、アイスハンマーは結構、同じものを持っている人を見かけましたね。
バイルはシモンのコンコルド、出た当初は一部で最強という評判でした。
左のピッケルは国産のトップ・スノーマン(Top Snowman)で、ヘッドに穴が無い前期モデルだから1960年代の物だと思います。
往時有名だったシェンクやベント等のヨーロッパのピッケルから比べたら安物だったと思いますが、クラシックな形が気に入って、縦走主体の山行には結構あとまで使っていました。
murrenさんは既に全部処分されてしまったとの事ですが、今は無用の長物だけに「それは残念な事をしましたね」とは言い難い所が微妙です。
私も、いずれは処分する事になるとは思いますが、もう暫くは思い出の品として持っていようと思っています。
こんにちは。
同様の道具で育った者です 。
人の古道具や古写真を拝見するのは楽しいですね!
写真3のアイスハンマーとそっくりの物を現在も使用中です。
若い頃に買ったカシンなんですが、ピックの形状が少し違うだけで他の造りはそっくりですね。
古い物なので重いんですが想いもあって捨てられず、沢登りの必需品になってます。
長めのピックが草付きでは重宝してます。
仲間の為に同じ物を探したんですけど中古市場にもなかなか無いです。
大切に保存してください。
gankoyaさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
やはり他にもいらっしゃいましたね、同じような道具を使っていた方が(^_^)
今も沢登に使っておられるそうですが、昔の道具でも結構、使えますよね。
重かったり、無骨なのを気にしなければ。
はじめまして
この日記を昼間に拝見させてもらい、
登山好きで骨董品マニアの会社の先輩(定年・延長雇用中)に見せたら
特に1枚目の写真のピッケルに超反応したらしく
「木の柄のピッケルなんて珍しいから捨ててしうのはもったいないなぁ」
って言ってました。。。
意外とメーカー自身が買い取ってくれそうな一品ばかりですね♪
TsA7さん
はじめまして、
メーカーが買い取ってくれるには程遠い品々ですが、それなりに苦楽を共にしたという思いがあり、まだ暫くは捨てられそうにありません。
出来るならば、もう一度「雪のある高いお山へ連れてって」やりたいような気もします。(こんな歌がありました、(^_^;;)
まあ、家人から冬山禁止を言い渡されているけど、適当にごまかせばいいんですけどね。
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