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それでも、あまり行く人も少ないようなルートを早朝や黄昏時に一人で歩いていると、動物の音や気配を感じたりする事もあり(大抵は何処に行ってもザラにいる鹿であることがほとんどですが)、熊鈴を持っていた方が良いと思ったりしますが、よく使われている物の音は耳について嫌です。そこで、妥協案として写真1/2のような鈴を使おうと思っています。
この鈴は40年ほど前に祖父の所で見つけて、低めの音が気に入ったので祖父から貰ったものです。
当時、熊鈴代わりにザックに付けていたら、所属していた山岳会のリーダーから「うるさいから使用禁止」と言われて、ずっとお蔵入りになっていました。穂高あたりの人が沢山いるメジャーなルートを歩くことが多く、熊に出会う懸念のある所へはあまり行かなかったから、うるさいと言われるのも当然でした。
昨今はニュース等でも熊の脅威が取り上げられる事が多く、登山道でも注意喚起の表示を至る所で見かけるので、かなりの人が熊鈴を付けて歩いています。まあ、心配なのは判りますが、アルプスの森林限界を超えた稜線とか、沢山の人が歩いているような、あまり熊の心配が無い所では鳴らさないようにしてくれると有難いけど、無理でしょうね。それに、どんな所でも万が一という事もあると言われると・・・・
ところで、この鈴は昔の馬橇か何かに使われていた物だと思っていましたが、表面に驛鈴と書いてあるので検索してみると、「駅鈴は、日本の古代律令時代に、官吏の公務出張の際に、朝廷より支給された鈴」(ウィキペディア)とあり、国の重要文化財として島根県隠岐の島に保管されているという、全く違った形の鈴の写真が出ていましたから、それとは別のようです。
驛鈴という文字以外にも「寛元五年」と書かれています。これは1247年という事なので、鎌倉時代の中期にあたります。
素生は不明だけど、もしかしたら「お宝!」なのか?
だとすると、山で落としたりすると大事です。やっぱり写真2/2のホイッスルですませるか・・・悩ましい問題です。
私も熊鈴といった根拠性が低い物には買わない持たない派です。
しかしこちらの場合、何かお守り的な物(根拠ないけど^^;)としてザックの中にでもこっそり忍ばせておくのもいいかもしれませんね。
熊鈴は持っていても熊に出会ったとか、効果が有るのか無いのか判らないところがありますね。理屈からいえば有るのでしょうけど。
お守りは持っていると精神的に安心するという効果があるから、それはそれで有効ですね。
ワタシもこのうるさいヤツが好きではなくて、高尾陣馬あたりのわんさか人が歩いてるところで鳴らしている人を見ると、クマ並みに張り手をかましたくなります〜
今まで2回クマと出会った状況からすると、鳴らしてても会う時は会うしな〜、て感じです。
でも、少なくとも出会い頭でのいちばん不幸な遭遇ってのは避けられるので一定の効果はあると思ってます。マイナールートに入るときは持っていくようにして、人が多い場所では消音にしていますね。
鎌倉時代ですか〜
ぐち師匠の骨董道具には毎回ワクワクさせられっぱなしですが、とうとうそんな時代までさかのぼりましたか
とりあえず鑑定団に葉書きを出してみるってのはどう?
何時だったか、山へ向うバスの中で姦しいオバ様がいらっしゃって「山で熊さんに会うと大変よね〜〜」とザックに熊鈴を付け始めました。
『そんな物より、アンタの方がよっぽど効果があるよ!』と思ったけど、気の弱い私は、もちろん、そんな事は言えませんでした。
骨董道具
確かに、そんな道具ばかり使っていますね、私は。
まっ、単に貧乏性で物が捨てられないから、いつまでも使っているだけですけどね。
師匠なんて呼ばれると、なんか、お尻がこそばゆいですね。
「支障」って方が似合っている感じです。
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