近くて遠きは山の距離

2015年08月01日 12:28過去の登山全体に公開

(￣∀￣)
車がない私にとって公共交通機関は救いの神であります。
たまにタクシーも使いますが、首都圏と違って流しのタクシーなどないから
わざわざ電話で呼び出さなければいけないし、
携帯が通じない登山口もあるので注意が必要です。

さて先週土曜日は高峰高原、日曜日は菅平高原が登山口だったのですが、
地図を見る限り車なら早い？のに、電車とバス利用だから大回り移動でした。
篭ノ塔山から地蔵峠に下ってタクシー使ってどこか現地の宿に泊り、
宿の人に頼んで登山口まで送迎してもらえれば完璧だったンですが、
計画立てたのがほぼ前日ぐらいだったので色々そこまでは無理でした。

(￣∀￣)
大回り移動といえば思い出すのが、数年前の木曽駒＆御嶽山登山。
私としては中央アルプスをまとめて登ってきたいと思って計画したンですが、
近いようで遠いのが山と山。とにかく山が邪魔なンです。

一日目はロープウェイで木曽駒に登り、福島AコースだかBコースだかに下ればちょうど良かったンですが、人も少なさそうで私の実力ではちょっと不安なので、素直にロープウェイで下りました。しかも伊那前岳の方まで歩いて絶景に感動しまくり、ロープウェイの混雑もあって、バスで駒ヶ根駅に着いた時はもう夕焼けの趣。

今から木曽福島まで電車で行ったら夜になっちゃう～

（わかってたケドね）
山をぶち抜いていけば早いはずなので、タクシーの運ちゃんに相談してみました。
「１万５千円ぐらいかかるかな…。俺は儲かるからいいけど、電車で行くなら数千円ですむよ」
おっしゃるとーり。

<(￣3￣)>
仕方なく電車で山を迂回するように（想像）ぐる～っとまわって塩尻からカクッと曲がって木曽福島に向かう３時間弱の旅を決断し、本日の宿に「到着が遅くなるが送迎はしてもらえるか」電話すると、「その時間では従業員が帰ってる」と言われ

長々と電車に揺られてやっと木曽福島に着いた時には漆黒の闇が広がっていました。
両側を山に囲まれた街灯の少ない道を結局タクシーに揺られて5,800円

でもね、頑張って移動して御嶽山に登っておいて本当に良かったと思います。
美しい紅葉と、初冠雪後の凍える山頂を踏んで、絶景を楽しみ下山。
連休中で登山客が多くバスに乗り切れなかったため、ロープウェイ会社のマイクロバスで正式なバスが待機する場所まで送ってもらったという思い出もあります。

(￣∀￣)
去年のGWに登った大山と蒜山も、隣ってわけじゃないけど近い山なのに、
電車やバス利用だと、その日のうちに辿り着けない大回り。
なのでタクシーを使って移動しましたが、運ちゃんは道に迷った上、「もう暗くなるし山道を一人で走ると怖いから、下の道から帰ろう～っと♪」と愚痴られました

お金がかかるのは痛いですが、経済の活性化に貢献したとでも思えば

お金をかけるか、時間をかけるか。
山に登る前から、山への試練は始まっています(ｐ｀_´ ｑ)キリッ（←気合）

2015-07-30 imoneeとにわかな仲間たち

2015-08-04 山に例えると…

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