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あなたは知っているだろうか、
この世には、同じようで全く違ういくつもの現実、
パラレル・ワールド(並行世界)が存在することを…。
( ̄∀ ̄)
SFとは…「S(すこし)F(ふしぎ)」(出典:月刊少女野崎くん)
ではなく「Science Fiction」の略。
理科の成績が2だった私にScienceなど理解できるわけもないが
あなたが理解してもしなくても、
パラレル・ワールドは確かに存在する…

時空のゆがみなのか、はたまた宇宙人の仕業なのか。
その時あなたは、なんとも奇妙な違和感を覚え、
その違和感はやがて、恐怖へと変貌するのである。
これは、思いがけずパラレル・ワールドに侵入してしまった
ドジっ子imoneeの物語である☆
(^ー^)
その日は朝から夜だった。
いや違う、朝から妙な予感がしていた。
前日に残業し、かつ2時まで夜更かししてたことから
異様に深い眠りについて、
毎朝必ず鳴らしている5時、5時半、6時、6時半の
4回ものアラームに全く気づかなかった私。
しかしアラームはしっかり止めていたようで、
目覚めた時はスマホが腰の辺りに転がっていた。
時刻は7時5分を示している。
やっちまったか…!
迷っているヒマはない。
すぐさまシャワーを浴び、出掛ける準備に取り掛かる。
なぁに、いつもより20分遅いけど、
多少急げばすむことさ

見慣れぬアナウンサーの顔の右上に、
47分の表示を確認。
「2分遅れだな。電車は1本遅れるか…」
と計算しながら家を出た。
電車はいつもより混んでいた。
コロナによる時差通勤も、人口の多さには所詮かなわない。
もう一歩動いてくれればこちらも広くなるのに、と
スマホに夢中の見知らぬ他人に小さく腹を立てながら
今日も電車を乗り継いでゆく。
踏切にひっかかる時間もいつもより長いけど、
家を2分遅れで出たせいだろう。
しかし、電車も若干遅れてるようだった。
数分刻みのダイヤなので、気にならないが。
目的の駅に着くと、今日もローソンでお買い物♪
レジはいつものインド系の女性かな?と思いきや、
見慣れぬ若い兄ちゃんであった。
最近は日本人の店員が珍しい。
ピッピッとナントカPAYで会計をすませ、会社へ急ぐ。
いつもと変わらない風景。
のはずだった。
会社のあるビルに着くと、暗証番号で外扉を開ける。
階段を上って通路を歩くと、最初のドアが私の職場だ。
しかし、すぐに違和感を覚えた。
日当たりの悪い通路が妙に薄暗かったからだ。
それもそのはず、
職場である部屋のドアは、固く閉ざされたままだった。
通常ならコロナ換気のためドアは少し開かれ、
そこから漏れ出る明かりが通路を照らし、
中からは和気藹々の同僚たちの笑い声が聞こえてくるはずだった。
それなのに、それなのに。
ドアは閉ざされ、いつもの外注さんの置いていった荷物が
脇にたてかけてあるだけだった。
たとえドアを開け忘れているのだとしても、荷物がそのままなのはおかしい。
ドアノブに触れてみると、やはり鍵は閉まっている。
( ゜Д ゜)
誰も来てないの?

(いつもは私が一番遅い)
まさか今日は休日だろうか?
鍵を開けて中に入ると、生暖かい空気の不気味な部屋を一望した。
みんな出かけてるわけでも、トイレに入ってるわけでもない。
本当に誰もいない。
そういえば東京では警戒レベルを上げるという。
もしかして今日は出勤停止?

同僚は東京千葉埼玉とバラバラに住んでるが、
まさか同時多発事故でもあったのだろうか?
さすがに全員が風邪ひいたとも思えないし…
誰からのLINEも来ない。ワタシ仲間はずれ…?

電気やエアコンをつけ、ポットに水を入れながら
カレンダーに日付も確認。
どう考えても、今日は出勤日である。
正直自分に自信がなかったので、
知らないうちに終末いや週末になってたのかと
何度も記憶を反芻したが、どうしても昨日は昨日である。
今日は水曜日のはずだった。
信じられない状況に、私は小さく震えていた。
そして、壁の時計を見た。
9時だった。
9時だった。
9時だった。
( ゜Д ゜)
出勤時間は、コロナ時短で10時からである。
その瞬間まで、まったく気づいていなかった。
自分が一時間早い、パラレル・ワールドにいたことを…

どうりでテレビが見知らぬ番組だったはずだ。
どうりで電車がいつもより混んで…
どうりでコンビニ店員の顔ぶれが違う…
( ゜Д ゜)
整理しよう。
通常は9時出勤、今はコロナ時短で10時出勤。
これはテレワークが終了した6月から続いている。
きっちり一時間ずらして起きるようになった私、
時刻も全部、「何分」の方しか見ていなかった。
電車の時間もいつもとちょっと違うと思ったが、
どうせ私の勘違いだろうと気にしなかった。
どんだけ自分に信用ないんだ、私

伏線?はいくつもあったのに、
全く気が付かなかった。
多少の違和感は覚えても、「まさかそんな」と誰もが思うもの。
これが正常性バイアスというやつか(え?

宇宙人に知らずに侵略されていたら、こんな気持ちになるのだろうか。
マジでこわい。
マジでこわい。
マジでこわい。(←本当なので三度言います)
本当にちょっと震えた(気がする)
日常にひそむ恐怖…

いや、これパラレル・ワールドじゃなくて、
トワイライト・ゾーンじゃないか?


というわけで本当に怖いのは思い込みと勘違い。
あなたの頭の中にももしかしたら、
トワイライト・ゾーンが存在してるのでは…?
( ̄▽ ̄)
ちなみに私はよく二度寝をするため、リアルな夢をよく見ます。
まるでパワレル・ワールドに入り込んだかのように…

昨日も二度寝した時に見た夢の中に、
「山くじ」というのが出てきました。
(全体のストーリーは長いのですが支離滅裂なので割愛します)
数字を書いた厚紙の切れ端が空き箱の中にパラパラと入っていて
好きな数字を選んでお金を払うとその番号の景品がもらえる…みたいな。
しかし適当に選んでレジカウンターに持って行ったら
そこにいたのは欧米系の外人さんで、
「山くじ?

結局山くじは買えなかったのですが、
一体私の深層心理の何が「山くじ」となって現れたのか、
一体何が「山」くじなのか

とりあえず微妙に山が関連した夢を見る?
夢の中でもエセ山女imoneeでしたさようなら〜(^∀^)ノシ
こんにちわ。
おーい、山田くん、面白かったんで座布団一枚やっとくれ
(^^)ikarinojuusinnさんこんにちは。
ありがとうございます
私としては、座布団全部取られちゃうような出来事でしたが
こんばんは、imoneeさん
私もトワイライト・ゾーンが分かる時点で年ばれですが
日本語で言うと逢魔が時って感じでしょうか?
ジェット機の翼でミーアキャットが警戒しているとかありましたね(それ多分グレムリン)
人間の感覚というのは当てになったりならなかったりで、自分は正しいと思っていても
山岳遭難の記事などでも良くありますが、追いつめられると幻覚幻聴があらわれたりとか
案外脆い面もあるようで
imoneeさんも体調に気を付けてまったりでぜひお過ごしくださいです
尚、私は思い込みと錯覚で日頃痛い目にあっておりますので
大変共感するとともにトワイライトというか黄昏ている毎日です(笑)
うちの職場の安全標語
やったつもり、見たつもり、積もり積もれば事故の元(確認大事ですトホホ)
(^^) nando さんこんにちは。
ものすごく疲れて泥のように眠ると
ほんの数時間なのに丸一日寝ていたかのような感覚になりますが
あれもまたものすごく怖いです。
あれもまたトワイライト・ゾーン…。
山では特に下山の時、部分的に紅葉した葉っぱが建物の屋根に見えたりとか
そんなことが多いですね
私もまた、思い込みでミスをすることがしばしば…
山も仕事も油断は禁物ですね
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