![]() |
アマプラでワンピースでも観ようかと思ったら
ふと「登山」というフランス映画が目に留まり
観てみたら全然面白くなかったンですが(←オイッ)
その次に勝手にオススメされた映画、
「イーディ、83歳 はじめての山登り」も観てみたら
こちらはなかなか面白かったです!

(以下、完全ネタバレあり)
夫の介護に人生を捧げてきた83歳のイーディが
夫の死後、行きつけの店の主人の
「何にも遅すぎることはないさ」という
何気ないセリフをきっかけに
父との約束の山に登りに行く…
それは、スコットランドにあるスイルベンという山。
偶然出会った青年にガイドを頼むことになり
衝突しながらだんだんと友情が芽生え…みたいな
ストーリーとしてはありがちなものですが
おなじみの登山用具、登山メーカーが出てきたり

老婦人のあぶなっかしさにハラハラさせられつつ
辿り着いた山頂にホロッとさせられます。
それにしてもこの山、私も登りに行きたいなぁ

外国なんて怖くて行けないので日本の山で十分だけど
そんなに難しくなさそうだし(←甘い!)
でもクマとかいないのかしら?

登山者も全然いなかったけど・・・
もちろん映画だからうまくいきすぎの面はある。
ただの主婦だった全くの登山初心者が
数日のレクチャーとトレーニングでソロ山行なんて、
しかも日本の百名山のように整備された道も道標もない。
もちろんそれなりにアクシデントもあるのだが、
奇跡と偶然、人の助けに恵まれて何とか突破、
あと一歩のところで力尽きて横たわったところで
心配して探しに来た青年と再会。
「ここで終わりにしよう」という青年の言葉に
「私は行くわ。だってあとは緩やかなんでしょう?」
「こんなに楽しい数日間を過ごしたのは、いつぶりか…」
「昔はヤンチャだったって言ったでしょ?」
そうして最初は青年に支えられながらも
最後は自分の足で夢に見ていた山頂に辿り着く。
イーディが人生を取り戻した瞬間です。
ああ、(T∀T)山登りって、なんてすばらしい!
若い頃の私は趣味がなく友達もおらず
どこかに出掛けたり何かをした経験に乏しく
「年を取っても何の思い出もなく死んでいくのか…

と悲観してた時期がありました。
映画の中でもイーディが
「私は何もして来なかった。私のような人生にしちゃダメよ」
と嘆く場面があります。
友人や恋人の存在以上に大事なのは
自分が何をしたか、という経験だと思います。
逆に、その前に観た「登山」という映画は
「登山家のチャンピオンがアルプスの頂上を目指し
過酷なルートへの挑戦を試みる」というあらすじだが
病気なのに無理して難しい山に挑戦し
親友と元彼の最大のバックアップを受けて登頂、
(登山というかクライミングね)
最後は親友と元彼に見守れながらベッドで息を引き取るので
アンタどれだけ幸せなの、という感じで感動しなかった。
病気になったのは気の毒だけど、
あれだけそばにいて支えてくれる人間に恵まれた人は
めったにいるもんじゃない。
山とは関係ないけど
ちょっと前に「ドライビング・ミス・デイジー」を観ました。
公開当時に映画館で観た時はまだ若くて感動出来なかったけど
今はしみじみ心に響くものがあります。
つーか、老婦人を見るとやっぱり母を思い出して

見てるだけで泣けてくるンだけど
自分だってそう遠くない未来に老婦人になるのにね

つーか、もしかして老婦人の方に近くなったから、
そっちに感情移入しちゃってるのかしら?

「元気なの?」
「何とかやってます。人生とは、そういうものですな」
とりあえず、なんとか元気でやっているimoneeですが
今後もなんとか元気でやっていく所存です

♪私がお婆ちゃんになっても 山登りに行くの
と歌いながら、明日登る山を想うimoneeでありました★
いつもの様にフルコーラスの替え歌を期待してしまったのはいけないことでしたか・・・・
この曲はサビしか知らなくて…すいません💦
映画の話がメインだけど単純に映画名をタイトルにするのもつまらんので、ちょっと強引にタイトル付けてしまいました😆
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する