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運動音痴で高所恐怖症だった私は斜めの道が怖く(笑)、皆が談笑しながら余裕で登る中、一人半べそをかいていた。まさか大人になって山登りなんかするようになるとは想像もできなかった。
記憶に残る登山道は白く明るかった印象。砂利道だろうか。途中で「願いが叶う岩」のようなものがあり、「せっかくだからそこを通りましょう」ということに。とにかく怖くて辛くて早く終わらせたかった私は『余計なことさせるな!』と思ったものだ。大きな岩の隙間を通りながら願い事を唱えるみたいな感じだったが、もちろん私は願いを唱える余裕なんかなし。足元に気を配りながら通り抜けるだけで精一杯だった。この登山では山頂での集合写真も残っている。しかし、山登りするようになった今、陣馬山でそのような岩は聞いたことがない。一体あれはどこだったんだろうか…。
最近になって、中学1年の時に同じくキャンプで山中湖に行っていることを思い出した。山中湖なら石割山が近い。中腹にある石割神社はその名の通り、割れていながらバランスを保った大石がご神体。ここの裏側の隙間を3回くぐるとご利益があるとか、幸運が訪れるとか言われている。どう考えてもあれはここではないのか。しかし、まったく記憶がない。石割山の登山道はそんなに明るくないし白っぽくもないし、山に登ったのなら記念写真ぐらい撮るはずだがそれもない。だけど、他に考えられない。おそらく2つの登山の記憶がごちゃまぜになっているのだろう。
なんだかとっても不思議な気持ち。
写真左:石割神社
写真中:この裏側を通り抜けるようになっている
写真右:石割山山頂からの富士山
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