高校に入り山岳部に入部しました。
中学生の時に初めて読んだ山の本が「単独行」。
その影響か、普段はもっぱら単独行でした。
奥多摩に始まり、奥秩父をキスリングを背負って徘徊してました。
そこに突然連峰スカイラン構想が持ち上がりました。
冗談じゃない。
こんな素晴らしい森に観光道路を作るなんて。
すぐに連峰スカイラン反対同盟に行きつきました。
当時は自然保護運動も左翼運動の一つと思われていたようです。
会議を持つにも「○○読書会」とかにしなくては公共の施設は借りられません。
公共の施設を借りれないときは同伴喫茶で行ったこともあります。
ただ同伴喫茶は背もたれが妙に高くて二人席のボックス状だったので
使い勝手は悪かったです。
とりあえず署名運動だということで23:55の長蛇の列で山岳部全員で
署名集めをしました。
声をかけた大半の登山者が署名に応じてくれました。
住所氏名を書くわけですから、個人情報の意識が変わった今では
とても無理ではないかと思います。
その時、たまたまNHKが新宿の夜行列車待ちを取材していて、
記者に資料一式を送ってほしいといわれ、期待を込めて送りました。
残念ながら受け取ったという葉書一枚だけでした。
さて連峰スカイラインに目を向けるといろいろなものが見えてきました。
八ヶ岳のスキー場開発。
南アルプススーパー林道。
日高山脈横断道路。
知床横断道路。
山歩きだけをしていたらば、山がなくなってしまうと恐怖したものです。
本当は詳細を書きたいのですが、手元に資料がないのでまたの機会にします。
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