昨日久々にレンタルビデオ屋さんからブルーレイを借りてきました。
第二次世界大戦のドイツ国内の戦場を舞台にした1両のシャーマン戦車がドイツ軍のSS戦闘部隊と激戦を繰り広げる映画でした。
冒頭で主人公の新兵が乗った戦車と自転車を押すドイツ人少女がすれ違います。
街道沿いには戦闘員になることを拒否した女性がドイツ軍により、いくつも吊るされています。
シャーマンが立ち往生した前線であるはずの十字路にSS部隊が意気揚々と歌を歌いながら進軍してきます。
つまりこれは激戦を切り抜けてきた先鋭SS部隊ではなく、吊るされたくない若者たちのにわか作りの張りぼて要員SS部隊です。
ラスト近くで戦車の脱出口から地雷で空いた穴にもぐりこんだ主人公をSS隊員が発見しますが、微笑んで見逃して去ります。
このSS隊員があの自転車を押しや少女だったのですね。
その少女ものちに連合軍本隊との戦闘で全滅したのでしょう。
戦争のむなしさを語った映画なのですね。
ラストは空撮により十字路にシャーマン戦車、周辺に無数の死体、十字路は十字架に見えてきます。
なるほどと思いました。
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