外道クライマー

藪屋さんのブログで紹介されていました。
驚異的な実力を持ったおバカな沢ヤの山行記です。
解説ではスーパーアルパインクライミングとか書いているが
外道クライマーの歩き方でよいではないか。
文章は非常に読みやすく、それでいて真に迫り、面白いです。
構成もよく考えてあります。
2か月近くを共にするパートナーを心の中で罵倒しながら歩く姿はリアルです。
落ちがしっかりあって、読者を楽しませる術を心得ている著者です。
山の本にしては、というか沢の本にして、もう三刷りです。
願わくば写真をもっと載せてほしいし、もっと書いてほしい。
そして適当なところで引退してほしい。
無理かなー。