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「me bifor you」と「pk」が面白かったと教えてくれたので、
早速邦題「世界一キライなあなたに」と「PK」を見ました。
見始めてすぐに、障がい者と健常者のありふれたストーリーかと思いましたが、
話が進むにつれて尊厳死を扱ってることに気がつき、
それでもラブストーリーなので最後は自死をやめてハッピーエンドかと思いきや、
本当に死んでしまい唖然としました。
四肢麻痺位で人生に絶望するなんて根性なしだなと思いました。
そこで原作を読んでみました。
文庫版で639頁ありました。
原作を読んで初めて主人公の絶望が理解できました。
私も全身麻酔の手術を2回受けましたが、あの麻酔から覚醒した後のカテーテルや酸素マスクやら血栓防止器やらが体中にまとわりつき、あちこちが痛い状態が一生続いたらと思うと、根性なしとは言えなくなりました。
原作を読み終わり再度DVDを借りてきてme befor youを見直しました。
beforeには寄り添うという意味もあり、この言葉には二人の主人公相互に投げかけられた言葉であることが分かりました。
少し違いますが、衝立からセルフビレーを取り忘れて転落するのと、松濤明のように死を待つのとどちらがいいだろうと、時々考えます。
もう一つの映画「PK」は酔っ払いという意味らしく、インド映画でした。
何でもかんでも歌って踊るインド映画は苦手なのですが、地球に立ち寄った宇宙人が、宇宙船のリモコンを地球人に盗まれて、それを探し回るというコメディーです。
「神のみ知る」と言われ神を探し回るうちに実際にそのリモコンが新興宗教のご神体になっていたという笑える話です。
1Q84よろしく宗教の本質を突いた映画です。
インドでもこんな映画が作られるのだと驚きました。
実際にインドでは上映禁止になったそうです。
しかし今年は週末になると雨が降る。
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