最近、東京都の山に馬鹿でかい山名標識が出現しました。
鉄骨に大理石の板を貼り付けて巨大ケルン状態です。
一時北鎌尾根にペンキマークが乱舞して、小屋の人が消して歩いたとか。
しかしその隣のキレットには「長谷川ピーク」だとか、
西穂にもポイント名がペンキで書かれているらしい。
数年前、九重を歩いた時、蛍光イエローのマーカーが5メートルごとにご丁寧に2個3個と塗りたくられていました。温泉小屋の従業員に「あれは誰がつけたのですか。」と聞くと、その従業員は胸を張って「はい、私達です。」と答えたので「あれはやりすぎで自然破壊だ。」というと「はい、これから気を付けます。」としょげていました。
確かに視界が数メートルの十勝岳周辺では30メートルおきに黒い砂礫の上に置かれた小さな石に丸いペンキマークは助かりました。ペンキマークから次のペンキマークは見えないのですが、見当をつけて歩いていくとほわっと次のペンキマークが浮かび上がります。なかなかそのペンキマークが現れないとルートを外したことに気が付きます。黒い砂礫には全く踏み跡が付かず、あのマーキングが無いと停滞を余儀なくされます。
山頂では皆さん山名標識を記念写真に納めます。
山名標識を写真に入れなくても、そのバックに写る山並みでどこの山頂かは同定できると思うのですが。と言いつつうちのかみさんも必ず山頂標識記念写真を撮っていますが。(笑)
しかし明らかにペンキ、テープ、リボンが無秩序に増殖し山の楽しみを削いていると思います。
某有名山頂には小屋の親父が構築したケルンがあり、その上に乗ると北岳を抜いて第二位の標高になるそうです。なぜこのような行為が許されるのでしょうか。
何もない山を想像してみてください。
こんにちは!
本当にその通りですね!
お節介と自己顕示欲は良くありません!
一つの山頂にいくつもの表示板があったり、テープベタうちのルートにはいつも幻滅、腹が立ちます!
行政が過剰な林道や堰堤や遊歩道を作って、山のてっぺんまで伐採して山名表示板を何本も立てたりするのに腹が立ち、役所に「なんでそんなことするの?」という質問メールを送ったことがあります。
みんなに自然に親しんでもらい、自然を大切にする心を育てるためだから理解してという趣旨の返信をもらいぶっ飛んだことがあります。
ただの観光客(ハイカーも)目当ての金儲けじゃないか!
役所の担当者様に、「本心ではそんなこと思ってないでしょ!胸が痛いでしょ。」という趣旨の返事を送り返しました。
もちろん、ずっと若い時の話です
今はもうそんなことしません(^^;)
以前、ヤマレコでも八ツの某有名な山頂に私製の凝った山名表示板を設置した方が居て多くの拍手を得て居ました。(設置者ご本人は親切心。)
明らかにわかる有名山頂にそんなの要りません!
かつてはどっかの山の井上晶子というスプレー書きも問題になりました。
会津の丸山岳山頂に山名表示板を置いた人と坪入山に表示板を括り付けたヤツが居ます。
悲しくなりました。
私は明らかに不要と思われる過剰なマーキングは出来る限り撤去して下界でゴミとして捨てています。
上げればきりがありませんが、ピストンで自分の為に付けるなら仕方ありませんが(もちろん自分で回収する!)、余計なマーキングや表示板の設置は人の楽しみを奪い、せっかくの山らしさを幻滅させるし、迷惑でゴミです!
ワイヤーがめり込んだ樹はかわいそうです。
過剰な残置ロープもです!
指導票もマーキングも何も無い前提で登山したいものです。
せめて最近流行っているらしい岩に「Hピーク」とか白ペンキでポイント名を書くことや
一般ルートでないとこに目印や看板を残すのはやめてほしいです。
でないときれいな山は冬山だけになってしまいます。
borav64mさん、こんにちは。
確かに、ペンキ・テープ・リボンが過剰なのは良くないと思います。何でこんなところにテープ貼るのかな?と首を傾げることもよくあります。
ただ私の場合、目印に助けられたこと数知れずあります。ルートファインディングがしっかりできれば、目印など必要ないでしょうけど。
多少は大目にみてやって下さい。それではまた。
fgacktyさん こんばんは
私も気がつくとルートファインディングではなく赤テープファインディングをしていることがあります。
本来は地形、植生、風などで判断するところを赤テープに目がくらんでしまいます。
赤テープは登山者が付けたものもあれば、林業関係者が付けたものもあります。
さらに登山者が間違って付けたマークや踏み跡もあります。
何もないところを歩くと病みつきになりますよ。(笑)
難しい問題ですね
薮が多いところだとか、沢を横切る地点とか、赤テ−プとかに助けられることが多いです。
特に95%単独の自分にとっては少しの目印でもありがたいのは事実です。
また、視界が効かない時も助かります。
とか言っても赤テ−プに誘導されての道迷いもしばしばですが
唯、一般ル−トでないところのやたらの赤テ―プは拍子抜けします。ピストンだと帰りに回収するのでしょうが、縦走だとそのまま残ってしまうのでしょうね。
確かに。
赤テープを発見してルートは間違っていないのだと確認できた時はホッとしますね。
しかし赤テープの位置から次の赤テープが見えてはつまらないです。
昔真夏に歩いた至仏山から平が岳までとか、知床岳などはガスっているうえに何もなかったので、それは大変でしたが、非常に印象の残る山行でした。
お陰でシラビソの樹形でどのシラビソが最も高い位置に生えているかを判断できるようになりましたが。
しかしmomohiroさんは本当に赤テープを当てにしたことがありますか。
結構強引に歩かれているように見えますが。(笑)
う〜ん、赤テ−プを頼りにしたことはおっしゃる通りないですね。
赤テ−プはル−トの確認ですね。
でも、赤テ−プで間違った判断を更に確信したことはしばしば(笑)。
特に連続した赤テ−プは最悪。
コ−スの再確認もなく引き込まれます。
因みにシラビソの樹形は凄すぎます。
そこまでは達していません。さすが先輩です。
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