4月4日に距骨下関節変形による固定化手術を受けました。
右足にはめているギブスを見て部下たちはマシンガーZみたいですねという。
私はマシンガーZなるものを知らないが、確かにごつい。
さて、緊急の案件で関西空港に出張しなくてはならなくなりました。
自宅から羽田までは勿論タクシー。
5時30分には出発ロビーに着きました。
便名を確認しているとお姉さんが近づいてきて「お手伝いいたしましょうか。」
あとは言われるがままに専用受付に案内され、座席は一番前に変更してくれ、車椅子を用意しますと勧められました。
私は羽田はともかく関西空港では空港事務所に用があるのでそちらで車椅子を使わせていただけますかと聞きました。
管制塔のある建物は成田闘争で管制塔が占拠されてからは旅客ターミナルから離れた別の建物に作られています。
関西空港はターミナルから吹き晒しを10分以上歩きます。
という事は松葉杖では30分近くかかります。
「かしこまりました。こちらから手配いたします。ご利用が終わりましたらANAカウンターに返却してください。」
羽田でも車椅子を再度勧められたので車椅子に乗ることにしました。
自分で行くと断ったが「遠いですから。」とお姉さんが搭乗口まで押してくれる。
確かに一番遠い搭乗口でした。
普段何気なく乗っている動く歩道も松葉杖ではとても使う気にはなれません。
搭乗は一番。
降りる時は一番最後。
飛行機の出口で車椅子が待機していました。
到着ロビーまではお姉さんが押してくれました。
そこからは部下が待機していて押してくれます。
車椅子にはシートベルトが付いています。
翌日に帰京したのですが、今度は大阪空港からです。
物凄い混雑。
修学旅行生とかち合いました。
やっとの思いでチェックインすると赤いランプが点滅。
プレミアムクラスの窓口に行けという。
どうやら帰りの便まで車椅子が手配されていたようです。
窓口で「いらん」と言ってプレミアムクラスのチェックインカウンターに行くと、松葉杖が反応するのでボディーチェックを含めた厳重な検査。
羽田の時は車椅子に乗って通過したので楽ちんでしたので後悔です。
飛行場に用意された車椅子は特殊な構造と素材のせいで金属探知機に反応しないのですね。
また一番で搭乗したら客室乗務員さんが「羽田空港では車椅子をご用意いたします。」と言ってくれる。
大阪空港でややこし思いの反省から素直に提案に乗りました。
羽田空港ではまた一番最後に降り、待機していた車椅子に乗りました。
内心トイレに行きたかったなー、自宅まで持つかなーと考えていたら
押しているお姉さんが「トイレにはお寄りしなくては宜しいですか」と聞いてくれました。
トイレも無事済ませ、タクシー乗り場まで押してくれました。
お姉さんはタクシーが見えなくなるまで見送ってくれました。
このマシンガーZキットは治った後でも飛行機に乗るとき使おうかしら。
冗談です。
因みに通勤はいつもの倍の時間をかけ、行きも帰りも始発駅まで戻りシルバーシートに座っています。
途中、杖を突いた人やお年寄り、妊婦さんがシルバーシートの前に立ちますが座っている人は寝ているか、スマホの画面に集中して、決してシルバーシートを必要とする人に気が付きません。
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