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事前に県民専用のチケットをPCで購入していきました。
とはいっても最終的にスマートフォンの画面を係の人に見せなくてはならないので、スマートフォンを持っていない人はどうすればいいのでしょうか。
さて、ケスレーツアーランド―ネ+ジルベレッタ400+スカルパ冬靴でリフト乗り場に向かう。
向かえない。
スケーティングができない。
逆ハの字登行、できない。
蟹さん歩きでどうにかリフト乗り場に。
リフトを止めることなく乗れた。
取敢えず1本目のリフトを降り、まっ平の広々とした緩斜面に繰り出す。
何もできない。
転倒。
起き上がれない。
お姉さんがやってきて大丈夫ですかと声をかけられる。
「骨折でもしたのかと思いました。」
「いや登山靴で滑ろうとしたものですから。」
以後すべて登山靴のせいにする。
結局お姉さんに引っ張り上げてもらう。
「先に降りてください。」
「私後ろで見ていますから、また転んだら助けますから。」
固辞してお姉さんに先に行ってもらう。
その後、先輩の奥様にも助け起こされる。
まっ平で尻セードも出来ない斜面で横滑りもままならず、斜滑降してキックターン。
とにかくエッジが全く立たないのです。
調子に乗って斜滑降からターンを試みる。
右にターン成功。
左にターン後頭部を思いっきり打つ。
そういえば初めに助けてくれたお姉さんはよく声をかけてくれたののです。
蛍光イエローのスキーに頭が二つに見える蛍光オレンジのPETZLヘルメット、だぶだぶの黒いオーバーズボン、ぱっつんぱっつんの下着のようなハイネック。
左右の長さの違うストック。
ゲレンデではTOSHIMIZUさんより目立つと思います。
先輩がやってきて私を指導する。
キャディーさんが「あの木の右を狙って打ってください。」
狙えれば苦労しないわ。
登山靴では全くスキーがコントロールできないのです。
ビンディングもなくプラスティックブーツもない時代に「白銀は招く」で見たトニー・ザイラーは今思えば偉大だ。
2時間かけて七転八倒の末、初心者コースを降りる。
ヘルメットをかぶっていてよかった。
かみさんは賢くリフトに乗らず登山靴の将来性に見切りをつけていた。
「午後はスキーブーツを借りよう。」
レンタル担当のお兄さんがジルベレッタも珍しそうにいじっている。
「これテレマークスキーですか。」
「山スキーです。」
「あ、PETZLて聞いたことあります。」
さて出直しだ。
一抹の不安を抱えながら、そう、スキーブーツに変えても滑れなかったらどうしようと思いながら一歩を踏み出す。
あ、スケーティングができる。
午後の1時間半で9本快適に滑って終了。
昔は登山靴で日光白根の下のスキー場を滑った記憶があるんだがなー。
こうまで道具に助けられなければスキーができないのか。
トニー・ザイラーは偉大だ。
いえいえリアルタイムではトニー・ザイラーは知りませんよ。
私が知っているのは小川スポーツの階段に貼ってあったジャンクロード・キリーからです。
帰宅後今度兼用靴をもう一度探してみようという話になりましたが、山スキーを楽しく滑るためにはまず登らなくてはならないことに気づきました。
写真は帰宅後スキーを干す。
陽が山に沈んだ後の有明山。
なにげに名前が( ̄∀ ̄υ) そ、それだったら、うちも転けまくって目立てば…と一瞬💦
山スキーもやってはみたいのですが、ウロコ板? シール? どれも結構なお値段で躊躇しまくりです。それ以前に今季はスキー場にも行けてませんでしたorz ところで登山靴でスキーなら、これ↓↓↓はどうでしょうか?! ゲレンデオンリーのイロモノっぽいですが
○Snowfeet公式
https://snowfeet.co.jp/
Snowfeetは我が家から15分の爺が岳スキー場でも使用可ですね。
ゴールデンウィークの八甲田山当たりなら使えそうです。
そういえばハンドルとサドルのついたスノーボードに乗っている人がいました。
平日とはいえスタッフ100人ぐらいに客は100人いたかな。
1本のリフトの全長に下で10人、上の中級で3人ぐらいしか載っていませんでした。
えーー登山靴でしか滑ったことないのですか。
プロテクターは?
今回の体たらくで昔登山靴で滑っていたのが幻想だったのかと記憶を怪しんでいました。
これからはヨネー・ザイラーと呼ばしてもらいます。
承知いたしました。
ジルベレッタを諦めた時がご連絡をさせていただきます。
https://www.facebook.com/saved/?list_id=1669434796479894&referrer=SAVE_DASHBOARD_NAVIGATION_PANEL
すいません正式名称は知りませんが、登山靴の足首につけて前傾姿勢と左右のブレを制御する樹脂製のカバーです。実はわたくしは現物を見たことがありませんが、本多勝一氏が同行者がそれを付けて快適に滑っているのを感心していました。またうちのかみさんは山道具店に勤務していた当時それをプロテクターと呼んで販売していたそうです。いずれにしてもyoneyamaさんには無用の物のようですね。
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