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しかし話はアマゾン等にまで及び木材の世界流通まで言及します。
そういえば我が家もアメリカからの輸入材木でできているな。
中国の需要が高まり品薄で高値で推移して大変だと工務店が話していました。
本書では木の瘤バール盗伐にも頁を割きますが銘木店に並ぶバールも盗伐品なのかなと考えてしまいます。
著者は口述史家の様ですが裏取りをしっかりしている様子。
あとがきの最後に「究極を言えば、木を守ることは帰属の問題なのである。あなたはどこから来たのだろうか。こうした木々について、何を分かっているのであろうか。「ぶっちゃけてやろうか?真実を」とデリック・ヒューズはいう。この土地はみんなユロク族のものなんだ。
写真左 本書
写真中 30年以上前に北八で見た木の瘤バール(我が家の子供たち)
写真右 フィンランドの森林破壊を書いた本と菌による共生を記した本
本書はコミュニティーフォレストにも言及していますが、これって日本でいう所の入会権ですね。
日本の国有林の成り立ちと日本の林業についてももう一度本を読んでみようかしら。
そういえば奥秩父にゴトメキ(御止め木)という地名もありますね。
本はいくら読んでもきりがない。困ったものです。
この本、私も結構手古摺りましたが結果的にはそこそこ面白かったです。
菌類に興味があるので3枚目の写真にある「マザーツリー」は久しぶりに記憶に残る本でしたがこういった書物を読むと野山を徘徊する際の視点が明らかに変わってきます。
「本はいくら読んでもきりがない」全く同感ですね。。。
私は読むのも山を歩くのも遅くて困ったものです。
年金暮らしなのに周辺の図書館には読みたい本が全くなくアマゾンでポチをするばかりです。
今日もアマゾンと紀伊国屋とFujisan.co.jpにポチをして17,000円程が飛んでいきました。
困ったものです。
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