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一脚をつけて写真撮影に畦道へ
撮影は7時から始めました。
帰宅してテラスの温度計を見ると−7℃。
寒いわけだ。
写真はいつもの爺が岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
以前より高圧線鉄塔が高くなったのでどうしてもそれらが入り込んでしまう。
昨日の先輩の転倒による顛末が何度も記憶の中で何度も再生される。
裂けた皮膚の傷の長さは10cmはあったし、実際に病院で19針縫いました。
出血量は500cc以上だったと思います。
そのために北側登山口まで降りたと同時に倒れ込みました。
裂傷を起こしてから出血が始まり、その出血は滴るレベルではなく流れ出る勢いで10センチ四方の傷パットを当てても、手拭いで縛っても血は流れ出ていました。
それで40分は歩いあたでしょうか。
途中で貧血で歩けなくなることが十分想定できたので救急車を呼びましょうと先輩に聞いても「大丈夫」というばかり。
よく歩けたものです。
幸い電波が通じたのでかみさんい電話してジムニーで迎いに来るように依頼し、救急隊には登山口の手前まで入ってもらうようにお願いしました。
この時ばかりはジムニーを持っててよかったなと思いました。
乗用車はもちろん大型のRVでは侵入できない雪の積もる狭い林道をこともなげに走行してくれました。
先輩を乗せ下の広い道まで出て暫く進むと救急車が方向転換していました。
実際にそれ以上進むと方向転換するスペースはなかったので、さすが地元の救急隊です。
今日はあとで東側登山口に置いてきた先輩の車の回収です。
何度も歩いている2時間もかからない里山でもこんなことが起きるのですね。
以前のborav64mさんの遭難免れたお話も凄かったけど、先輩の方の気丈さも凄いです。
私なら即、救助要請します。何が起こるか分からないものですね。
今川焼をおでこに当てて周囲3/4をカッターで切ったようなものでした。
これが一旦剥がれたものを先輩が戻した状態でした。
病院では骨が見えていたそうです。
雪の上に血だまりが次々にできて先輩は「はずかしから」と一所懸命もみ消していました。
遭難のカテゴリーに入らなかったのは全て先輩の気力と体力です。
単に血の気が多かったのかな。(笑)
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