40年前の話になりますが、後輩と二人で3月に明石山脈北部縦走をしました。
深沢下降点から入り、三伏峠で降りました。
天候には恵まれず、間ノ岳あたりでは完全にホワイトアウト。
風の通り道にできた今でいうハーフパイプに顔面からぶつかるまで
気がつかない程でした。
間ノ岳周辺ではコンパスも利かずウロウロしました。
と、その時「ブーブーブー」とも「ガーガーガー」ともいう音が聞こえてきます。
なんか松本清張の小説のように麓の養豚場のブタどもの鳴き声が
稜線まで上がってくるのだなーと思いました。
次の瞬間一瞬視界が開け、
目の前に真っ白な雷鳥が20羽ほど冬山合宿をしていました。
それ以来私は雷鳥の鳴き声は豚のブーブーにしか聞こえません。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する