山に行かなかったので読みかけの「風の王国」を最後まで読みました。
読書は基本的に待ち時間にするものと決めていますが
山に行かない分、電車で読む時間が無くなったので
珍しく自宅で読みました。
作品は木地師などの話かと思いましたが期待外れでした。
人生半分を過ぎてから、一生の間に読める本の量を計算して
驚愕し、強迫観念に襲われて、常に本を持ち歩くようになりました。
長期の山行では複数冊持っていったりします。
これも困りますが、もっと困るのはたまたま読んでいる本が
1キロぐらいある本でしかもあと30ページ位で読み終わる場合です。
荷物を軽くしたいのに30ページのために1キロの本を
山に持っていくのは考え物です。
後は停滞でテントや山小屋でヘッデンを点けながら
本を読むのもどうかと思います。
昔のヘッデンと比べれば驚異的に電池寿命が伸びましたが
ヘッデンの本来の使い方ではありません。
そこで考え付いたのがキンドルです。
キンドルなら暗い中でも読めるらしい。
しかし、最新の読みたい本はキンドルになっていません。
結局、思いついた栂海新道を歩いた2年前から今まで
購入には至りません。
私は、登山と読書が趣味だ。時間があれば、どちらかを彷徨っている。最近、図書館に予約した本が、次から次へと取り置きになる。いまのこの1冊を早く早くと急かされながら、筋抜きでページをめくる。読み終わった。読後感なし。果たして読んだのか、と疑問のまま図書館に取り置きの次の本を受け取りに行く。今日も、追われ追われながら読み進める。ページめくりの毎日だ、そんな自分によく似た風景を読ませていただきました。
本の置き場所に困り、考え付いた対策が借りること。
専門書や東洋文庫などは途中から図書館にしました。
昔と違い都立図書館と区立図書館の本はネット上で最寄りの図書館に
取り寄せができるようになったことが、利用頻度を上げました。
しかし最近、借りられる期間が2週間に短縮され、読んでる最中の本との
タイミングが悪いと、実質1週間しか読む期間がなく困りものです。
流行り物は借り難いか、手垢だらけで敬遠します。
会社にハルキストがいて薦められるままに2分冊の小説を読んで
肯定的な感想を伝えたら、すべてを貸してくれました。
これは助かりました。
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