また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1038088
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳厳冬

2016年12月31日(土) 〜 2017年01月02日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
52:33
距離
43.5km
登り
2,851m
下り
2,858m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:46
休憩
0:39
合計
5:25
9:40
78
冬季ゲート
11:38
11:49
62
12:51
13:00
51
13:51
13:51
32
2日目
山行
7:41
休憩
1:33
合計
9:14
5:23
15
5:38
5:38
45
6:23
6:34
96
8:10
8:25
63
9:28
9:46
2
9:48
10:00
2
10:02
10:15
69
11:24
11:33
103
13:16
13:24
54
14:18
14:25
12
3日目
山行
5:06
休憩
1:43
合計
6:49
7:25
54
8:19
8:48
35
9:23
10:26
8
10:51
10:51
40
11:31
11:31
31
12:02
12:09
34
14:14
冬季ゲート
天候 12月31日:晴れ
1月1日:晴れ
1月2日:晴れ

3日間、連日快晴。
風はこの時期の南アルプスにしては弱く、絶好の登山日和に恵まれた。
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季ゲート前に駐車。
駐車スペースは少なく、12月31日は午前9時の時点で殆ど埋まっていたが、
下山した1月2日はガラガラ状態。
ゲートまでの車道に雪は無いが、日陰部分で凍結箇所あり。
コース状況/
危険箇所等
●冬季ゲート〜鳥倉登山口〜三伏峠
冬季ゲートから出発し、鳥倉登山口までは約9kmの林道歩き。
林道に多少の凍結箇所があるが、雪は無し。
鳥倉登山口から先の登山道に進んでもしばらく雪は無く、
案内プレートの1/4を過ぎた頃から雪道になる。
登るにつれて雪は深くなるが、三伏峠までトレースが続いており、
ラッセルになる箇所は無かった。

●三伏峠(三伏峠小屋)
本館の山小屋は閉鎖されており利用できないが、冬季用は解放されており利用可。
トイレは外に1か所あり、こちらも利用可。
テン場は小屋前にあり、こちらも利用できるが…
年末年始に大勢の方々が利用した後なので、ビジュアル的な面で抵抗を感じるかも。
三伏峠から三伏山へ少し進むと幕営に良さそうな樹林が広がっているので、
どうしても気になる方は、そこでテントを張った方が宜しいかと。

●三伏峠〜塩見小屋
三伏峠から先もトレースは続き、塩見岳登頂までにラッセルとなる箇所は無し。
今の状況(1月2日時点)では夏道ペースで行動できるので、
ベースキャンプ地が三伏峠でも、塩見岳の日帰り登頂は可能。
但し、今の日照時間では、日の出後のスタートだとBC着が日没ギリギリになる。
よって、余裕を持って行動したいなら、日の出前にスタートした方が良い。
長い樹林の道が続き、強風の影響は殆ど無し。
権右衛門山は夏道と同じくピークは通らず側道を抜け、塩見小屋へ続く尾根に
登り返した場所で森林限界となり、そこから先は環境が厳しくなる。
尚、塩見小屋は冬季閉鎖されており、避難小屋としても利用は出来ない。

●塩見小屋〜塩見岳
これまでの緩やかなルートとは打って変わり、急斜面の岩稜登りとなり、
滑落危険を伴う岩稜通過が長く続く。
岩稜は、前衛のように聳える天狗岩と、その奥に控える本峰の2峰構成。
1峰目の天狗岩は、南側をトラバースして通過。
トラバースルートにはトレースが残っているので通過は容易いが、
トラバース帯を通過して岩稜上へと上がる箇所が急登で、一部ミックスルート化
しているので、ここは慎重に行きたい。
天狗岩を通過し岩稜上へ上がった場所はコル状になっており、ここで休憩が出来る。
コルで十分に休憩を取り、核心となる2峰目、本峰へ進むと、
これまで以上に雪は固くクラストし、トレースの確認が困難な状態になってくる。
雪面に爪痕は残っているが入り乱れており、どれが正しいルートか定かではなく、
ある程度は自分でルートを探さなければならない。
だが、地形としてはそれほど複雑ではないので、落ち着いてよく観察すれば、
登頂ルートは自然と見えてくる。
ルートを探しつつ登って行けば、ルンゼ状の急登へと行き着き、
このルンゼ通過が、岩稜での一番の難所となる。
下部がミックスルート、上部が雪壁状になった急登で、下部のミックスが嫌らしい。
ここでは特に慎重に三点支持を行うようにしたい。
これを登りきれば、難所は終わり。
後は緩い斜面を進んで塩見岳山頂(西峰)へと至る。

この岩稜のレベル自体はそれ程高くは無く、ミックスルートの経験がある人なら、
登りも下りも特に困難難なく通過できるとは思う。
だが、同行者に初心者が居る場合は不安な所。
登りは良くても、難度が上がる下降を行う際は、ルンゼで詰むかもしれないので、
初心者同行の際は、念の為にロープを持参した方が良い。
前泊地の諏訪湖SA
風呂も備えた快適な前泊地。
ここで車中泊し、翌日登山口へ向かった。
2016年12月30日 22:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 22:04
前泊地の諏訪湖SA
風呂も備えた快適な前泊地。
ここで車中泊し、翌日登山口へ向かった。
翌日、少し寝坊して冬季ゲート前に到着。
ゲート前は車で埋まっており、駐車場所を探すのに苦労した。
2016年12月31日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/31 9:44
翌日、少し寝坊して冬季ゲート前に到着。
ゲート前は車で埋まっており、駐車場所を探すのに苦労した。
冬季ゲートから出発し、まずは長い林道歩き。
登山口までは約9km
南アのアプローチは何処も大変だ…
2016年12月31日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/31 9:52
冬季ゲートから出発し、まずは長い林道歩き。
登山口までは約9km
南アのアプローチは何処も大変だ…
しばらく進むと公衆トイレが有った。
冬季用は開放されていた。
2016年12月31日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 10:06
しばらく進むと公衆トイレが有った。
冬季用は開放されていた。
2つ目のゲート。
この辺まで開放してくれると良いんだけどなぁ。
2016年12月31日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/31 10:52
2つ目のゲート。
この辺まで開放してくれると良いんだけどなぁ。
ゲート前には登山ポストがあった。
2016年12月31日 10:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/31 10:55
ゲート前には登山ポストがあった。
約2時間の林道歩きを終え、鳥倉登山口に到着。
ここにも登山ポストが設置してあった。
2016年12月31日 11:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:42
約2時間の林道歩きを終え、鳥倉登山口に到着。
ここにも登山ポストが設置してあった。
今年も雪は少ない。
2016年12月31日 11:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/31 11:58
今年も雪は少ない。
三伏峠までの道のりを示すプレート。
まだ1/10で、先は長い。
2016年12月31日 12:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 12:10
三伏峠までの道のりを示すプレート。
まだ1/10で、先は長い。
4/10
この辺から、登山道に雪が目立ってくる。
2016年12月31日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 13:10
4/10
この辺から、登山道に雪が目立ってくる。
次第に雪深くなってくる。
登山道には踏み固められた雪道が出来ており、ラッセルの必要は無かった。
2016年12月31日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/31 14:00
次第に雪深くなってくる。
登山道には踏み固められた雪道が出来ており、ラッセルの必要は無かった。
視線を感じる…
2016年12月31日 14:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/31 14:27
視線を感じる…
9/10
三伏峠まであと少し。
2016年12月31日 14:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/31 14:42
9/10
三伏峠まであと少し。
三伏峠小屋に到着。
こちらは本館で、冬季は閉鎖されている。
冬季小屋は別棟に有り。
2016年12月31日 15:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 15:09
三伏峠小屋に到着。
こちらは本館で、冬季は閉鎖されている。
冬季小屋は別棟に有り。
小屋の前のテン場。
小屋泊まりは7名ほどで、テントは6張。
大晦日なだけあって、それなりに人は入っていた。
2016年12月31日 15:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 15:11
小屋の前のテン場。
小屋泊まりは7名ほどで、テントは6張。
大晦日なだけあって、それなりに人は入っていた。
テン場の外れにテントを張った。
前日テントを張った方の跡地で、既に整地済み。
設営は楽だった。
2016年12月31日 15:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 15:57
テン場の外れにテントを張った。
前日テントを張った方の跡地で、既に整地済み。
設営は楽だった。
テン場からは塩見岳と烏帽子岳が見える。
2016年12月31日 16:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 16:36
テン場からは塩見岳と烏帽子岳が見える。
塩見岳
2016年12月31日 16:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/31 16:38
塩見岳
烏帽子岳
2016年12月31日 16:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/31 16:38
烏帽子岳
大晦日の夕食。
ちょっと豪華にうどんとオデン。
年越しで蕎麦では無く、うどんを食す私。
日本人として如何なものか…
2016年12月31日 17:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
12/31 17:20
大晦日の夕食。
ちょっと豪華にうどんとオデン。
年越しで蕎麦では無く、うどんを食す私。
日本人として如何なものか…
元旦の朝。
日の出前に出発し、塩見岳を目指す。
三伏山の山頂からは街の夜景が見えた。
2017年01月01日 05:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 5:41
元旦の朝。
日の出前に出発し、塩見岳を目指す。
三伏山の山頂からは街の夜景が見えた。
気温は-15°位。
放射冷却の影響か、結構冷える。
2017年01月01日 05:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 5:50
気温は-15°位。
放射冷却の影響か、結構冷える。
空が明るくなってきた。
2017年01月01日 06:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 6:15
空が明るくなってきた。
影のように浮かび上がる塩見岳。
2017年01月01日 06:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 6:20
影のように浮かび上がる塩見岳。
そろそろ初日の出だが…
2017年01月01日 06:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 6:32
そろそろ初日の出だが…
場所が悪かったか、日の出は見えず。
2017年01月01日 06:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/1 6:34
場所が悪かったか、日の出は見えず。
塩見岳へ続くトレース。
三伏峠から日帰り登頂出来るのも、このトレースの御蔭だろう。
先人達の努力に感謝。
2017年01月01日 06:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 6:41
塩見岳へ続くトレース。
三伏峠から日帰り登頂出来るのも、このトレースの御蔭だろう。
先人達の努力に感謝。
空が明るくなり、塩見岳が見えるようになってきた。
2017年01月01日 06:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 6:51
空が明るくなり、塩見岳が見えるようになってきた。
塩見岳、拡大。
山頂へは岩稜が続いている。
如何にも難所、て感じだ。
2017年01月01日 06:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 6:51
塩見岳、拡大。
山頂へは岩稜が続いている。
如何にも難所、て感じだ。
本谷山を越え、塩見岳方面へ下ると幕営に良さそうな平地が点在していた。
この辺にベースを構える事が出来れば、登頂はぐっと楽になるだろう。
ここまで大荷物を担ぎ上げるのは容易では無いが…
2017年01月01日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 7:14
本谷山を越え、塩見岳方面へ下ると幕営に良さそうな平地が点在していた。
この辺にベースを構える事が出来れば、登頂はぐっと楽になるだろう。
ここまで大荷物を担ぎ上げるのは容易では無いが…
権右衛門山の側道を抜けると、ようやく森林限界。
ここから先は、眺望が開ける。
2017年01月01日 08:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 8:07
権右衛門山の側道を抜けると、ようやく森林限界。
ここから先は、眺望が開ける。
塩見小屋と塩見岳。
2017年01月01日 08:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 8:23
塩見小屋と塩見岳。
塩見岳の岩稜が迫ってくる。
天狗岩の岩峰が前衛峰のように立ち塞がり、その奥に本峰が控える。
3000m峰のラストに相応しい光景だ。
2017年01月01日 08:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 8:26
塩見岳の岩稜が迫ってくる。
天狗岩の岩峰が前衛峰のように立ち塞がり、その奥に本峰が控える。
3000m峰のラストに相応しい光景だ。
ここから先は、滑落危険箇所の通過が長く続く。
十分に準備を整えて、強い装備と心で臨もう。
2017年01月01日 08:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/1 8:42
ここから先は、滑落危険箇所の通過が長く続く。
十分に準備を整えて、強い装備と心で臨もう。
覚悟を決めて、岩稜に突入。
まずは天狗岩の通過。
ここは南側をトラバースで通過する。
2017年01月01日 08:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 8:47
覚悟を決めて、岩稜に突入。
まずは天狗岩の通過。
ここは南側をトラバースで通過する。
難しくは無いが、高度感がかなりある。
高所恐怖症の人は止めておいた方が良いかもしれない。
2017年01月01日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
1/1 8:54
難しくは無いが、高度感がかなりある。
高所恐怖症の人は止めておいた方が良いかもしれない。
天に昇るか、
2017年01月01日 08:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/1 8:49
天に昇るか、
地に落ちるか。
2017年01月01日 08:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 8:48
地に落ちるか。
長いトラバースを経て、岩稜上へとトレースは続く。
2017年01月01日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 8:54
長いトラバースを経て、岩稜上へとトレースは続く。
トラバースを終え、岩稜上へ上がる。
2017年01月01日 08:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/1 8:55
トラバースを終え、岩稜上へ上がる。
岩稜上へと続く道。
急なミックスルートになっている。
出来るだけ雪が安定している場所を進もう。
2017年01月01日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 8:56
岩稜上へと続く道。
急なミックスルートになっている。
出来るだけ雪が安定している場所を進もう。
岩稜上へと登り詰め、下を見下ろしてみる。
左側の斜面をトラバースして来た訳だが、こうして眺めてみると、岩稜通しの方が安全そうだ。
帰りはこの道を通る事にした。
2017年01月01日 09:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 9:00
岩稜上へと登り詰め、下を見下ろしてみる。
左側の斜面をトラバースして来た訳だが、こうして眺めてみると、岩稜通しの方が安全そうだ。
帰りはこの道を通る事にした。
天狗岩を通過し、本峰と御対面。
ここから眺める本峰は、かなり威圧感がある。
これ登れんのか?なんて思ってしまう人も少なくないだろう。
2017年01月01日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:02
天狗岩を通過し、本峰と御対面。
ここから眺める本峰は、かなり威圧感がある。
これ登れんのか?なんて思ってしまう人も少なくないだろう。
ガリガリにクラストしているので、トレースが見つけにくい。
だが、ルートを見つけるのは比較的容易。
取り付いてみれば、見た目ほど難しくないルートだと気付くだろう。
2017年01月01日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 9:10
ガリガリにクラストしているので、トレースが見つけにくい。
だが、ルートを見つけるのは比較的容易。
取り付いてみれば、見た目ほど難しくないルートだと気付くだろう。
小ルンゼ状の急登に遭遇。
下部はミックス、上部は雪壁状。
特に、下部のミックスが厄介だ。
この岩稜の核心部と言える。
2017年01月01日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:22
小ルンゼ状の急登に遭遇。
下部はミックス、上部は雪壁状。
特に、下部のミックスが厄介だ。
この岩稜の核心部と言える。
小ルンゼを通過。
あとは難所は無さそう。
2017年01月01日 09:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 9:26
小ルンゼを通過。
あとは難所は無さそう。
塩見岳山頂が見えてきた。
最後は緩い斜面を登って登頂。
2017年01月01日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 9:30
塩見岳山頂が見えてきた。
最後は緩い斜面を登って登頂。
塩見岳の山頂(西峰)
快晴の中、富士山が出迎えてくれた。
2017年01月01日 09:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:38
塩見岳の山頂(西峰)
快晴の中、富士山が出迎えてくれた。
山頂から眺める白峰三山。
2017年01月01日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:18
山頂から眺める白峰三山。
間ノ岳
奥には北岳も見える。
2017年01月01日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:33
間ノ岳
奥には北岳も見える。
農鳥岳
2017年01月01日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:39
農鳥岳
白峰三山の北西に見える山。
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳だろうか。
2017年01月01日 09:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
1/1 9:39
白峰三山の北西に見える山。
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳だろうか。
初登頂を記念し、自撮りしてみたが…
逆光で、しかも富士山踏んでおる。。。
去年の赤石岳に続き、今年も自撮り失敗す。 
2017年01月01日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:44
初登頂を記念し、自撮りしてみたが…
逆光で、しかも富士山踏んでおる。。。
去年の赤石岳に続き、今年も自撮り失敗す。 
西峰のすぐ近くに東岳がある。
折角なので、こちらも登ろう。
2017年01月01日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:46
西峰のすぐ近くに東岳がある。
折角なので、こちらも登ろう。
塩見岳東峰。
標高3052m
山頂とされる西峰よりも、僅かに標高が高い。
2017年01月01日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:52
塩見岳東峰。
標高3052m
山頂とされる西峰よりも、僅かに標高が高い。
東峰から眺める富士山。
2017年01月01日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 9:52
東峰から眺める富士山。
元旦の富士。
今年の元旦も、富士山の空は快晴だった。
2017年01月01日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
1/1 9:52
元旦の富士。
今年の元旦も、富士山の空は快晴だった。
そして、こちらは荒川三山と赤石岳。
2017年01月01日 09:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/1 9:54
そして、こちらは荒川三山と赤石岳。
荒川三山と赤石岳の稜線。
去年の正月に歩いた道。
またこの稜線を歩く事が出来るだろうか。
2017年01月01日 09:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
1/1 9:56
荒川三山と赤石岳の稜線。
去年の正月に歩いた道。
またこの稜線を歩く事が出来るだろうか。
西峰の向こうには、中央アルプスの白峰が見える。
2017年01月01日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 9:53
西峰の向こうには、中央アルプスの白峰が見える。
塩見岳の北面。
バッドレスと呼ばれるのはここか。
なかなか迫力のある斜面だ。
2017年01月01日 09:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
1/1 9:58
塩見岳の北面。
バッドレスと呼ばれるのはここか。
なかなか迫力のある斜面だ。
山頂からの景色を堪能し、下山する。
さて、ここからが本当の難所である。
2017年01月01日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 10:22
山頂からの景色を堪能し、下山する。
さて、ここからが本当の難所である。
核心の小ルンゼ下降。
この下降が、今回山行の一番の難所となった。
2017年01月01日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/1 10:24
核心の小ルンゼ下降。
この下降が、今回山行の一番の難所となった。
ルンゼ下部ミックス帯。
ここが最も神経を使う場所。
三点支持で、慎重に下る。
2017年01月01日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:25
ルンゼ下部ミックス帯。
ここが最も神経を使う場所。
三点支持で、慎重に下る。
小ルンゼ、通過完了。
とりあえず、一安心。
2017年01月01日 10:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:27
小ルンゼ、通過完了。
とりあえず、一安心。
一息ついたら、また難所。
足場が細い道を抜ける。
側壁の岩が突き出ているので、ザックをぶつけない様に気を付けよう。
2017年01月01日 10:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:28
一息ついたら、また難所。
足場が細い道を抜ける。
側壁の岩が突き出ているので、ザックをぶつけない様に気を付けよう。
本峰を通過した。
次は天狗岩の下り。
2017年01月01日 10:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:30
本峰を通過した。
次は天狗岩の下り。
振り返って、本峰を眺める。
2017年01月01日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:39
振り返って、本峰を眺める。
天狗岩の通過。
登りでは写真右側の斜面をトラバースして通過したが、
下りは岩稜通しのルート(写真42)で通過してみた。
トラバースよりもこのルートの方が安全に下れた。
2017年01月01日 10:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:45
天狗岩の通過。
登りでは写真右側の斜面をトラバースして通過したが、
下りは岩稜通しのルート(写真42)で通過してみた。
トラバースよりもこのルートの方が安全に下れた。
バックステップでの下降を何度か行う。
登りでは容易に思えた斜面も、下りだと案外手強い。
2017年01月01日 10:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:47
バックステップでの下降を何度か行う。
登りでは容易に思えた斜面も、下りだと案外手強い。
最後は、岩山を巻いて、
2017年01月01日 10:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:49
最後は、岩山を巻いて、
天狗岩、通過完了。
2017年01月01日 10:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:50
天狗岩、通過完了。
これで難所は終わり。
後はリラックスして下ろう。
2017年01月01日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 10:52
これで難所は終わり。
後はリラックスして下ろう。
2人組の登山者とすれ違う。
これから山頂へ向かうとの事。
無事、登頂できれば良いが…
残念ながら、このお二人は登頂ならず、途中撤退となった。
2017年01月01日 11:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 11:07
2人組の登山者とすれ違う。
これから山頂へ向かうとの事。
無事、登頂できれば良いが…
残念ながら、このお二人は登頂ならず、途中撤退となった。
安全圏まで下り、暫し休憩。
陽射しがあるので、寒さはあまり感じず。
塩見岳をしばらく眺めてみる。
2017年01月01日 11:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 11:25
安全圏まで下り、暫し休憩。
陽射しがあるので、寒さはあまり感じず。
塩見岳をしばらく眺めてみる。
白峰三山の眺めも良い。
2017年01月01日 11:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 11:22
白峰三山の眺めも良い。
今回山行が初使用となるグリベルのG12
これまで使っていたアイゼンの爪が大分短くなっていたので買い替えた。
前爪の長さを2段階に調整できるようになっており、今回は長めにセッティングしてある。
この爪の長さは、ミックスルートの通過において有利に働いたように思う。
2017年01月01日 11:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 11:19
今回山行が初使用となるグリベルのG12
これまで使っていたアイゼンの爪が大分短くなっていたので買い替えた。
前爪の長さを2段階に調整できるようになっており、今回は長めにセッティングしてある。
この爪の長さは、ミックスルートの通過において有利に働いたように思う。
雪で埋まった塩見小屋。
冬季は閉鎖されており、避難小屋としては利用できない。
2017年01月01日 11:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 11:29
雪で埋まった塩見小屋。
冬季は閉鎖されており、避難小屋としては利用できない。
休憩終わり、行動開始。
では、三伏峠へ帰ろう。
2017年01月01日 11:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 11:38
休憩終わり、行動開始。
では、三伏峠へ帰ろう。
帰路は長い…
2017年01月01日 12:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 12:17
帰路は長い…
本谷山の手前辺り。
この辺は雪深い。
ラッセルが大変だっただろう。
2017年01月01日 12:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 12:22
本谷山の手前辺り。
この辺は雪深い。
ラッセルが大変だっただろう。
時々、樹林が途切れて塩見岳が望める。
2017年01月01日 12:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 12:24
時々、樹林が途切れて塩見岳が望める。
三伏小屋が見えてきたが、まだまだ遠い。
2017年01月01日 13:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/1 13:35
三伏小屋が見えてきたが、まだまだ遠い。
塩見岳の南面
見事な雪渓だ。
2017年01月01日 13:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 13:43
塩見岳の南面
見事な雪渓だ。
三伏山にて烏帽子岳を眺める。
2017年01月01日 14:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 14:27
三伏山にて烏帽子岳を眺める。
ようやく三伏峠に帰ってきた。
疲れたので、夕方までテントで休む。
2017年01月01日 14:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 14:38
ようやく三伏峠に帰ってきた。
疲れたので、夕方までテントで休む。
そして、夕方。
三伏山へ再び登り、夕日を眺める。
2017年01月01日 16:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:42
そして、夕方。
三伏山へ再び登り、夕日を眺める。
周囲の景色が染まり出す。
2017年01月01日 16:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:44
周囲の景色が染まり出す。
塩見岳方面も染まってきた。
2017年01月01日 16:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:47
塩見岳方面も染まってきた。
塩見岳が赤く染まる。
2017年01月01日 16:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:47
塩見岳が赤く染まる。
烏帽子岳方面
2017年01月01日 16:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:47
烏帽子岳方面
烏帽子岳も見事に染まっていた。
2017年01月01日 16:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:47
烏帽子岳も見事に染まっていた。
やがて赤は消えてゆき、
2017年01月01日 16:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:54
やがて赤は消えてゆき、
三伏峠の向こうに陽が沈む。
2017年01月01日 16:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/1 16:54
三伏峠の向こうに陽が沈む。
翌日、1月2日の朝。
朝日とモルゲンロートを期待し、三伏山へ登ってみたが…
2017年01月02日 06:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 6:45
翌日、1月2日の朝。
朝日とモルゲンロートを期待し、三伏山へ登ってみたが…
烏帽子岳が邪魔で朝日が見えねぇ><
三伏山ではなく、烏帽子岳に登るべきだった。
2017年01月02日 06:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 6:50
烏帽子岳が邪魔で朝日が見えねぇ><
三伏山ではなく、烏帽子岳に登るべきだった。
こちらからでは、モルゲンロートも見れ無さそう。
2017年01月02日 06:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 6:53
こちらからでは、モルゲンロートも見れ無さそう。
悔しいので、烏帽子岳へ登ってみる。
三伏峠から少し進んだ先の分岐を右へ。
烏帽子岳、荒川岳方面へ向かう。
2017年01月02日 07:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 7:30
悔しいので、烏帽子岳へ登ってみる。
三伏峠から少し進んだ先の分岐を右へ。
烏帽子岳、荒川岳方面へ向かう。
鉄柵が並ぶ雪原に出た。
2017年01月02日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:33
鉄柵が並ぶ雪原に出た。
烏帽子岳方面。
今日は少し雲が湧いている。
2017年01月02日 07:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 7:33
烏帽子岳方面。
今日は少し雲が湧いている。
羽毛のような雲。
2017年01月02日 07:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:42
羽毛のような雲。
綺麗な雲だ。
山よりも雲に目が行ってしまう。
2017年01月02日 07:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:43
綺麗な雲だ。
山よりも雲に目が行ってしまう。
烏帽子岳へ続く尾根。
途中、特に難しい箇所は無し。
トレースも続いており、問題となるような個所は無かった。
2017年01月02日 07:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 7:59
烏帽子岳へ続く尾根。
途中、特に難しい箇所は無し。
トレースも続いており、問題となるような個所は無かった。
烏帽子岳
小振りながらも、なかなか良い山容。
2017年01月02日 08:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/2 8:10
烏帽子岳
小振りながらも、なかなか良い山容。
この日は、遠望が良かった。
中央アルプスが明瞭に見えた。
2017年01月02日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:14
この日は、遠望が良かった。
中央アルプスが明瞭に見えた。
北アルプスも見える。
2017年01月02日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:14
北アルプスも見える。
烏帽子岳に到着。
塩見岳の展望が素晴らしい。
2017年01月02日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:24
烏帽子岳に到着。
塩見岳の展望が素晴らしい。
富士山の眺めも良い。
日の出を見るなら、やはりココだったか…
2017年01月02日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:24
富士山の眺めも良い。
日の出を見るなら、やはりココだったか…
雲海の富士山
2017年01月02日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:24
雲海の富士山
塩見岳
今回、この山を何枚撮影しただろうか。
2017年01月02日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:27
塩見岳
今回、この山を何枚撮影しただろうか。
アルペン的な要素を含む、実に楽しい雪山だった。
また再訪してみたい。
2017年01月02日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:28
アルペン的な要素を含む、実に楽しい雪山だった。
また再訪してみたい。
昨日歩いたルートが一望出来る。
行きは良いけど、帰りが大変だったなぁ。
2017年01月02日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 8:35
昨日歩いたルートが一望出来る。
行きは良いけど、帰りが大変だったなぁ。
小河内岳、荒川前岳へ続く稜線。
こちら方面にもトレースが続いていた。
2017年01月02日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:28
小河内岳、荒川前岳へ続く稜線。
こちら方面にもトレースが続いていた。
小河内岳
山頂の左側には避難小屋が見える。
2017年01月02日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 8:30
小河内岳
山頂の左側には避難小屋が見える。
塩見岳を背景に記念撮影。
2017年01月02日 08:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:46
塩見岳を背景に記念撮影。
烏帽子岳を後にし、三伏峠へ帰る。
2017年01月02日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 9:19
烏帽子岳を後にし、三伏峠へ帰る。
テントを撤収し、下山。
2017年01月02日 10:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 10:31
テントを撤収し、下山。
グリセードで一気に下りたいところだが、所々で急なトラバース箇所あり。
アイゼンは付けて下山した方が無難だろう。
2017年01月02日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 10:43
グリセードで一気に下りたいところだが、所々で急なトラバース箇所あり。
アイゼンは付けて下山した方が無難だろう。
鳥倉登山口まで下山。
2017年01月02日 12:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:06
鳥倉登山口まで下山。
登山口の近くにある岸壁。
立派な壁だ。
2017年01月02日 12:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 12:09
登山口の近くにある岸壁。
立派な壁だ。
塩見岳には多様な岩石が有るようだ。
地質好きな人には人には面白いエリアかも?
2017年01月02日 12:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 12:10
塩見岳には多様な岩石が有るようだ。
地質好きな人には人には面白いエリアかも?
最後は、再び9kmの林道を歩く。
毎度の事ながら、冬の南アはこれが辛い…
2017年01月02日 12:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 12:16
最後は、再び9kmの林道を歩く。
毎度の事ながら、冬の南アはこれが辛い…
カーブミラーで自画撮り。
少し正月太りしたようだ。
2017年01月02日 12:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 12:18
カーブミラーで自画撮り。
少し正月太りしたようだ。
林道、長いなぁ…
トンネルが無い分、北岳とかに比べれば気楽だが、それでもやはり辛い…
2017年01月02日 12:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/2 12:23
林道、長いなぁ…
トンネルが無い分、北岳とかに比べれば気楽だが、それでもやはり辛い…
氷の芸術?
2017年01月02日 12:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 12:51
氷の芸術?
長いのが難だが、雰囲気は良い林道。
春の若芽の時期とかに歩いてみたい。
2017年01月02日 13:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 13:11
長いのが難だが、雰囲気は良い林道。
春の若芽の時期とかに歩いてみたい。
夕立神展望台の入口。
折角なので、寄って行こう。
2017年01月02日 13:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/2 13:42
夕立神展望台の入口。
折角なので、寄って行こう。
夕立神展望台
2017年01月02日 13:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 13:44
夕立神展望台
夕立神展望台からは、
聖岳〜赤石岳〜荒川中岳の稜線が一望出来る。
これは良い展望地。
2017年01月02日 13:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 13:46
夕立神展望台からは、
聖岳〜赤石岳〜荒川中岳の稜線が一望出来る。
これは良い展望地。
赤石岳
またあの白峰の上に行ってみたいが…
今はそれよりもレストランに行きたいです。
2017年01月02日 13:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 13:47
赤石岳
またあの白峰の上に行ってみたいが…
今はそれよりもレストランに行きたいです。
三伏峠〜烏帽子岳〜小河内岳
2017年01月02日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/2 13:50
三伏峠〜烏帽子岳〜小河内岳
冬季ゲートまで帰ってきた。
これにて、今年の南アは終了。
また来年も、来れると良いなぁ。
2017年01月02日 14:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 14:14
冬季ゲートまで帰ってきた。
これにて、今年の南アは終了。
また来年も、来れると良いなぁ。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 インナー手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ゴーグル 着替え テントシューズ ザック サブザック アイゼン ワカン ピッケル スコップ 行動食 非常食 調理用食材(4日分) 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ(500g) コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ロープ(30m) ハーネス スリング カラビナ ハーケン
備考 山頂までトレースが有る状態だったので、ワカンは使用せず。
ロープ、クライミングギア類は核心の塩見岳本峰下降に備えて持参したものだが、
使用しなくても通過できた。

感想

2017年、元日。
去年に続き、今年の南アルプスも快晴の空に恵まれた。
塩見岳の頂きに立った時、そこから見えるのは数々の名峰。
北岳
間ノ岳
荒川三山
赤石岳
過去に自分が訪れた山々が、塩見岳山頂からは一望出来た。
この中でも、特に気になるのが間ノ岳。
今回、この塩見岳に登頂した事で、南ア3000m峰で冬季未踏は間ノ岳のみとなった。
間ノ岳には過去に2度登頂を試みてはいるが、2度共に失敗している。
"来年、リトライしてみるか、どうするか・・・"
快晴の山頂で、山の事をあれこれと考えるのは楽しい。
この時期の南アにしては風は弱く、このままずっと山頂で過ごしたい気分である。

でも、そろそろ行かないと。
快晴で風穏やかとは言え、塩見岳の山頂は肌寒い。
間ノ岳の事は後回し。
今は塩見岳に集中しないとな。
登頂したとは言え、まだ下山が残っている。
「登りよりも下山の方が難しい」
とはよく言われるが、塩見岳はその典型のような山である。
山頂直下まで急峻な岩稜帯が続き、一般ルートとは言えアルペン的な要素を含む。
だが、
なぁに、心配は要らない。
私は登頂失敗は数多くあるが、下山失敗は一度も無い。
下山率100%を誇る、下山のベテランである。
(失敗してたら、今ここには居ないので当たり前の事だが…)

重い腰を上げて山頂を後にし、再び岩稜へと向かう。
さて、ここからが、今回山行の最大の難所。
先程、登りで通過した小ルンゼの上に再び立ち、下を覗き込む。
たっぷりと雪の付いた雪壁状の下には、岩と雪のミックスルート。
そこには、キラキラと怪しい光が輝いている。
氷が混じっているのだ。
ここは、慎重に行かないと。
そろ〜り、そろりとバックステップで歩を進め、ミックスルートを無事通過。
その後は、特に困難は無く、天狗岩を抜けて安堵の息をつく。

なかなかハードな下山であったが、2017年、最初の下山を飾るに相応しいルートだった。
今年も良い下山に恵まれたいものである。
そんな事を思いつつ、塩見小屋まで下山して大休憩。
再び、間ノ岳を鑑賞し、
"あの白峰からも下山してみたいものだ。"
と、いつもとは真逆の発想で山を眺めてみた。

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
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