記録ID: 1186715
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
大峰山脈
雨の奥駈道途中撤退
2017年06月26日(月) 〜
2017年07月01日(土)
alpenrot
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 119:49
- 距離
- 72.4km
- 登り
- 4,618m
- 下り
- 5,087m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:50
2日目
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:07
3日目
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 14:17
19:25
4日目
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:54
5日目
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 10:55
5:20
180分
宿泊地
16:15
| 天候 | 曇り時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
楊枝ヶ宿の北寄り登山道で崩壊個所あり。いったん尾根に出て迂回 する必要あり。 |
| その他周辺情報 | 南奥駈道の悪天時逃げ場のひとつ、池原の”下北山スポーツ公園”には、温泉施設”きなりの湯”や宿泊施設がある。上市までのバスは一日1本だけ（週日は早朝、土日は午後）なので、のりおくれた場合はタクシー（熊野第一タクシー）を呼んで熊野市に出るか、きなりの湯に泊まるか、キャンプ場でテント泊をするかである。今回は、池原のバス停から奈良交通に問い合わせた時点で、バスは定常運転していたのだが、いざバスが来てみると前鬼から先で土砂崩れのため交通止めとのこと。やむなくタクシーを呼び熊野市に出て、松坂経由で大阪に戻った。 |
写真
吉野ケーブルバスで奥千本口へ。ここから奥駈道へ。
梅雨の合間であれば、水の心配はなく、荷物を軽くできます。
梅雨の合間であれば、水の心配はなく、荷物を軽くできます。
足元にとぐろを巻いた蛇が。まむしのようです。まむしにしては色が白っぽい。山中でお尻を噛まれたら命にかかわります。
このあたりには石灰岩の露岩が多く自然の造形による石庭が造られています。また雨が。写真がぼけます。この日は、二蔵小屋に泊まったのですが、翌27日に撮ったはずの写真がカメラのメモリーに全く記録されていませんでした。
6/26 14:50
このあたりには石灰岩の露岩が多く自然の造形による石庭が造られています。また雨が。写真がぼけます。この日は、二蔵小屋に泊まったのですが、翌27日に撮ったはずの写真がカメラのメモリーに全く記録されていませんでした。
龍泉寺宿坊に泊まり、前日にもらっておいた弁当をもち、小雨の中を小笹宿へ。宿坊の布団には煙草の匂いが染みついていましたが、驚いたことに風呂がありました。宿泊客は私一人で、ここまでに会った方は登山者ゼロ、二蔵小屋を通り過ぎた若い回峰行者の方一人のみでした。
6/28 5:10
龍泉寺宿坊に泊まり、前日にもらっておいた弁当をもち、小雨の中を小笹宿へ。宿坊の布団には煙草の匂いが染みついていましたが、驚いたことに風呂がありました。宿泊客は私一人で、ここまでに会った方は登山者ゼロ、二蔵小屋を通り過ぎた若い回峰行者の方一人のみでした。
雨が本降りになってきたので、小笹の小屋に入り朝食の弁当とベーコンを食べました。午前中は雨が降ったりやんだりでしたが、午後は高曇りで時々薄日のさす天気になりました。ラジオを持ってくるのを忘れたのは大失敗。天気予報を聞けません。
6/28 6:38
雨が本降りになってきたので、小笹の小屋に入り朝食の弁当とベーコンを食べました。午前中は雨が降ったりやんだりでしたが、午後は高曇りで時々薄日のさす天気になりました。ラジオを持ってくるのを忘れたのは大失敗。天気予報を聞けません。
カメラは防水機能付のNikon COOLPIX. 雨中歩きのときには具合がいいですが、帰宅後調べたら、メモリーセクターの一つが壊れておりました。
6/28 7:34
カメラは防水機能付のNikon COOLPIX. 雨中歩きのときには具合がいいですが、帰宅後調べたら、メモリーセクターの一つが壊れておりました。
小普賢岳と大普賢岳間のコルにて東方を望む。
去年の10月にはここから伊勢湾の向こうに富士山が見えました。
去年の10月にはここから伊勢湾の向こうに富士山が見えました。
大普賢岳山頂から弥山を望みます。雲海の向こうにあるとやたら遠くに見えます。
七つ池宿の跡。
鬼の釜とよばれる古い火口のようなくぼ地があります。
石灰岩層が浸食されてできたものだそうです。
鬼の釜とよばれる古い火口のようなくぼ地があります。
石灰岩層が浸食されてできたものだそうです。
私の難所七曜岳頂上で昼食、
クラッカー、チーズ、イチゴジャムで元気をつけました。
クラッカー、チーズ、イチゴジャムで元気をつけました。
霧の中に行者が座っているのかと思ったら木株でした。聖宝の宿跡に6時ちょっと前に着く。ここで理源大師像に線香をあげている方に遭遇。なんでも、全国の山中の祠を巡って、必要な補修などしながら線香をあげているという話。線香一本が消えるまで待つと時間がかかるので、線香を半分に折って使うという話。なるほど。腰には”なた”と”のこぎり”で行者杖を持ちといういでたちなのでてっきり山の管理をしているのかと思いました。夜は平気なので、天川まで歩いて戻るということでした。 ここまでで会った二人目の歩き人です。結局、弥山小屋着は午後7時45分頃。やはり小笹宿泊まりにすべきだったかも。
6/28 16:46
霧の中に行者が座っているのかと思ったら木株でした。
聖宝の宿跡に6時ちょっと前に着く。ここで理源大師像に線香をあげている方に遭遇。なんでも、全国の山中の祠を巡って、必要な補修などしながら線香をあげているという話。線香一本が消えるまで待つと時間がかかるので、線香を半分に折って使うという話。なるほど。腰には”なた”と”のこぎり”で行者杖を持ちといういでたちなのでてっきり山の管理をしているのかと思いました。夜は平気なので、天川まで歩いて戻るということでした。 ここまでで会った二人目の歩き人です。結局、弥山小屋着は午後7時45分頃。やはり小笹宿泊まりにすべきだったかも。
聖宝の宿跡に6時ちょっと前に着く。ここで理源大師像に線香をあげている方に遭遇。なんでも、全国の山中の祠を巡って、必要な補修などしながら線香をあげているという話。線香一本が消えるまで待つと時間がかかるので、線香を半分に折って使うという話。なるほど。腰には”なた”と”のこぎり”で行者杖を持ちといういでたちなのでてっきり山の管理をしているのかと思いました。夜は平気なので、天川まで歩いて戻るということでした。 ここまでで会った二人目の歩き人です。結局、弥山小屋着は午後7時45分頃。やはり小笹宿泊まりにすべきだったかも。
弥山小屋の窓から朝日が見えた。天気はまんざら悪くはなさそうです。
霧のかかる八経ヶ岳を目指します。
開きかけたオオヤマレンゲがちらほらと。8時頃八経ヶ岳山頂着。視界悪く眺望ゼロ。
開きかけたオオヤマレンゲがちらほらと。8時頃八経ヶ岳山頂着。視界悪く眺望ゼロ。
明星岳を降りる途中霧が消えた雲上の世界を歩きます。
カメラレンズの水が飛んだようできれいな写真が撮れるようになりました。
カメラレンズの水が飛んだようできれいな写真が撮れるようになりました。
この花がおちて花の絨毯になっているところが何箇所かあったのでどんな木なのか不思議でした。やっとこさ、まだ落ちていない花があったので写真を撮りました。”ズミ”という木でわりと有名な木らしいです。去年秋に見つけたリンゴのような色形をした直径2cmほどの木の実は”ズミ”の実でした。
6/29 9:27
この花がおちて花の絨毯になっているところが何箇所かあったのでどんな木なのか不思議でした。やっとこさ、まだ落ちていない花があったので写真を撮りました。
”ズミ”という木でわりと有名な木らしいです。去年秋に見つけたリンゴのような色形をした直径2cmほどの木の実は”ズミ”の実でした。
”ズミ”という木でわりと有名な木らしいです。去年秋に見つけたリンゴのような色形をした直径2cmほどの木の実は”ズミ”の実でした。
梅雨の合間の大峰グリーンも悪くない。写真を撮りながら歩くので時間がかかります。視線に合わせて勝手に写真を撮ってくれる道具はないものか。
6/29 9:50
梅雨の合間の大峰グリーンも悪くない。
写真を撮りながら歩くので時間がかかります。視線に合わせて勝手に写真を撮ってくれる道具はないものか。
写真を撮りながら歩くので時間がかかります。視線に合わせて勝手に写真を撮ってくれる道具はないものか。
意外とこんなところが危ない。浮石を踏み、滑って尻もちをつきそのまますべり、左ひざを石にぶちつけてしまいました。大事には至らず。用心。用心。
6/29 10:25
意外とこんなところが危ない。浮石を踏み、滑って尻もちをつきそのまますべり、左ひざを石にぶちつけてしまいました。大事には至らず。用心。用心。
来るたびに必ず頭を打つ不思議な倒木です。注意力のおよぶ限界の境界に横たわっています。しかし、檜笠がショックアブソーバーになり不思議と怪我はしていません。
6/29 10:34
来るたびに必ず頭を打つ不思議な倒木です。注意力のおよぶ限界の境界に横たわっています。しかし、檜笠がショックアブソーバーになり不思議と怪我はしていません。
渇水期には出てなかったり、ぽたぽたの鳥の水。道が小さな川になってます。
虎縄の補助ザイルがありますが、頼らずに登ります。強烈な紫外線を浴びれば劣化も早いだろうし、どこまで
信用していいものかわかりません。
6/29 16:35
虎縄の補助ザイルがありますが、頼らずに登ります。
強烈な紫外線を浴びれば劣化も早いだろうし、どこまで
信用していいものかわかりません。
強烈な紫外線を浴びれば劣化も早いだろうし、どこまで
信用していいものかわかりません。
やっと釈迦ヶ岳に着きました。どういうわけかお釈迦さんに出会うのはいつも日没寸前です。あと一時間早く出発していればとまたもや反省。深仙小屋に午後7時頃到着。先客なし。ソーラーパネルがつけられ、夜の照明が出来るようになっていました。新宮山彦ぐるーぷのおかげです。
3
6/29 18:12
やっと釈迦ヶ岳に着きました。どういうわけかお釈迦さんに出会うのはいつも日没寸前です。あと一時間早く出発していればとまたもや反省。深仙小屋に午後7時頃到着。先客なし。ソーラーパネルがつけられ、夜の照明が出来るようになっていました。新宮山彦ぐるーぷのおかげです。
明け方に雨が本降りになりました。食糧の心配はなく、この雨では水場の心配も無用です。檜笠に受けた水を掌んに集めて飲めば水の補給は十分にできる感じです。仕事の都合で予備日は一日しかないし、さてどうしたものか考えました。
考えたのは、
1．ここで天候回復を待つ。食糧と水の心配はない。
2．前鬼へ下りる。その場合前鬼川の増水が心配。
二つ岩のところから降りる迂回路があるようですが、
初めてのコースなので要警戒。条件の良いときに
一度歩く必要あり。
3．尾根筋を辿り持経ヶ宿へ行く。
の三つでした。
結局、雨風の中をあることになるかもしれないけれど、3の尾根筋を辿ることにしました。
6/30 5:20
明け方に雨が本降りになりました。食糧の心配はなく、
この雨では水場の心配も無用です。檜笠に受けた水を掌んに集めて飲めば水の補給は十分にできる感じです。仕事の都合で予備日は一日しかないし、さてどうしたものか考えました。
考えたのは、
1．ここで天候回復を待つ。食糧と水の心配はない。
2．前鬼へ下りる。その場合前鬼川の増水が心配。
二つ岩のところから降りる迂回路があるようですが、
初めてのコースなので要警戒。条件の良いときに
一度歩く必要あり。
3．尾根筋を辿り持経ヶ宿へ行く。
の三つでした。
結局、雨風の中をあることになるかもしれないけれど、3の尾根筋を辿ることにしました。
この雨では水場の心配も無用です。檜笠に受けた水を掌んに集めて飲めば水の補給は十分にできる感じです。仕事の都合で予備日は一日しかないし、さてどうしたものか考えました。
考えたのは、
1．ここで天候回復を待つ。食糧と水の心配はない。
2．前鬼へ下りる。その場合前鬼川の増水が心配。
二つ岩のところから降りる迂回路があるようですが、
初めてのコースなので要警戒。条件の良いときに
一度歩く必要あり。
3．尾根筋を辿り持経ヶ宿へ行く。
の三つでした。
結局、雨風の中をあることになるかもしれないけれど、3の尾根筋を辿ることにしました。
囲炉裏にごみがあったので、集めて大阪まで持って帰りました。ごみを捨て人はなんのために、やってきたのか。
大日岳の迂回路で、岩の間をする抜けた後ストックの一本がないことに気がつきました。周囲の斜面上下を見まわしてもそれらしきものが見つかりません。覚悟を決めて深仙小屋まで戻り探しましたが見つかりません。もとの岩のところに戻り、落ち着いて探したら見つかりました。ストックが緑色で、草の緑にまぎれて最初は見つけられなかったようです。クマよけの鈴も一緒なので、深仙小屋に戻るときには、予備の鈴を使いました。
1
6/30 7:54
大日岳の迂回路で、岩の間をする抜けた後ストックの一本がないことに気がつきました。周囲の斜面上下を見まわしてもそれらしきものが見つかりません。覚悟を決めて深仙小屋まで戻り探しましたが見つかりません。もとの岩のところに戻り、落ち着いて探したら見つかりました。ストックが緑色で、草の緑にまぎれて最初は見つけられなかったようです。クマよけの鈴も一緒なので、深仙小屋に戻るときには、予備の鈴を使いました。
予定より一時間遅れで太古の辻に着きました。
霧の中に、”これより大峯南奥駈道”の看板が見えました。
霧の中に、”これより大峯南奥駈道”の看板が見えました。
般若岳への登り斜面で見つけた花。群生しているところもありましたが、雨風のためゆっくり写真を撮っている余裕がありません。
般若岳とある標識。山と高原地図では滝川辻をこえたところに般若岳があるように見えます。
滝川辻へ200mほどの風裏になる斜面で昼食休憩。止まっていると寒さで震えがでてきました。あわててチーズやイチゴジャムを胃に入れて燃やしました。雨の中の強風は相当体温を奪うので、食べながら歩くのも雨風対策低体温対策の一つだと思います。
6/30 12:13
滝川辻へ200mほどの風裏になる斜面で昼食休憩。
止まっていると寒さで震えがでてきました。あわててチーズやイチゴジャムを胃に入れて燃やしました。雨の中の強風は相当体温を奪うので、食べながら歩くのも雨風対策低体温対策の一つだと思います。
止まっていると寒さで震えがでてきました。あわててチーズやイチゴジャムを胃に入れて燃やしました。雨の中の強風は相当体温を奪うので、食べながら歩くのも雨風対策低体温対策の一つだと思います。
乾光門（拝み返しの宿跡）との標識が。このあたりは”低多和”（ヒクタワ）と呼ばれているそうです。かっては、十津川と北山川を結ぶ生活道路だったのかも。森澤義信著”大峰奥駈道 七十五靡”によると、この標識は間違いで本当の”第二十三靡乾光門”はこの先の”証誠無漏岳”にあります。
6/30 13:24
乾光門（拝み返しの宿跡）との標識が。このあたりは”低多和”（ヒクタワ）と呼ばれているそうです。かっては、十津川と北山川を結ぶ生活道路だったのかも。
森澤義信著”大峰奥駈道 七十五靡”によると、この標識は間違いで本当の”第二十三靡乾光門”はこの先の”証誠無漏岳”にあります。
森澤義信著”大峰奥駈道 七十五靡”によると、この標識は間違いで本当の”第二十三靡乾光門”はこの先の”証誠無漏岳”にあります。
涅槃岳から証誠無漏岳へ向かう稜線から南を望む。
見えているのは行仙岳か笠捨山か。
見えているのは行仙岳か笠捨山か。
証誠無漏岳山頂。見晴らしはよくありません。
阿須迦利岳を越えて午後4時15分持経の宿に着きました。
阿須迦利岳を越えて午後4時15分持経の宿に着きました。
持経の宿内部。新宮山彦ぐるーぷの皆様に感謝しながら、利用させていただき、2500円を志納しました。利用者は私一人で、弥山からここまで誰にも会わず、誠に静かな山歩きでした。持ってきたテントは一度も使いませんでしたが、無人小屋のありがたみを痛感しました。
1
7/1 5:23
持経の宿内部。新宮山彦ぐるーぷの皆様に感謝しながら、利用させていただき、2500円を志納しました。利用者は私一人で、弥山からここまで誰にも会わず、誠に静かな山歩きでした。持ってきたテントは一度も使いませんでしたが、無人小屋のありがたみを痛感しました。
雨が窓をたたきます。この雨の中を強行して南に向かうのは、いささか時間切れの感ありです。また、おなじ大峰でも南と北では雨の降り方が違うことを知りました。池原に下山することにしました。
7/1 7:21
雨が窓をたたきます。この雨の中を強行して南に向かうのは、いささか時間切れの感ありです。また、おなじ大峰でも南と北では雨の降り方が違うことを知りました。池原に下山することにしました。
増水した川が見えます。これだけの雨なのに、川の水は澄んだままです。大峰の森の豊かさと寛容さを感じます。
バス待ちの間、きなりの里へいきビールを飲んで天ぷら定食を食べました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
手袋（軍手）
防寒着（セーター）
アウターレイヤー
傘
檜笠
靴
予備靴ひも
ザック
握り飯
クラッカー
ベーコン
ソーセージ
米７合
チョコレート
行動食（おやつ）
非常食
ガスカートリッジ
固形燃料
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
水筒（５００ｍｌ）
ペットボトル（２×５００ｍｌ）
水袋（１L) シュラフ
防水袋
ストック（２）
カメラ
ファーストエイドキット
テイッシュペーパー
地図
ごみ袋
鈴
コンパス
虫よけスプレー
|
|---|
感想
昨年秋、大峯奥駈道の完走に挑戦したものの、玉置山寸前で食糧切れのため断念しました。高齢者が長期縦走するには、荷物を軽くし体力消耗を少なくするということと十分な水と食料を持つという相矛盾した条件を満足しなければいけません。おまけに若い人に比べればコースタイムに十分な余裕を持つこともアクシデントを防ぐために必要なことです。
今回、もの好きにも、わざわざ梅雨時の奥駈けに挑戦した理由は、
�／緇譴凌看曚鬚靴覆�てもよかろう。渇水期であれば3Lの水を持たねばならぬところでも、1.5-2L程度で済むだろう。となれば、身体への負担は相当少なくなる。
��梅雨時であれば、家庭用農園の水まきをしなくて済む。
�Ｇ澑�時であっても何日も雨が続くわけでもない。雨対策をしっかりし、
可能な限り小屋泊（宿坊泊、弥山小屋泊も含めて）をすれば、体力と時間の消耗も少なくなるだろう。
�で澑�時の大峯の自然も悪くない。
というようなことからです。
ただし、いざという時のことを考えテントは持つ（ツェルトは居心地が悪い）ことにしました。
結局出発時の荷物は水2.5Lを含めて19.8kgになりました。食糧と水の減量が課題です。
今回は時間切れのため、途中撤退ということになりましたが、天気の良くない季節には、予備日として最低3日くらいは必要だと思いました。
ラジオを忘れたのは痛恨のミスでした。出発前の点検をしませんでした。 Garmin etrex 30x をGPSログ記録用に使っていますが、途中の電池切れに気付かず、記録できないトラックが出来たしまいました。手入力で修正しましたが、えらく手間取りました。手入力トラック部分で写真の自動配置が旨く行っていないところがあります。
今回お会いした登山者は弥山小屋で同宿した北海道から来られた70歳と71歳の御夫婦と聖宝の宿で出会った巡礼者の方だけでした。北海道からの御夫婦は、びっくりしたことに、雨で増水した双門コースを登ってこられたとのことでした。
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